当日紹介できなかったご意見・ご質問

住民懇談会
緒川新田地区
ご意見・ご質問
11 月 21 日(金)に開催された住民懇談会で、当日会場でご紹介できなかった
住民の皆さんからのご意見・ご質問にお答えします!
・青文字→住民の皆さんからのご意見・ご質問
・黒文字→町からの回答
【町テーマ】
「住民参加、協働について」
・町の説明はよく分かりました。
→ご理解いただけたとのご意見、大変ありがたく思います。この懇談会を通
して、少しでも町の考えが皆さんに伝われば幸いです。
・何年先に少子高齢化何%とあるが、町として対策はどのようにするのか答
弁してください。
→定住の促進をするために土地区画整理事業などの基盤整備を推進し、安心
して子どもを生み、育てることができるような保育事業や子ども医療など
の子育て施策の充実を図り、雇用の場を確保したいと考えています。
【地区テーマ】「避難所の整備・運用について」
・消火栓操作法訓練を検討してほしい(一般住民対象)
。
→ご提案があったことを自主防災会に報告させていただき、自主防災会主体
の防災訓練で実施の検討をしていただきます。なお、消火栓の取り扱い訓
練を行う場合、主に地元消防団の協力を得て、訓練指導を実施しています。
・避難所に指定されている小・中学校に防災倉庫は設置されているのか。
→町内全ての小中学校に防災倉庫を設置しています。なお、防災倉庫には、
アルファ米、毛布、応急医薬品、炊出しセット、仮設トイレなどの資機材
を配備しています。
・防災マニュアルはどこへ行けば見られますか。
→「東浦町地域防災計画」、「避難所運営マニュアル」は、町ホームページに
掲載しています。また、役場防災交通課でもご覧いただけます。
・震災に対する避難所について
→災害時に開設するコミュニティセンターなどの避難所については、引き続
き備蓄資機材等の充実を進めながら、適切に運営ができるよう、各自主防
災会などの関係団体と連携して訓練等を実施していきます。
・家屋等の倒壊による災害救急活動の阻害に対する施策は。
→まずは、各戸での建物の耐震化を図っていただくことが重要で、町では、
住宅の耐震診断や木造住宅耐震改修事業などの施策を実施しています。さ
らに、各戸で家具の固定や窓ガラスの飛散防止等の対策も必要ですので、
住民の皆さんへ周知を図っていきます。
・来るべく南海トラフの想定される被害に対して、避難所の能力があまりに
も低く、これでよいのだろうか、と思えた。
→避難所の収容能力や防災倉庫の備品の充実を引き続き図っていきます。ま
た、住民の皆さんにも、住宅の耐震化や食糧等の備蓄をしていただきたいと
思います。
・要援護者を支援する福祉避難所の設定について
→現在、勤労福祉会館を指定しています。また、民間の社会福祉施設と協定
を締結し、災害時要援護者の受け入れについて避難施設の確保に努めてい
ます。
・避難所を開くまでの時間はどのくらい。
→災害の規模により異なりますので、一概にはお答えできませんが、避難施
設の安全が確認でき次第、できるだけ早く必要に応じて避難所を開設しま
す。
・平日昼の人口は把握しているか。また、どの程度(被害想定)だと推測し
ていますか。
→平日昼の人口は、平成 22 年の国勢調査で把握しています。理論上最大想
定モデルの被害想定では、町全体で、死者数約 300 人、建物全壊棟数約
5,100 棟、避難者数は発災1週間後のピーク時で約 12,000 人と想定さ
れています。
・被害想定のうち緒川新田地区の状況は分かりますでしょうか(死者、建物
倒壊等)
。
→愛知県が公表した「愛知県東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調
査結果」では、東浦町全体の被害想定となっており、各地区ごとの状況は
明確になっていません。
・地区内の防災について、はっきり分かってなかったことも少し分かりまし
た。
→今後も防災に関する啓発や周知を推進していきます。また、住民の皆さん
も地区の防災について話し合うなど、できることから取り組んでいただき
たいと思います。
・
(区と)事前調整が必要。報告内容、問題提起がよく理解できない。
→報告内容及び問題提起がよく理解できないということで、より解りやすく
伝えられるよう努力していきます。また、区とよく事前調整し、進行方法
などについて改善をして、次回に活かしたいと思います。
・東ヶ丘団地自治会で防災訓練の中で避難訓練を行うが、団地内規で定めた
一次避難所を実際の災害時に最適な場所・避難方法を考え直したい。過去
2年の訓練の中で安否確認を組長さんが戸別訪問してまとめていたが、テ
スト的にカードにて行っていた結果、カード方式が良いとの意見が強く、
採用の方向で検討することになった。訓練だけでなく実際のときにも有効
なカード方式を考えているが参考になるものがあれば教えてください。
→直接住人を訪問する方法や、無事を知らせるカードを玄関に啓示する方法
等があります。カード方式は、安否確認時間の短縮などの効果があると考
えています。他にもいい活動事例がありましたら、各自主防災会に、ご提
案させていただきます。
・学校、自主防、行政などの連携。顔の見える関係づくりについて。
→災害時に避難所を円滑に運営するためには、避難者・自主防災会・学校な
どの協力や連携が必要不可欠ですので、防災訓練などを通じて「顔の見え
る関係」を日頃から築き上げることが重要だと考えています。今後も防災
に関する取り組みにご理解とご協力をお願いします。
・自主防災会、阪神淡路のときも、東日本大震災のときも救援物資の取扱い
等、もめごとが多く見受けられたとのこと(報道されていない)。自主防運
営員を臨時職員(無給)として、公務執行妨害罪を摘要できるような条例
検討できないか。
→避難所の運営は、避難者や自主防災会、施設管理者などが避難所の実情に
合わせたルール作りを行い、お互いに助け合って運営をするため、運営に
おけるもめごとなどに対する罰則等を取り入れた条例を制定する予定はあ
りません。
・スーパーやコンビニ等と協定を結ぶケースが多いが、クリニック、薬局等
はどうなっているのか。
→現在、災害時における食糧や日用品等の物資の提供で大型店舗などと協定
を締結しています。また、災害時における医療活動の充実や医薬品等の確
保ができるように、知多郡医師会や半田歯科医師会、知多薬剤師会及び一
部の薬局ともそれぞれ協定を締結しています。
・同報無線、地区のスピーカーでわあわあ言っているとき、自宅のスピーカ
ーは無言のまま…。どうして。地区のスピーカーは、風の強い日は聞き取
りづらいことがちょくちょくあります。
→毎月1日正午の「定時放送」は、屋外拡声器のみの放送となります。その
ため、自宅の戸別受信機から放送は聞こえませんので、ご承知ください。
戸別受信機または防災ラジオは、毎日午後5時に「チャイム音」を、毎月
1日及び 15 日は「定時放送」を流しています。聞こえない場合は、状況
に応じて点検や修理をしますので、防災交通課にご連絡ください。
【その他】
・このような場を今後も続けていく予定(計画)は。やはり有意義だと思う
のです。
→町の考えを知ってもらい、住民の皆さんと意見交換できる機会は必要だと
考えています。今後の実施方法については、今回の懇談会のアンケート等
を参考にしながら検討します。
・懇談会の予定時間が延びたのは、活発な話し合いによるものでなく、町長、
地区のテーマ説明の時間の方でした。あらかじめ予想されるものであるの
で、そちらの時間帯で提示されたい。
→時間を延長してしまい、申し訳ありませんでした。今回の反省を活かし、
タイムスケジュールの把握及び管理をしっかりと行いたいと思います。
・事業仕分け、各コミュニティセンターにおける住民票、印鑑証明等のサー
ビス費用対効果で疑問(うららが走っている現在うららの活用)。
→住民の利便性を考慮し、森岡、卯ノ里、生路、藤江コミュニティセンター
の4か所で住民票及び印鑑証明書等の発行を行っています。また、平成 25
年度のコミュニティセンターでの証明書等の発行件数は、5,765 件と町全
体の 9.6%になります。
・児童生徒数が少なくなってきています。このままでは学年1クラスになり
かねない。増やす対策は。
→卯ノ里小学校は、現在1学年2クラまたは3クラスです。今後の児童数は、
徐々に減少傾向で平成 30 年度からは、1クラスの学年も予測されます。
卯ノ里小学校区内において、時期や規模は未定ですが、区画整理を実施す
る準備を進めています。また、通学区域の見直しの検討も必要と考えます。
・高齢者が多くなっている、どんな政策か。
→今後、高齢者が要介護状態になっても、可能な限り住み慣れた地域で継続
して生活できるよう、介護や生活支援など介護保険事業を軸に多様な支援を
していきます。まずは、健康であるための介護予防が重要ですので、効果的
な運動や脳トレなどの教室を開催していきます。
・35 人学級から 40 人学級。町費、県費で持続させることは。
→35 人学級を実施することで、子どもたちは、これまでより、発言や発表の
機会が増え、主体的に授業に参加することができるようになるとともに、
教師も個に応じたきめ細かな指導が可能となりました。国の財務省と文部
科学省では、35 人学級に対する考えが異なっておりますが、町として、
35 人学級の継続、さらには多くの学年における 35 人学級の実施を国や県
へ要望していきます。
・アンケート、提言、電子メールの他携帯電話等の提案(半田市)は。
→半田市のスマートフォンの無料アプリを利用して地域の課題や問題を解決
する制度については研究中です。住民の皆さんに身近な情報発信の手段と
して現在、facebook の開設を計画しています。
・町の財政について、現在 100 億くらい?の負債があると聞いていますが、
どうか。神谷町政になってから多少でも、減っていますか。
→地方債残高は、平成 25 年度決算で、一般会計、特別会計を合わせ町全体
・健康寿命、愛知県男子日本一、東浦町県下一、言いかえれば日本一か。
で 194 億円余となっております。神谷町長が就任した平成 23 年度決算で
→東浦町の健康寿命の県内順位は不明です。また、県内市町村で比較可能な
は、204 億円余で、平成 24 年度決算では、199 億円余と推移しており、
健康寿命は公表されていませんが、東浦町の男性の平均寿命は 80.80 歳で、 毎年減少の傾向にあります。
県内6位、知多半島内で1位となっています(2013 年7月公表)
。
・ふれあい保険について、保険の適応範囲の拡充・見直し等はありますか。
行事等で一般参加者(町以外)に対しての保険適応は。
→ふれあい保険制度における保険適応範囲の拡充・見直しは、今のところ予
定していません。また、行事等における一般参加者(町外や見物人)は、
基本的には保険の対象外となります。ただし、負傷者の所属が明らかであ
り、名簿等によって第三者からの証明が可能な場合、適応対象となること
もあります。いずれにしましても、最終的な判断は、保険会社が行います
ので、保険の適応範囲について迷われた際は、協働推進課までお問合せく
ださい。
・環境から緑の多いのは良いが、道路、町近辺の木などは大きくなりすぎて
住民が困っている。高根の森などは木が大きく育つ方が良いが区分して管
理願いたい。
→道路については、交通安全の支障のある場所は草刈り等を行っています。
高根の森などの緑地は、住宅地に近接する樹木が大きくなった場合、区と
調整のうえ、適切な剪定等の管理をしています。
懇談会の様子
※当日の懇談会の様子については、町ホームページをご覧ください。
お問合せ 秘書広報課 広報統計係 83-3111(内線 223)