「自動車部品の国際競争力強化のための熱処理技術動向(2)

平成26年度
第27回
特定テーマ講習会
開催のご案内
「自動車部品の国際競争力強化のための熱処理技術動向(2)-競争力を支える要素技術-」
主催 (一社)日本熱処理技術協会西部支部
共催 (一社)日本鉄鋼協会・(公社)日本金属学会
関西支部
材料開発研究会
会員の皆様方におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
また当支部の運営につきましては、日頃から格別のご支援・ご協力を賜り厚くお礼申し上げます。
本特定テーマ講習会は、毎回その時々で対応が求められている熱処理技術のテーマを特集しており、御
好評を得ています。
日本の自動車産業は、世界のあらゆる地域で事業展開を行い、日本経済を牽引していますが、自動車
部品や自動車機器についても完全にグローバル化した市場の中で海外メーカーとの競争に直面しており、
コスト競争力と同時に独創価値による非価格競争力に優れた魅力ある製品、信頼できる製品が求められ
ています。昨年度当セミナーでは、このような状況の中で、自動車部品に関連する熱処理技術の分野に
おいて、新たな自動車部品の作りこみに挑戦している事例を「自動車部品の国際競争力強化のための熱
処理技術動向」のメインテーマの元に紹介しました。今年度も昨年に引き続き、国際競争力を支える要
素技術の観点から、改めて自動車部品における熱処理に関連した分野における取り組みを紹介します。
多数のご参加をお待ちしています。
記
1.日
時:平成27年2月6日(金)
9:30~16:45
2.場
所:大阪国際会議場(グランキューブ大阪) 10階
大阪市北区中之島5-3-51
1009号室
電話:06-4803-5555
http://www.gco.co.jp
3.講 習 内 容 :別紙プログラムをご参照ください。
4.定
員 :130名(定員になり次第締め切りとさせていただきます。)
※受付次第、参加証をお送りしますので当日ご持参ください。
(2週間前までに届かない場合は、事務局までご連絡ください。)
5.参
加
費 :10,000円(会員)15,000円(非会員)1,000円(学生会員)
※お申込みを受け付け次第、請求書をお送りいたしますので着後にお振り込み下さい。
りそな銀行
6.申し込み方法 :E-mail 又は
大阪西区支店
FAX
(普)0428941
日本熱処理技術協会
にてお申込みください。
(定員になり次第締め切りとさせていただきます。)
※間違い防止のため電話でのお申込みはご遠慮ください。
7.問い合わせ先 : 〒594-1157
大阪府和泉市あゆみ野2-7-1
(一社)日本熱処理技術協会 西部支部
(地独)大阪府立産業技術総合研究所内
山下厚子
E-mail:[email protected]
FAX: 0725-51-2527
TEL: 0725-51-2527(月~木
1
10:00~15:00)
「自動車部品の国際競争力強化のための熱処理技術動向(2)-競争力を支える要素技術-」
プログラム
1.9:30~ 9:40
開会挨拶
(一社)日本熱処理技術協会 西部支部長 小溝裕一
2.9:40~11:00
講
演 ①「自動車部品をめぐるグローバル技術動向」
日鉄住金総研㈱
調査研究事業部
鉄鋼技術部
部長
仲澤眞人
氏
環境対策のためのパワートレイン多様化や軽量素材の利用、あるいは新興国を中心とした低コスト車
の開発といった流れの中で、自動車部品業界はかつてない変革の時期を迎えつつある。モジュール化に
よる部品点数削減や電子化進展による機械部品の置換、さらには一体成形技術等を踏まえて、今後の国
際競争力強化のための自動車部品とサプライチェーンの変化に関する展望を述べる。
11:00~11:10
3.11:10~12:30
講
小休憩
演 ②「自動車の環境対応への材料・熱処理技術の貢献」
日産自動車㈱
パワートレイン技術開発試作部エキスパートリーダー
藤川真一郎
氏
自動車の環境課題は今後、大きな目標値に対し加速的に対応していく必要がある。このような状況下
で、鉄鋼材料、熱処理、および表面改質技術がその要求にこたえていくことも急務となる。部品の軽量
化、摺動部の低摩擦化、また工場でのCO2削減にこの技術分野がいままでに貢献してきたこと、また今後
の貢献のための新技術開発に有効なツールとなるであろう熱処理CAE技術の可能性について本講演で述
べる。
12:30~13:30
4.13:30~14:30
昼食
講
演 ③「真空浸炭部品(歯車)の実用化事例」
本田技研工業㈱ T/M製造部浜松工場 技師 熱処理部会HEAD 田中辰実
氏
当社は2004年に設備を導入して以来、様々な形状の歯車とシャフト類を真空浸炭炉で量産して来
た。真空浸炭はHondaにとっても初めての技術であり、様々な場面で迷い・戸惑いながら技術を習
得して来た。これ程多くの歯車を真空浸炭で製造している事業所は、国内では数少ない事例では無いか
と認識している。量産技術として確立の段階まで来た真空浸炭を、今後導入を考えている事業所におい
て、参考となるよう真空浸炭の良い点・悪い点を実例で紹介します。
5.14:30~15:30
講
演 ④「DLCを中心とした表面改質技術の動向」
日本アイ・ティ・エフ㈱
執行役員
技術開発センター長
森口秀樹
氏
自動車の燃費削減に伴い、優れた摺動特性と耐焼付き性を示すダイヤモンドライクカーボン(DLC)
の自動車部品への適用に高い関心が寄せられている。当社では油中で特に低い摩擦係数を示し、立方晶
窒化硼素(cBN)に匹敵する高硬度を示す水素フリーDLCをはじめ、厚膜形成が可能なCVD法によるDLCな
ど多彩なDLCの被覆技術を有しており、自動車業界の皆様の幅広いニーズに対応できる体制を整えている。
本講演ではDLCを中心に自動車部品に適用可能なセラミックコーティング技術について紹介させて頂く。
2
15:30~15:40
6.15:40~16:40
講
小休憩
演 ⑤「熱処理品のトレーサビリティ」
DOWAサーモテック㈱
品質保証部
副部長
高橋
淳
氏
近年の自動車生産は在庫を最小限としているため、熱処理部品が収められてから完成車として出荷さ
れるまで最短で8時間といわれている。またその出荷先は国内に留まらず、地球規模に広がっている。こ
のような状況の中で不具合が発見されれば、一刻も早く対象を特定することが必要であり、トレーサビ
リティの重要性は高くなっている。熱処理品については、前後の機械加工工程との紐付けと工程内での
処理履歴との紐付けが重要であり、当社ではQRコードを使った記録システムを導入している。本講演で
は当社のトレーサビリティの取組みについて紹介する。
7.16:40~16:45
閉会挨拶
(一社)日本熱処理技術協会西部支部 常任幹事
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小林一博
(一社)日本熱処理技術協会
西部支部
『自動車部品の国際競争力強化のための熱処理技術動向(2)-競争力を支える要素技術-』
日
時
:
平成27年2月6日(金)
9:30~16:45
会
場
:
大阪国際会議場(グランキューブ大阪)10階
1009号室
大阪市北区中之島5-3-51
電話:06-4803-5555
http://www.gco.co.jp
会場へのアクセス
●京阪電車中之島線「中之島(大阪国際会議場)駅」(2番出口すぐ)
●JR「大阪駅」駅前大阪市営バスターミナルから、大阪市営バス(53系統 船津橋行)
または(55系統 鶴町四行)で約15分「堂島大橋」バス停下車すぐ
●シャトルバスが、「リーガロイヤルホテル」(当会議場東隣)とJR「大阪駅」西側(高架下)の間で運行しており、ご利
用いただけます。
●中之島ループバスふらら「淀屋橋」バス停(淀屋橋西詰:住友ビル一号館前)から約13分「大阪国際会議場前」バス
停下車すぐ
詳しい乗り場、時刻表等は「北港観光バス株式会社」のホームページをご覧ください。
http://www.hokkohbus.co.jp/index.html
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平成26年度
第27回
特定テーマ講習会
「自動車部品の国際競争力強化のための熱処理技術動向(2)-競争力を支える要素技術-」
平成27年2月6日(金)
参
加
申
し
込
み
用
(一社)日本熱処理技術協会 西部支部 御中
申込み先 E-mail :[email protected]
FAX番号:0725-51-2527
紙
受付No.
勤務先(工場)名
所
在
地
連 絡 担 当 者
参
加
者
氏
〒
氏名:
所属:
電話:
E-mail:
名
所
属
部
課
会員
名
¥
非会員
名
¥
学生会員
名
¥
合計:¥
5