標準新演習 冬期テキスト 中1英語 指導のポイント be 動詞 1 【主な学習内容】 ◎述語動詞が be 動詞の肯定文と否定文→主語の違いによる be 動詞の変化に注意する。 ◎述語動詞が be 動詞の疑問文→ Yes / No 疑問文と疑問詞疑問文の作り方について学ぶ。 学習内容 ◆指導ページ P.2 ~ 5 ◆ 補足・留意事項など 1 述語動詞が be 動詞の肯定文 ☆ be 動詞の意味 ① 「イコール」の意味として用いる ◦短縮形を使う ① I am = I’m …A be 動詞 B .(B…名詞句または形容詞句)→「 A は B です。」という意味を表す。 ② you are = you’re ・彼は親切な少年です。→ He is a kind boy.[be 動詞の直後の名詞句…補語] ③ he is = he’s ・彼はとても親切です。→ He is very kind.[be 動詞の直後の形容詞句…補語] ④ she is = she’s ② 「存在する」の意味として用いる ⑤ it is = it’s …A be 動詞 B (B…場所を表す副詞句) . →「 A は B にある (いる) 。 」という意味を表す。 ⑥ we are = we’re ・その猫は箱の中にいます。→ The cat is in the box.[be 動詞の直後の副詞句…修飾語句] ⑦ they are = they’re ☆ be 動詞の種類… be 動詞は主語の人称や数,および時制によって形が変化する。 ① 主語が 1 人称単数→現在時制 am ② 主語が 2 人称単数→現在時制 are ③ 主語が 3 人称単数→現在時制 is ④ 主語が 1 人称複数→現在時制 are ⑤ 主語が 2 人称複数→現在時制 are ⑥ 主語が 3 人称複数→現在時制 are 2 述語動詞が be 動詞の否定文 ☆ 述語動詞が be 動詞の否定文の作り方→ be 動詞の直後に「not」を入れる。 ◦否定文の 3 通りの表し方 ① 主語が 1 人称単数のとき→ I am not ~ .(私は~ではありません。) ① She is not a singer. ② 主語が複数・2 人称単数のとき→ You are not ~ .(あなたは~ではありません。) ② She isn’t a singer. ③ 主語が 3 人称単数のとき→ He is not ~ .(彼は~ではありません。) ③ She’s not a singer. 3 述語動詞が be 動詞の疑問文 ☆ 述語動詞が be 動詞の疑問文の作り方→ be 動詞を文頭(主語の直前)に倒置する。 ① 主語が複数・2 人称単数のとき→ Are you ~ ?(あなたは~ですか。) ② 主語が 3 人称単数のとき→ Is he ~ ?(彼は~ですか。) ◦否定文の短縮形 ① is not = isn’t ② are not = aren’t am not の短縮形はない。 まれに主語が 1 人称単数のとき→ Am I ~ ?(私は~ですか。) ☆ 述語動詞が be 動詞の疑問文の答え方 ① 主語が「you」のとき→主語は「I」にして,be 動詞も am にする。 ② 主語が「he」や「男性」のとき→主語は「he」にして,be 動詞も is にする。 ③ 主語が「she」や「女性」のとき→主語は「she」にして,be 動詞も is にする。 ◦ Yes / No 疑問文の読み方 → Yes / No 疑問文の最後は上げ 調子に読む。 ④ 主語が「this」や「that」のとき→主語は「it」にして,be 動詞も is にする。 ☆ or のある疑問文…「~ですか,それとも~ですか」→ Yes / No を使わずに答える。 ☆ 述語動詞が be 動詞の疑問詞疑問文の作り方→(疑問詞)+(be 動詞の疑問文)? ・彼はボブですか。→ Is he Bob?(be 動詞の疑問文) ・彼は誰ですか。→(×)Is he who?(疑問詞は文頭倒置しなければならないので×) ◦疑問詞疑問文の読み方 →疑問詞疑問文の最後は下げ調 子に読む。 →(○) Who is he?(be 動詞の疑問詞疑問文) ☆ 疑問詞「Who」の用法→人の名前・職分・間柄・家族関係をたずねるときに使う。 ☆ 疑問詞疑問文の答え方→ Yes / No を使わず,具体的な名前や間柄などを答える。 Who is 人名 ? …「~は誰ですか」と,その人がどういう立場の人なのかをたずねる。 ・ナンシーは誰ですか。→ Who is Nancy? ・私の母の友人です。→ She is my mother’s friend. ◦短縮形を使う → Who is = Who’s (1 語扱い) 標準新演習 冬期テキスト 中1英語 指導のポイント 一般動詞 2 ◆指導ページ P.6 ~ 9 ◆ 【主な学習内容】 ◎述語動詞が一般動詞の肯定文→英文の基本構造を整理し,「3 単現の S」のつけ方について確認する。 ◎述語動詞が一般動詞の否定文と疑問文→主語が 3 人称単数である場合の代動詞 does / Does に注意する。 学習内容 補足・留意事項など 1 述語動詞が一般動詞の肯定文 ☆ 英文の基本構造→A X B( . X は述語動詞,1 文 1 動詞が原則で省略不可能) A と B とがともに名詞のとき ① X が be 動詞のとき…A は B です。(A = B) [第 2 文型] ② X が一般動詞のとき…A は B を~する。(A → B) [第 3 文型] A が名詞で,B が副詞句のとき ③ X が be 動詞のとき…A は B にあります。[第 1 文型] ④ X が一般動詞のとき…A は B で~する。[第 1 文型] ②の例文 ・私はあの本を読みます。→ I read that book. ・あなたは英語を話します。→ You speak English. ☆ 3 人称単数とは…「私」( I )と「あなた」( you )以外の単数の人やもの ☆ 一般動詞の形→主語が 3 人称単数のとき,一般動詞の語尾に「3 単現の S」をつける。 「3 単現の S」のつけ方 ◦ have の 3 人称単数現在形 ① ふつう→語尾に s をつける。 → has use → uses like → likes make → makes ② 語尾が s, sh, ch, o のとき→語尾に es をつける。 go → goes teach → teaches watch → watches ③ 語尾が[子音字+ y]のとき→語尾の y を i にかえて es をつける。 study → studies carry → carries ・彼女は私の家を知っています。→ She knows my house. ・ジムは毎日ピアノをひきます。→ Jim plays the piano every day. 2 述語動詞が一般動詞の否定文 ☆ 述語動詞が一般動詞の否定文の作り方 ① 主語が「I / You / 複数」の場合→代動詞 do に,not をつけた形 (do not = don’t)を一般動詞の直前に入れる。 ・私はこの少女を知りません。→ I don’t know this girl. ・あなたはギターをひきません。→ You don’t play the guitar. ② 主語が「3 人称単数」の場合→代動詞 do に es をつけた does に,not をつけた形 (does not = doesn’t)を一般動詞の直前に入れる。 代動詞 do に es がついているので,一般動詞には「3 単現の S」をつけず,原形にする こと! ・彼はその子どもたちを知りません。→ He doesn’t know the children. ・彼女は英語の本を 1 冊も持っていません。→ She doesn’t have any English books. 3 述語動詞が一般動詞の疑問文 ☆ 述語動詞が一般動詞の Yes / No 疑問文の作り方→代動詞 Do を文頭 (主語の直前) に倒置する。 ・あなたは私の妹が好きですか。→ Do you like my sister? ・はい,好きです。/いいえ,好きではありません。→ Yes, I do. / No, I don’t. 主語が 3 人称単数の場合→代動詞 Do に es をつけた Does を文頭 (主語の直前) に倒置する。 ・トムはあなたの姉を愛していますか。→ Does Tom love your sister? ・はい,愛しています。/いいえ,愛していません。→ Yes, he does. / No, he doesn’t. 代動詞 Do に es がついているので,一般動詞には「3 単現の S」をつけず,原形にする こと! 標準新演習 冬期テキスト 中1英語 指導のポイント 名詞・代名詞・形容詞・副詞 3 ◆指導ページ P.10 ~ 13 ◆ 【主な学習内容】 ◎名詞の複数形・代名詞の用法→複数形の作り方,「some / any」の用法,代名詞の格変化,前置詞+目的格について復習する。 ◎形容詞の用法・副詞の用法→形容詞の限定用法と叙述用法,副詞の種類,頻度を表す副詞と文中での位置について復習する。 学習内容 補足・留意事項など 1 名詞の複数形 ☆ 名詞の複数形…数えられる名詞の表すもの(人)が,2 つ(2 人)以上あるときの表し方。 数えられない名詞 (物質名・人名・国名・教科名・スポーツ名など) は,複数形にしない。 ☆ 複数形の作り方 ① ふつう(②~⑦以外すべて)→単数形の語尾に s をつける。 cup → cups dog → dogs ② 語尾が s, ch, sh, x のとき→単数形の語尾に es をつける。 dish → dishes box → boxes ③ 語尾が o のとき→単数形の語尾に s をつける場合と es をつける場合がある。 ④ 語尾が[子音字+ y]のとき→単数形の語尾の y を i にかえて es をつける。 ⑤ 語尾が f, fe のとき→単数形の語尾の f, fe を v にかえて es をつける。 ⑥ 不規則に変化する語 foot → feet tooth → teeth child → children man → men ⑦ 単数形と複数形が同じ形の語 fish sheep deer Japanese ☆ 「some」の使い方→漠然とした数量があることを意味して,ふつう肯定文で使う。 ☆ 「any」の使い方→疑問文や否定文では,「some」のかわりに「any」を使う。 2 代名詞の用法 ☆ 代名詞の格変化[主格・所有格・目的格・所有代名詞] 単数 1 人称[私] 「I」(~は) 「my」(~の) 「me」(~を) 「mine」(~のもの) 2 人称 [あなた] 「you」 (~は) 「your」 (~の) 「you」 (~を) 「yours」 (~のもの) 3 人称[彼] 「he」(~は) 「his」(~の) 「him」(~を) 「his」(~のもの) [彼女] 「she」(~は) 「her」(~の) 「her」(~を) 「hers」(~のもの) [それ] 「it」(~は) 「its」(~の) 「it」(~を) 複数 1 人称[私たち] 「we」(~は) 「our」(~の) 「us」(~を) 「ours」(~のもの) 2 人称 [あなたたち] 「you」 (~は) 「your」 (~の) 「you」 (~を) 「yours」 (~のもの) 3 人称 [彼ら] 「they」 (~は) 「their」 (~の) 「them」 (~を) 「theirs」 (~のもの) [3 人称複数は文脈によって「彼女ら」「それら」の意味も表す] 「These」…「This」の複数形 「Those」…「That」の複数形 ☆ 所有代名詞とは…「~のもの」を表す代名詞。単独で用いる。1 語で [所有格+名詞] の役割。 ・あれは私の猫です。→ That is my cat.(「~の」…所有格) ・あの猫は私のものです。→ That cat is mine.(「~のもの」…所有代名詞) 前置詞のあとに置かれる名詞や代名詞を前置詞の目的語といい,代名詞の場合は目的格 になる。 3 形容詞の用法 ☆ 形容詞の限定用法→名詞の意味を限定するために名詞の直前に置いて名詞を修飾する使い方。 ☆ 形容詞の叙述用法→日 本文で形容詞を述語として使う形容詞述語文である場合,英文で be 動詞の直後に単独で用いる使い方。 この用法の形容詞は,「AはBです。」のBの部分にあたり,主語Aの性質・形状・様子 を説明する。 4 副詞の用法 ☆ 動詞を修飾する副詞 ◦頻度を表す副詞 ① 様態を表す副詞…「well」「hard」「fast」「early」「late」など ① always 「いつも」 ② 場所や時を表す副詞…「here」「there」「home」「now」「today」など ② usually 「たいてい」 ☆ 形容詞や他の副詞を修飾する副詞…「very」「so」「too」など ③ often 「しばしば」 ☆ 頻度を表す副詞…動作の頻度(どの程度の割合でその動作が行われるのか)を表す副詞 ④ sometimes 「ときどき」 ※ふつう一般動詞の前,be 動詞 の後という語順になる。 標準新演習 冬期テキスト 中1英語 指導のポイント 命令文 4 ◆指導ページ P.14 ~ 17 ◆ 【主な学習内容】 ◎命令文の肯定形と否定形→英語における文の種類の全体を復習し,命令・依頼・禁止といった意味をもつ文の表し方を学習する。 ◎ Let’s を用いた文→勧誘の意味をもつ Let’s を用いた文の肯定形と否定形の表し方と,勧誘された相手側の答え方まで学習する。 学習内容 補足・留意事項など 1 英語における文の種類 ☆ 文の種類[意味上の分類]…感嘆文をのぞく,すべての文に肯定形と否定形がある。 ① 平叙文…事実をそのまま述べるふつうの文。いわゆる肯定文と否定文のことである。 ② 疑問文…ものごとを尋ねる文。文末に疑問符( ? )がつく。否定疑問文も存在する。 ③ 命令文…命令や依頼を表現する文。主語は省略。否定形は禁止の意味で用いられる。 ④ 感嘆文…驚きなどの感情を表現する文。文末に感嘆符( ! )がつく。否定形はない。 2 命令文 [肯定形] ☆ 命令文の作り方→主語(動作主)である You を省略して,動詞の原形を文頭に置く。 ① 一般動詞の命令文 ・あなたは宿題をします。→ You do your homework.[一般動詞の平叙文肯定形] ・宿題をしなさい。→ Do your homework.[一般動詞の命令文肯定形] ② be 動詞の命令文 ・あなたはその女性に親切です。→ You are kind to the woman.[be 動詞の平叙文肯定形] ◦呼びかけの語の位置 →文頭か文末につける。どちら の場合もコンマで区切る。 ・ボブ,手を洗いなさい。 → Bob, wash your hands. = Wash your hands, Bob ・その女性に親切にしなさい。→ Be kind to the woman.[be 動詞の命令文肯定形] ☆ ていねいな命令文 意味…「 (どうぞ)~してください」というていねいな言い方で依頼の意味を表す。 用法…文頭か文末に「please(どうぞ)」を置く。文末の場合は直前にコンマを置く。 ・どうぞあの少年たちといっしょにサッカーをしてください。 → Please play soccer with those boys. = Play soccer with those boys, please. ☆ 命令文の答え方 ① 承諾する場合…「わかりました」(All right. / OK.) 「いいですよ」(Sure.) ② 拒否する場合…「すみません」(I’m sorry.) 3 命令文 [否定形] ☆ 否定の命令文 意味…「~するな」「~してはいけない」という禁止の意味を表す。 ◦ていねいな否定の命令文 →文頭か文末に「please」を置く。 用法…動詞の原形の直前に「Don’t」を置く。(主語 You の省略なので Doesn’t ではない) 文末の場合は直前にコンマを ・ジム,この部屋を使ってはいけません。→ Don’t use this room, Jim. 置く。 関連 動詞の原形の直前に「Don’t」を置く代わりに, 「Never」 (決して~するな) を置くことも可能。 ・ここに来ないでください。 → Please don’t come here. ・決してあきらめてはいけません。→ Never give up. 4 Let’s を用いた文 ☆ Let’s を用いた文[肯定形] 意味…「~しましょう」という勧誘や提案の意味を表す。 ◦ Let’s を用いた文の答え方 ① 承諾する場合 用法…動詞の原形の直前に「Let’s」を置く。 →「はい,そうしましょう」 ・いっしょに野球をしましょう。→ Let’s play baseball together. (Yes, let’s.) ☆ Let’s を用いた文[否定形] 意味…「~しないようにしましょう」という意味になる。 →(All right. / OK. / Sure.) ② 拒否する場合 用法…動詞の原形の直前に「Let’s not」を置く。 →「いいえ,よしましょう」 ・放課後そこに行かないようにしましょう。→ Let’s not go there after school. (No, let’s not.) 標準新演習 冬期テキスト 中1英語 指導のポイント 助動詞 can ◆指導ページ P.18 ~ 21 ◆ 【主な学習内容】 ◎助動詞の一般的用法と can の意味→今後の学習の流れを見通し,助動詞全体の一般的性質という位置づけで導入説明する。 ◎ can を用いた文の否定文と疑問文→一般動詞の文の否定文と疑問文とを対比しつつ,代動詞 do との共通性を理解する。 学習内容 補足・留意事項など 1 英語における助動詞の用法と can の意味 ☆ 助動詞とは…動詞の直前に置いていろいろな意味を付加する働きをする語。 一般的用法…助動詞は主語の人称や単数複数による変形がなく,直後の動詞はつねに原形。 ☆ 助動詞 can の意味…「~することができる」という可能の意味を表す。 ・彼女は上手にあの歌を歌います。→ She sings that song well. ・彼女は上手にあの歌を歌うことができます。→ She can sing that song well. ◦ can のその他の意味 許可「~してもよい」 依頼(Can you ~?) 関連 [主語+ can +一般動詞の原形+副詞] = [主語+ be 動詞+ a / an +形容詞+名詞 (~する人) ] 「~してくれませんか」 ・He can swim well. = He is a good swimmer. ・You can run fast. = You are a fast runner. 2 助動詞 can を用いた文の否定文 ☆ 否定文の作り方→動詞の直前に can’t(1 語扱い)または cannot(1 語扱い)を置く。 ・私たちはあまり上手に英語を話すことができません。 ◦ can not と 2 語で表記することも あるが,ふつう使われない。 → We can’t speak English very well. = We cannot speak English very well. 関連 can’t (cannot)+動詞の原形→「~してはいけない」という禁止の意味を表すこともある。 3 助動詞 can を用いた文の Yes / No 疑問文 ☆ 疑問文の作り方と答え方 作り方→助動詞 can を文頭(主語の直前)に倒置する。 ・彼は彼女のためにピアノをひくことができますか。→ Can he play the piano for her? 答え方→ Yes なら can を,No なら can’t(cannot)を使って答える。 ・あなたたちはこれらの本を読むことができますか。→ Can you read these books? ・はい,できます。/いいえ,できません。→ Yes, we can. / No, we can’t. 注意 Can I ~ ? →「~してもいいですか」(許可) Can you ~ ? →「~してくれませんか」(依頼) ◦目上の人に許可を求める場合, 助動詞 may を用いる。 4 助動詞「can」を用いた文の疑問詞疑問文 ☆ 一般動詞を用いた文の疑問詞疑問文との対比 ・彼女は今日何を料理しますか。→ What does she cook today? ・彼女は今日何を料理できますか。→ What can she cook today? ・卵を料理できます。→ She can cook eggs. ☆ 一般動詞を用いた文で疑問詞が主語になる疑問詞疑問文との対比 ・誰があの教室をそうじするのですか。→ Who cleans that classroom? ・誰があの教室をそうじすることができますか。→ Who can clean that classroom? ・あの生徒たちができます。→ Those students can. 注意 店員が「What can I do for you?」と言う場合,「何をさしあげましょうか。」という意味に なる。 ◦「いらっしゃいませ」 → Can I help you? 標準新演習 冬期テキスト 中1英語 指導のポイント いろいろな疑問文⑴ ◆指導ページ P.22 ~ 25 ◆ 【主な学習内容】 ◎ What time で始まる疑問詞疑問文→時刻をたずねる疑問文の作り方と答え方を述語動詞の違いに着目対比して習得する。 ◎曜日や日付をたずねる疑問詞疑問文→曜日や日付をたずねる疑問文の作り方と答え方に加え,曜日や月の名詞を習得する。 学習内容 補足・留意事項など 1 What time で始まる疑問詞疑問文[be 動詞の文] ☆ 時刻のたずね方と答え方 たずね方→「何時ですか」→ What time is it?(主語 it は形式的なもの) 答え方→① 「~時です」→ It is ~(o’clock). ◦ o’clock はちょうどの時刻を言う 5 時です。→ It is five o’clock. 場合に使う。省略も可。 ② 「~時…分です」→ It is +時+分 .(数詞を並べて表す) 5 時 45 分です。→ It is five forty-five. 注意 ① 時刻の前につける語…「ちょうど~時」→ just(ちょうど) 「~時ごろ」→ about(およそ) ② 時刻の後につける語…「午前」→ in the morning 「午後」→ in the afternoon 「夕方・夜」→ in the evening 2 What time で始まる疑問詞疑問文[一般動詞の文] ☆ 一般動詞の疑問詞疑問文の作り方→(疑問詞)+(一般動詞の Yes / No 疑問文)? 時刻を含む文の答え方→「~時に」= at +時刻 「~時ごろに」= at about +時刻(about の前の at は省略可) ・あなたは何時にピアノをひきますか。→ What time do you play the piano? ・私は 7 時 30 分にピアノをひきます。→ I play the piano at seven thirty. ・彼は何時に宿題をしますか。→ What time does he do his homework? ・彼は夜 8 時ごろに宿題をします。→ He does his homework about eight in the evening. 注意 時を表す語句 (前置詞句)だけで短く答えることもある。 At seven thirty. 3 it の特別用法 ☆ 日付・曜日・時刻・季節・天候・寒暖・明暗・距離などを説明する文の主語は it にする。 ◦特別用法 it の例文 今日は曇りです。 4 曜日をたずねる疑問詞疑問文[be 動詞の文] → It is cloudy today. 今は秋です。 → It is autumn now. ☆ 曜日のたずね方と答え方 たずね方→「今日は何曜日ですか」→ What day is it today?(it が主語) What day is today?(today が主語) What day of the week is it today? 答え方→「月曜日です」→ It is Monday. 「今日は月曜日です」→ It is Monday today. Today is Monday. 5 日付をたずねる疑問詞疑問文[be 動詞の文] ☆ 日付のたずね方と答え方 ◦日付の読み方 たずね方→「今日は何月何日ですか」→ What is the date today? What day of the month is it today? 答え方→「10 月 3 日です」→ It is October 3. 「今日は 10 月 3 日です」→ It is October 3 today. Today is October 3. 関連 「○曜日の前 (あと) に何曜日がきますか」 「○月の前 (あと) に何月がきますか」のたずね方 → What day comes before(after)○曜日 ? What month comes before(after)○月 ? →答え方は代動詞 does を使い,「曜日(月)+ does.」の形となる。 日付の数字は序数で読む。 July 7 = July the seventh (the は省略できる) 標準新演習 冬期テキスト 中1英語 指導のポイント いろいろな疑問文⑵ ◆指導ページ P.26 ~ 29 ◆ 【主な学習内容】 ◎ Which,When で始まる疑問詞疑問文→述語動詞の違いによる文の作り方と答え方の違いを学ぶ。 ◎ Where,How で始まる疑問詞疑問文→さまざまな意味を展開する疑問文とその答え方を確認する。 学習内容 補足・留意事項など 1 Which で始まる疑問詞疑問文 ☆ Which で始まる be 動詞の疑問文 ① 「どちらが~ですか」→ Which is ~ ?(Which は単独の主語) ・どちらが彼女のかばんですか。→ Which is her bag? ・これが彼女のものです。→ This is hers. ② 「どちらの…が~ですか」→ Which +名詞+ be 動詞 ~ ( ? Which は形容詞) ・どちらの切手があなたたちのものですか。→ Which stamps are yours? ・あれらが私たちのものです。→ Those are ours. ☆ Which で始まる一般動詞の疑問文 ① Which を単独で用いる場合 ・彼はどちらを使いますか。→ Which does he use? ・彼はこちらを使います。→ He uses this. ② Which に名詞がつづく場合 ◦「時」を表す前置詞句 at +時刻 on +曜日・日付 ・あなたはどちらの地図を買いますか。→ Which map do you buy? in +月・季節・午前・午後・夕方 ・私はあちらのを買います。→ I buy that one. before ~「~の前に」 ☆ 「Which ~ , A or B ?」の文 ① 述語動詞が be 動詞の場合 after ~「~のあとに」 at night 「夜に」 ・この車とあの車の,どちらが彼の車ですか。→ Which is his car, this one or that one? ・あの車が彼のものです。→ That one is his. ② 述語動詞が一般動詞の場合 ◦「場所」を表す前置詞句 at + (比較的せまい場所) 「 ~で」 ・彼女はこれとあれの,どちらの猫が好きですか。→ Which cat does she like, this or that? in + (比較的ひろい場所) 「 ~で」 ・彼女はあれが好きです。→ She likes that. in ~「~の中で」 on ~「~の上で」 2 When で始まる疑問詞疑問文 ① 述語動詞が be 動詞の場合 ・彼女の誕生日はいつですか。→ When is her birthday? ・1 月 23 日です。→ It is January 23. ② 述語動詞が一般動詞の場合 ・トムはいつあれらの本を読みますか。→ When does Tom read those books? ・彼は放課後それらを読みます。→ He reads them after school. by ~「~のそばで」 near ~「~の近くで」 under ~「~の下で」 to ~「~の方へ」 ◦交通手段の表し方 → by +乗り物 バスで「by bus」 電車で「by train」 3 Where で始まる疑問詞疑問文 ① 述語動詞が be 動詞の場合…この場合の be 動詞は「存在する (いる・ある) 」という意味。 ◦ how many …数 ・あなたの母は今どこにいますか。→ Where is your mother now? how much …量・値段 ・彼女は駅の近くにいます。→ She is near the station. how old …年齢・古さ ② 述語動詞が一般動詞の場合 how tall …身長・高さ ・彼らはしばしば夜にどこで遊ぶのですか。→ Where do they often play at night? how high …高さ ・彼らはしばしば海のそばで遊びます。→ They often play by the sea. how far …距離 how long …長さ・時間 4 How で始まる疑問詞疑問文 ① 手段 (方法)をたずねる How →「どのようにして~しますか」(一般動詞の文) ② 状態をたずねる How →「どんな状態(具合)ですか」(be 動詞の文) ③ 感想 (印象)をたずねる How →「~はいかがですか(気に入りましたか)」 ④ 提案をする How →「~はどうですか」 how often / how many times …頻度・回数 how soon …あとどれくらいで 標準新演習 冬期テキスト 中1英語 指導のポイント 現在進行形 ◆指導ページ P.30 ~ 33 ◆ 【主な学習内容】 ◎動詞の ing 形の作り方と進行形の意味と用法→現在形と現在進行形の相違点や進行形にできない一般動詞についても確認する。 ◎現在進行形の肯定文・否定文・疑問文の表し方→述語動詞に be 動詞を用いる文との共通点から進行形の文の特徴について学ぶ。 学習内容 補足・留意事項など 1 動詞の ing 形の作り方と進行形の意味と用法 ☆ 動詞の ing 形の作り方 ① ふつう→そのまま ing をつける。 ◦進行形にできない動詞 →状態や感情などを表す動詞 read → reading study → studying 好きだ「like」 ② 語尾が e のとき→ e をとって ing をつける。 愛する「love」 use → using make → making ③ 語尾が[短母音+子音字]のとき→子音字を重ねて ing をつける。 run → running swim → swimming ☆ 進行形の意味と用法 意味…「~しています」「~しているところです」 用法… [be 動詞]+[動詞の ing 形] 現在形→現在の習慣や事実を表すときに用いる。 現在進行形→今まさにその動作をしているという状態を表すときに用いる。 動詞の ing 形は,現在分詞と呼ばれ,動詞的な性質を無くし,形容詞的な性質を有する。 進行形の文は,述語動詞に be 動詞を使うので,文法上,be 動詞の文と同様の用法になる。 ・私の父は今家で彼の車を洗っています。→ My father is washing his car at home now. ・私たちは今公園でサッカーをしています。→ We are playing soccer in the park now. 2 現在進行形の否定文 ☆ 現在進行形の否定文の表し方→ be 動詞の直後に not を置く。 ・彼らは今宿題をしていません。→ They aren’t doing their homework now. ・私は今その絵を見ていません。→ I’m not looking at the picture now. 3 現在進行形の疑問文 ☆ 現在進行形の Yes / No 疑問文の表し方→ be 動詞を文頭(主語の直前)に倒置する。 ・あの少女たちは今その音楽を聞いているのですか。 → Are those girls listening to the music now? Yes, they are. / No, they aren’t. ・あなたは今彼のために料理をしているところですか。 → Are you cooking for him now? Yes, I am. / No, I’m not. ☆ 現在進行形の疑問詞疑問文の表し方→[疑問詞]+[be 動詞の Yes / No 疑問文]? ① What で始まる疑問文 ・彼は今何を食べているのですか。 → What is he eating now? He is eating an apple now. ・あなたは今何をしているのですか。 → What are you doing now? I am watching TV now. ② Who で始まる疑問文 ・誰が今あの歌を歌っているのですか。 → Who is singing that song now? Ann and Lucy are. ③ Where で始まる疑問文 ・あの少年たちは今どこに行くところですか。 → Where are those boys going now? They are going to the library now. 知っている「know」 ほしい「want」 見る「see」 持っている「have」
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