平成 27 年 1 月 28 日 報道関係者 伊丹市昆虫館 各位 企画展「昆虫食∼とる・つくる・たべる∼」 平成 27 年 2 月 4 日より開催 前略 いつも当館の運営にご協力くださり、誠にありがとうございます。 伊丹市昆虫館では、人間が昆虫を食べる習慣「昆虫食」についての展覧会を開催いたします。 関西では昆虫はほとんど食べられていませんが、実は、日本でも海外でも実に多くの昆虫が食べ られています。それらを、実物資料と写真などを用いて紹介します。 本展では、日本や海外各地で食べられている昆虫食の紹介と、食べられている地域での採り方や調理、 味わい方を中心に、FAO(国際連合食糧農業機関)の報告書などで近年注目されている、新たなタ ンパク源としての昆虫食などについても紹介します。 昆虫を食べるなんて「ゲテモノ」のイメージがあるかもしれませんが、これも人と自然のつきあいの ひとつの姿。昆虫も自然の恵みであり、かみしめる喜びがある、季節の食材です。豊かな自然に育ま れた、文化のひとつと言えるでしょう。 食べる人々の姿を写真などでごらん頂けば、昆虫を食べるなんて絶対できないと思っている人も、 「も しかして、おいしいかも」と思えるかも知れません。 期間中のイベントとして、平成 27 年 3 月8日(日)に元東京農工大学教授 三橋淳氏、立教大学教授 野中健一氏らによる講演会を開催します。また 2 月 21 日(土)、3 月 22 日(日)、4 月 4 日(土)に は幾つかの昆虫を味わっていただく昆虫食試食会をおこないます。 多くの方に楽しんでいただけますよう、ご協力の程よろしくお願いいたします。 <概 要> 会 期 平成 27 年 2 月 4 日(水)∼平成 27 年 4 月 6 日(月) 会 場 伊丹市昆虫館 第2展示室 入場料 入館料のみでご覧いただけます 主 催 伊丹市昆虫館 企画・制作 伊丹市昆虫館 主な展示物 ・ 調理済み食用昆虫の実物 :日本を含む 9 カ国、約 40 品目を展示。 日本で今も食べられている昆虫;イナゴ、ハチの子、カイコのさなぎ、ざざむし(甘露煮) 海外で今も食べられている昆虫 南アフリカ;モパニムシ(ガの幼虫) 東南アジア:タイワンタガメ、タイワンオオコオロギ、ケラ、竹虫(ガの幼虫)、セミ、甲虫類、バッ タ、ガムシ(水棲の甲虫類)、コオロギ、ガムシ(水棲の甲虫)、クモなど 韓国;カイコのさなぎ ヨーロッパ産のフリーズドライのコオロギ、ミルワーム ※ 現在出展交渉中の物もあるため、これ以上に展示する予定です。 イベント ・講演会「昆虫食」(タイトルは変わる場合があります) 開催日時 平成 27 年 3 月 8 日(日)13:30∼16:20 会 伊丹市昆虫館 場 参加方法 予約制 映像ホール 定員 80 名 電話にて受付、先着順 日本における昆虫食研究の大家、三橋淳氏(元東京農工大学)と民族昆虫学の視点から昆虫食の研究をし ておられる野中健一氏(立教大学教授)から、各地の昆虫食とハチの子をめぐる文化について楽しくお話 しいただきます。 ・昆虫食試食会 、3 月 22 日(日)、4 月 4 日(土) 各日とも 11:00∼1 時間程度 開催日時 2 月 21 日(土) 参加方法 予約不要、30 名先着順、参加費無料(入館料は別途必要) 会 伊丹市昆虫館 場 日本のイナゴ、ハチの子をはじめ、数種の調理済み昆虫を試食いただけます。 参考写真 長野県松本市の商店で売られていたイナゴの甘露煮 日本のハチの子ご飯 カンボジア、シェムリアップ市の屋台で売られていた ガムシの素揚げ ラオス、ヴィエンチャン市郊外の市場で売られていた 各種の昆虫 お問合せ(プレス・一般とも) 担当者:伊丹市昆虫館 Address) 〒664-0015 伊丹市昆陽池 3-1 URL)http://www.itakon.com/ E-mail) Phone) 坂本昇、角正美雪 072-785-3582 AX) F 072-785-2306 [email protected] 【伊丹市昆虫館について】 伊丹市のほぼ中央、野鳥のオアシスとして有名な昆陽池(こやいけ)公園にある生きた昆虫の博物館。 1 年中 14種 1000 匹のチョウが飛ぶ「チョウ温室」をはじめ、クワガタムシ、ナナフシ、ミツバチ などさまざまな生きた昆虫、世界の昆虫標本などを展示。年に 4 回程度の個性的な企画展も評判です。 開館時間 : 9:30∼16:30(ただし、入館受付は 16:00 まで) 休館日 : 毎週火曜日(祝日の場合は翌日) 入館料 : 大人 400 円、中高生 200 円、3 歳∼小学生 100 円
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