【次世代育成支援レター】NO.45 平成27年1月 昨年末に衆議院選挙が行われ、与党勝利の結果、従来の政策がさらに推進される方向となりました。政府は重 点課題の一つとして「新たな少子化社会対策の大綱」を平成26年度中に策定し、子ども・子育て支援新制度を 平成27年度に施行する方針の下、取り組んでいます。 当協会会員を中心とする私立幼稚園経営者懇談会(以下「幼経懇」といいます。 )では、こうした状況を踏まえ て、新たな政策提言を行っています。今回はこの提言内容をご紹介いたします。 官房長官への政策提言 昨年10月23日、幼経懇では菅義偉(すが よしひで)内閣官房長官に次のとおりの政策提言を行いました。 短い時間でしたが、菅官房長官には要望をしっかり受け止めていただいたとのことです。具体的な内容は次の とおりです。 大綱検討会への政策提言 昨年12月12日、内閣府特命担当大臣(少子化対策)が主宰する「新たな少子化社会対策大綱策定のための 検討会(第3回) 」に幼経懇の渡邉会長が出席し、次のとおりの政策提言を行いました。 「ワーク・ライフ・バランスforチルドレン ~子どもの育ちを支える働き方の提案~」 1.育児をシェアできる社会の実現 ①夫婦のワークシェア ②親と保育園・幼稚園(学校)のワークシェア ③企業内のワークシェア 2.子どもの育ちを支える親の役割 ①子どもの発育段階の理解とその段階における親の役割 ・適切な親子の関係づくり ・その時々の親のつとめを学ぶ ②家庭の子育て力の充実に向けた親への支援 ・子育て相談 ・親への情報提供(学習・交流会等) ・親同士の交流促進 ・会社訪問 ・地域活動など 提言を受けて委員の間でさまざまな意見交換が行われたとのことです。
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