リステリアによる食中毒にご注意！

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TOHO NEWS
№.000
東邦微研ニュース
リステリアによる食中毒にご注意！
リステリア（リステリア・モノサイトゲネス）とは、動物の腸管内や環境中に広く分布してい
る細菌で、食品を介して感染する食中毒菌ですが、低温や高い塩分濃度の食品でも増殖すること
ができます。
欧米では、ナチュラルチーズ、生ハム、スモークサーモン、コールスローなどのサラダ等が原
因のリステリア集団食中毒が発生しています。
国内では、乳製品や食肉加工品などから、菌数は少ないですがリステリアが検出されています。
感染症状の重篤度は、個人差があり高齢者や免疫機能が低下している方では、敗血症や髄膜炎
など重篤化する場合があります。また、妊婦が感染した場合には、胎児や新生児へ感染する場合
もあります。
◆注意が必要な食品
冷蔵庫に長期間保存され未加熱でそのまま食べる食品は、食中毒の原因となる可能性があるこ
とから注意が必要です。
（例 : ナチュラルチーズ、生ハム、肉や魚のパテ、スモークサーモンなど）
◆リステリアによる食中毒を防ぐには
・食品は消費期限内に消費し、開封後は消費期限に関わらず速やかに消費しましょう。
・冷蔵庫を過信せず、保存する場合は冷凍庫やチルド室を活用しましょう。
・リステリアは、ほかの食中毒菌と同様に加熱することで感染を予防できますので、十分加熱し
てから食べましょう。
・生野菜や果物などは、食べる前によく洗いましょう。
◆食品衛生法による規格基準
・対象食品：非加熱食肉製品、ナチュラルチーズ
・規格基準：リステリア 100/g以下
詳しい情報は、下記の厚生労働省ホームページご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000055260.html
■許認可・登録
・登録衛生検査所（微生物）
〒556-0001
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担当：営業部
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・建築物飲料水水質検査業
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・厚生労働省登録水質検査機関
・温泉成分分析機関
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・食品衛生法登録検査機関

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