平成２６年度３学期始業式（全日制）新年おめでとうございます。皆さんはどんなお正月を迎えましたか？少しはゆっくりした時間を持てたでしょうか？私が子供の頃は元日はテレビの番組も子供にとって面白いようなものはなく、どこにも出かけず年賀状が唯一の楽しみだった記憶があります。「一年の計は元旦にあり」といって、元日に買い物に行って財布の口を緩めたり、外に出かけたりするものではないと言われました。元日の過ごし方で一年の行く末が決まるといわれたのですが、皆さんはどんな元日を過ごしましたか？三年生のみなさん、いよいよ年が明けました。皆さんの力が試される時が近づいています。夏以降、ずっと努力を続けてきたのだろうと思います。以前何かで読んでメモしておいた言葉の中から、皆さんに次の言葉を送ります。努力して結果が出ると自信になる努力せずに結果が出ると傲りになる努力せずに結果も出ないと後悔が残る努力して結果が出ないとしても経験が残る努力したことは必ず身についています。自信をもって、また自分を信じて受験に向かって下さい。一、二年生の皆さん。三学期は自分の成長を確認する学期にして下さい。１学期に行った模試は取ってありますか？もう一度解いてみて下さい。以前より力が付いていることが分かるはずです。以前より解けなくなっていたら、自分が力をつけてこなかった、手を抜いてきた証拠だと思ってください。努力をしない天才はいないと私は思っています。ただ、努力を努力と思わず、好きだから、楽しいからという感覚で努力できる人たちが天才なのだと思います。いくら才能があっても自らが磨かなければ光らないという事です。あるスポーツ監督が語っていたことですが、伸びる選手の特徴は、同じことを繰り返す練習を嫌がらないという事。それと素直である、あるいは人の言葉を受け入れるという事だそうです。どんなに力があっても我流でやっていたのではいつかは壁にぶつかります。基本をしっかりと作り、地力を養ってから、自分の道を見つけて下さい。そういう意味で高校時代にしっかり学び、努力する事はとても大事なことだと思います。３学期、皆さんがそれぞれの課題に向かい、しっかりと力をつけ、成果を発揮することを期待して式辞といたします。 -1-