特 集 まちづくり② うまいでぇ!加古川かつめしの会 会長 玉川 英樹 さん 地場産業 ●平成26年を振り返って ●平成26年を振り返って 昨年は各地での様々な“食イベント”に積極的に出展し、加古川のソウルフード 11月11日の「靴下の日」には加古川商工会議所女性会との共催で「第18回靴下 「かつめし」を通じて全国に加古川をPRいたしました。中でも10月に東日本大震 まつり」を開催しましたところ、おかげさまで盛況を極め、3,000名を超える皆様方 災の被災地で開催されたB-1グランプリ郡山大会では加古川を発信するだけではなく、 にご来場いただきました。この催しがすっかり加古川市民の皆様方に定着されている 「福島のええとこ教えてか」と寄せ書きを呼び掛け、多くのメッセージをいただくな ものと、関係各位の皆様方のご協力に感謝申しあげます。 ど相互交流を深めることができました。 また、一昨年の11月にカピル21ビル1階に移転したアンテナショップ「かこがわ そして何よりも、こうした出展を通じて行政や商工業者、ボランティアスタッフの 工房Kips」は、おかげさまで5周年を迎え、靴下の取扱品数も増え売り上げも伸ばし みなさん方が同じ目標に向かって一丸となって取り組むことで、より連帯感が生まれ ており、加古川の地場産業靴下のPRに一役かっています。 実りの多かった一年だと思いますね。 ●平成27年の展望 引き続き「かつめし」を通じて加古川のPRをと考えています 兵庫県靴下工業組合 理事長 神木 雅之 さん ▼「B-1グランプリ 郡山 大会」2日間で5,300 食。チーム一丸となっ て「かつめし」をふる まいました。 ●平成27年の展望 ご存知のように志方町を中心とする加古川市北部は日本でも有 数の靴下の製造地域ですが、江戸時代には綿花の一大産地でもあ りました。その綿花を復活させようと、「かこがわコットンプロジェクト」を現在、志方東営農 組合と行政、大学教授の皆様方に参画していただき実施しています。このプロジェクトでは休耕田を利用して綿花を栽 培し、靴下や肌着などの新製品を製造し、今後ブランド化を目指しています。 が、そのためにはかつめしの会の内部の結束をより強固なものと 昨年11月の綿花の収穫体験会には家族連れなど約500名の方々に参加のうえ なるよう組織強化を図ってまいります。そして私達のこうした活 好評をいただきましたが、この機会に綿花が地場産業の振興に一役買ってくれた 動を通じて、市民の方々が郷土加古川市を誇りに思っていただけ るよう、共に考えこれを行動に移していきたいものですね。 ▲「かこがわ工房Kips」 では組合員の製品の展 示即売を行っています。 ▲福島県でも長い 行列ができました。 らありがたいですね。 ▼「第18回靴下 まつり」 会場を埋め尽くす 人、人、人 依然として靴下業界にとって厳しい状況に変わりはありませんが、ネットショップ また昨年12月には加古川市役所前広場で「兵庫ご当地グルメフ による販売、商品のブランド化等、生き残りをかけ様々な取り組みを考えています。 ェスティバルin加古川2014」が開催され、おかげさまで2日間 また今年は組合設立100周年の節目の年となります。皆様方には相変わりませ で約4万人もの皆様方に来場いただき、ご当地グルメへの皆様方 ずご理解と支援のほど、紙面をお借りしてお願い申しあげます。 ▲会場では「かこ がわコットンプロ ジェクト」につい ての説明も行いま した。 からの熱い声援を肌で感じることができました。そうした思いに応えられるよう今 年も何らかの形でこうした“食イベント”を開催したいと考えています。 また、「かつめし」をより身近に感じていただくため「かつめしの日」を制定す るなどいかがでしょうか?そしてオリジナルの関連グッズの改良・開発や、高速道 まちづくり① 路のサービスエリアでの「かつめし」の提供、KIOSKでの「かつめし弁当」の ●平成26年を振り返って 販売など様々な場面を通じ積極的なPRを考えていますので、皆様方のご理解とご ▲「兵庫ご当地グルメフェスティバルin 加古川2014」地元でも「かつめし」は 大人気! JR加古川駅南側の加古川町寺家町及び篠原町の約 支援を何卒よろしくお願いいたします。 0.8ヘクタールの区域を「密集市街地における防災街 区の整備促進に関する法律」に基づき、平成25年2月 に兵庫県知事の事業認可を受け事業組合を設立しました。 計画では、防災道路の整備と併せて商業施設を併設 した共同住宅(高層マンション)、サービス付き高齢 各方面よりお話をお伺いしてまいりましたが、 者住宅並びに立体駐車場を整備し、中心市街地として商業・住宅等の都市機能の集約 本年が、会員の皆様方にとって飛躍の良き年となりますよう 心からお祈り申し上げます。 ▲既存建物の除却工事が完了し、建 設予定地に地縄が張られています。 加古川市寺家町周辺地区 防災街区整備事業組合 理事長 貴伝名 慧 さん 強化や土地利用の高度化を目指したまちづくりを推進しています。 昨年8月から開始した既存建物等の除却工事が完了し、12月11日には組合員をは じめ加古川市長、行政関係者、並びに加古川商工会議所の桑田副会頭にご参列いただ き安全祈願祭を執り行い、翌日から本格的な建築工事に着手しています。 ●平成27年の展望 ※ ※ 平成28年7月末の竣工を目指して、共同住宅棟(SRC造、一部S造、延床面積15,90 5.08㎡、17階建て、150戸)、高齢者用施設棟(S造、延床面積4,391.39㎡、6階建 て、 100戸)、自走式立体駐車場棟(S造、延床面積4,685.18㎡、5層6段)の防災施設 建築物と併せて幅員約12mの防災道路の整備を行う予定です。 この開発により、街の防災機能が増すとともに、マンション入居者による周辺人口増な ▲工事完成予定図。平成28年の竣工 が待ち遠しく感じられます。 ど、寺家町・ベルデモールの2つにまたがるこのビルの駅前商業ゾーンに及ぼす影響は大変大きいと考えられます。 工事期間中は騒音や一時的な通行規制等、ご迷惑をおかけすることとは存じますが、何卒ご理解とご協力を賜りますよう お願いいたします。 ※SRC造…鉄筋コンクリート構造、S造…鉄骨構造
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