東武鉄道日光線・JR東日本 両毛線沿線 大中寺 七不思議伝説の地 栃木県大平町 ~太平山南山麓の7つのグリーンツーリズムとオーナー制度~ 太平山南山麓の7つの富を賜る技をお教えいたします! 太平山南山麓には、古くから語り継がれる大中寺七不思議伝説と、豊かな自然の恵みを受けた美 味しい農産物があります。風光明媚な里山で自然や地域の人々と触れあいながら、巨峰の袋かけ体 験やジャガイモ・大根の栽培、お花畑での花摘みなどいろいろな催しを通して、楽しい田舎の休日 をご家族・ご夫婦・お友達と過ごしてみませんか。 ~この体験では、以下のようなグリーンツーリズムとオーナー制度が楽しめます~ ふしぎその1「太平山南山麓の“ジャガイモ”のふしぎ」 ○ジャガイモ(きたあかり)1口あたり1畝(約 25 株)のオーナー(植付け・収穫イベント) *収穫イベントでは「採りたてジャガバタ」をご賞味いただきます。 ふしぎその2「太平山南山麓の“大根”のふしぎ」 ○丸大根、長大根1口あたり1畝(約 25 株)のオーナー(植付け・収穫イベント) *収穫イベントでは「バーベキュー」をご賞味いただきます。 ふしぎその3「太平山南山麓の“ブルーベリー”のふしぎ」 ○ブルーベリー園での収穫体験(ブルーベリーの木1本のオーナー) ふしぎその4「太平山南山麓の“巨峰”のふしぎ」 ○ぶどう農園で巨峰の袋かけ・収穫体験(巨峰1㎏のオーナー) 、ぶどうまつりへご招待 ふしぎその5「太平山南山麓の“黒大豆”のふしぎ」 ○黒大豆1口あたり約 25 株のオーナー(枝豆の収穫と黒大豆の収穫) ふしぎその6「太平山南山麓の“サツマイモ”のふしぎ」 ○ベニアズマ1口あたり約 25 株のオーナー(さつまいも試食と収穫) *収穫イベントでは「焼きイモ」をご賞味いただきます。 ふしぎその7「太平山南山麓の“玉ネギ”のふしぎ」 ○玉ネギ収穫体験(約 50 個のオーナー) *上記の他にせりとユズの収穫体験、花摘み体験、食べよう春万本桜へご招待があります。 以上のメニューは1口(大人 2 名)年間 1 万 5000 円です。なお単品のオーナー制度も可能です。 各イベント等への参加者を追加希望の際には別途料金が必要になる場合があります。 詳しくはお問合せください。 【お申込み・お問合せ先】 「NPO 法人 太平山南山麓友の会」 おおひらの七ふしぎ体験担当 柴田(かかしの里内) 火曜日除く 9:00~17:00 TEL・FAX 0282-43-8288 太平山 大中寺と七不思議伝説 ◇お車で・・・ 東北自動車道「佐野・藤岡 IC」 「栃木 IC」より約 15 分 ◇電車で・・・ 東武日光線「新大平下駅」より 徒歩約 30 分 JR両毛線「大平下駅」より 徒歩約 15 分 ●太平山 大中寺 大中寺は久寿年間(1154年)に開創された。当初は真言宗のお 寺だったが、荒廃により延徳元年(1489年)快庵妙慶禅師が曹 洞宗のお寺として再興し、今日に至っている。上杉謙信がこのお寺 に縁故があったため、当時、焼失していた七堂伽藍を上杉氏が寄進 した。上杉氏と北条氏がこのお寺で和睦したと云う話も伝わってい る。江戸時代に、徳川家康の信任が厚かった九世柏堂和尚は、寺領 百石の御朱印を賜り、山林の寄進をも受けて、曹洞宗寺院の管理す る関三刹の筆頭の寺院として、江戸末期までその名を馳せた。さら に、十一世宗演和尚の頃、幕府から、曹洞宗天下大僧録に任ぜられ、 大平山大中禅官寺と号して宮中にも参内して禅師号を賜わった。こ の寺の縁起として、今昔物語、雨月物語などの「青頭巾」の話とし て名高く、境内にある「七不思議の伝説」も広く知られているとこ ろである。 ●七不思議伝説 【その1 根無しの藤】 大中寺の開祖快庵妙慶禅師が鬼坊主の霊を弔うため墓標としてさし た禅師の杖がどんどん成長したといわれ、その姿は異様に絡みあっ て凄みがある藤の古木。 【その2 油 坂】 ある学僧が燈火欲しさに、本堂の灯明の油を盗んで追われ、石段か らころげ落ちたのが元で死に、そののちこの石段を上がり降りする と災いに合うと云われている。 【その3 枕返しの間】 ある旅人がこの寺に一夜の宿を乞い、この部屋で本尊の方に足を向 けて寝たところ翌朝、目がさめると頭が本尊の方へ向いて居たとい う。びっくりした旅の男はあらためてその非を謝ったという。 【その4 不断のかまど】 ある修行僧が寺のものから隠れて、かまどの中に入って居眠りをし てしまった。それとも知らず寺男が火を焚きつけたためその修行僧 は焼け死んでしまった。それ以来かまどには火を絶やさない慣わし となった。 【その5 馬首の井戸】 土地の豪族が戦いに敗れこの寺に逃げ込んできた。かくまってくれ るよう頼んだが、後難をおそれて断ったところ 彼は大いに恨み、 馬の首を切って井戸の中へ投げ込んだ。その後、この井戸からは馬 のいななきが聞こえたという。 【その6 不開の雲隠~あかづのせっちん】 馬の首を切って井戸に投げ入れた豪族晃石太郎の妻もやはり敵に追 われこの寺の雪隠に逃げ込んだ、女は「敵につかまるなら」と、雲 隠の中で命を絶った。以来、ここの戸は開けられたことがないと伝 えられ、以後村人達は晃石太郎夫婦の祟りを恐れたという。 【その7 東山一口拍子木】 大中寺の東のほうにある山中から拍子木の音が一声だけ聞こえる と、必ず寺に異変があると伝えられている。その音は大中寺の住職 にしか聞こえないという。
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