若者向け悪質商法被害防止キャンペーンを実施します

若者向け悪質商法被害防止キャンペーンを実施します
平成26年12月26日
茨城県消費生活センター
1 目的
進学・就職などにより親元を離れ一人暮らしを始めたり,20 歳を過ぎると未成年者を理由とする契
約の取り消しが出来なくなることなどから,多くの若者が消費者トラブルに遭っています。
県内の消費生活センターには毎年多くの相談が寄せられており,このうち,20 歳未満及び 20 歳代の
若者の相談は,苦情相談全体の約 11%を占めています。
(平成 25 年度実績:苦情相談件数 20,001 件。
うち,20 歳代の相談が 1,541 件,20 歳未満の相談が 552 件 PIO-NET 調べ)
駅前や繁華街の路上等で「無料体験」
「アンケートに答えて」と声をかけるキャッチセールス,
「会っ
て話がしたい」などと販売目的を告げずに呼び出すアポイントメントセールス,
「簡単に儲かるいい話が
ある」と友人や知人を販売組織に誘い込むマルチ商法など,様々な悪質商法等が若者を狙っています。
SNSをきっかけとしたトラブルも増えています。
このため,茨城県消費生活センターでは,関東甲信越地区の都県,政令指定都市の消費生活センター
及び国民生活センターと共に,成人式から卒業・就職の時期にあたる 1 月~3 月の期間,
〈その話,悪質
商法カモ・・・〉をキャッチコピーに,県内市町村と連携して若者を対象とした悪質商法による被害防
止のための共同キャンペーンを実施します。
2 主催
茨城県消費生活センター
茨城県市町村消費者行政推進協議会(県内44市町村等で構成)
3 関東甲信越ブロック悪質商法被害防止共同キャンペーンについて
(1) 参加機関
関東甲信越の 1 都 9 県 6 政令指定都市および独立行政法人国民生活センター
(2) 実施期間
平成 27 年 1 月~3 月
4 主な取り組み
(1) 県消費生活センターの事業
① 街頭 PR 活動を実施します
1) 日時:平成 27 年 1 月 20 日(火)7:30~
場所:水戸駅ペデストリアンデッキ
2) 日時:平成 27 年 1 月 28 日(水)11:25~
場所:筑波大学構内
② 啓発リーフレットを配布します
県内高等学校3年生,図書館,自動車教習所,大学・各種専修学校・看護学校などへ啓発リーフレ
ットを配布します。
③ 消費者教育講師を無料で派遣します
各地で行われる集まりや学校に,茨城県消費者教育講師(消費者問題の専門家)を無料で派遣し,
悪質商法の手口や対処法などをわかりやすく説明します。
④ ラジオ,新聞等で啓発活動を行います
茨城放送,茨城新聞,関係団体の広報紙等で,若者に多い悪質商法に関する情報をお知らせします。
また,県庁2階県政広報コーナーにて,若者に多いトラブル事例等のパネル展示を行います。
(2) 市町村との連携,協力事業
県内の市町村ではキャンペーン期間中,成人式でのリーフレット配布,出前講座の実施,ホームペ
ージ・広報誌・回覧板での啓発等の事業を実施します。
5 相談窓口
ご相談は,全国共通ダイヤル「消費者ホットライン」へ
☎0570-064-370
お近くの消費生活相談窓口,または国民生活センターへつながります