平家の落人伝説も残る秘境で極上ディナー食と文化の融合で地域資源をブラッシュアップ四国のほぼ中央に位置する徳島県三好で、月 ∼ 日と ∼ 日の回にわ市 20 20 21 2 シェフが腕を振るった創作料理では祖谷地域の豊富な地元食材も活用されました四季折々、美しい佇まいをみせるかずら橋﹁䞃庵︵ちいおり︶﹂での歓迎カクテルパーティーに続いて、約250年前に建てられた武家屋敷・旧喜多家で平家物語をテーマにした琵琶演奏を聴きながら米田シェフの創作料理を堪能しました。６次産業化で地域経済を活性化形成する自然景観は、野趣あふれるツアー観光部観光課と大歩危祖谷いってみる会、楽しむという着地型ツアーは、三好市産業三好市観光協会 NPO法人䞃庵トラスト、の者で取り組んできた観光庁の﹁官民協プロジェクトによって誕生したものです。働した魅力ある観光地の再建・強化事業﹂ 4 梨︶﹂と呼ばれるシラクチカズラの長くて丈谷のかずら橋﹂です。地元では﹁サルナシ︵猿業や観光圏整備事業の活用による外国人コンテンツ開発、ビジットジャパン地方連携事民との連携によるガイドツアーなどの滞在上約メートルに架けられており、深く切 45 シェフである米田肇さんが新たなメニューをツ星レストラン﹁HAJIME﹂のオーナー回のツアーでも、大阪・肥後橋のミシュラン三谷そば、アメゴなどの地元食材も豊富で、今猿が我を忘れて食べることから名前がつけられたというサルナシの実や源平いも、祖る地域経済の活性化を推進したい﹂と意欲への販売流通の強化など、次産業化によ﹁地元産品の地域内消費の拡大や地域外ブランド確立の道筋も見えてきた﹂と説明。地形成や他の観光地との差別化も含めた売促進につなげると同時に、魅力的な観光とともに楽しむことができます。開発。ツアーでホストを務めた東洋文化研てブラッシュアップし、具体的な商品化や販三好市観光課の城野義明課長補佐は、り込んだ渓谷と川の流れを四季折々の風景﹁今回の事業を通じて、地域の資源を改め旅行者誘致なども展開してきました。夫な蔓で造られた長さメートルの橋は、地造られたと伝えられる日本三奇橋の一つ﹁祖祖谷地域では以前から、民泊による農山位置づけられているのが平家の落人によって村の暮らしを体験する教育旅行や地域住のどかな里山風景も広がる祖谷には平家の落人伝説も残されており、そのシンボルに地元食材活用して創作料理の演出に大きな役割を果たしています。山の剣山や日本三大暴れ川の一つ吉野川が平家の落人伝説が残る秘境の武家屋敷外レストラン﹂が実施されました。日本百名で地元の食材を使った最上級のディナーをたり着地型ツアー﹁秘境・祖谷︵いや︶極上野 19 を示しています。 129 -$7$ &RPPXQLFDWLRQ 10 14 究家であるアレックス・カーさんの所有する 6 アレックス・カーさん所有の䞃庵（ちいおり）極上ディナーの会場となった祖谷地域で最大の武家屋敷・旧喜多家素材研究（国内）祖谷（徳島県三好市）