H26.12.22 №６１臼井小学校校長杉本勉０４３－４８ 7－３ 009 20１ 4年を振り返って！年の瀬を迎え，学校は今日で終わり明日から冬休みとなります。新聞やテレビ報道でも今年の１０大ニュースが話題になる時期となりましたが，皆様にとっての１０大ニュースは何だったのでしょうか。地球温暖化が一層進んだことによる異常気象，政治や経済が混沌としてのいろいろな問題，未だ復興が思うように進まない被災地の問題，原発をめぐる問題など，流行語大賞の言葉のように「だめよ。ダメダメ。」では済まされない事態が山積で，あげるときりがありません。さて，平成２３年度から新しい学習指導要領が完全実施となり，新しい教育課程での本校の教育も４年が終わろうとしています。 10 年のスパンで改訂される学習指導要領ですが，もうすでに臨時教育審議会では次の改訂に向けての検討が進められており，中には英語科などのように前倒しで実施が検討されているものあります。これを受け現在本校が文部科学省からの教育課程の特例校指定を受け，「英語科へ向けての先行研究」を行っているのも，この教育の動向の中でのことです。本校にすれば，いち早く取り組めることによってのメリットを十分に生かしながら，でもしっかりと追随する学校の実効性を踏まえての成果と課題を出していきたいと考えています。保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。本年度もここまで，順調に推移してきたところであります。まだまだ中途でありますが，次年度に向け現在，本年度の見直しと次年度への計画づくりを進めているところです。改編するための大本の考え方は「子供の視座にたって」ということになります。学校の都合でも，親の都合でも，地域の都合でもありません。まず子供たちに「生きる力，生きて働く力」を育てるためのものとしていきます。そのためには，子供たちの学力向上・体力向上・心の教育の推進のために，どう教育課程を編成するかということになります。座学ではなく体験を通した学び，受動的ではなく能動的な学び，子供たちが明日も通いたくなる魅力的な学校づくりのために，教師集団が一丸となって，そして保護者や地域の方々と協力・連携しあって，「子供にとって楽しく，安全で安心な学校づくり」を一層進められるようにしていきたいと考えています。どうぞ，みなさまのお考えやご意見もお聞かせいただければと思います。（いつでも受け付けています。お知らせください。）明日から冬休み・・・年末年始の意義と新たな目標を！明日から約 2 週間の冬休みとなります。先週からインフルエンザによる学級閉鎖もあり，今日の全校集会は放送で行いました。その中で「今年を振り返って，できるようになったこと，がんばったことはさらに伸ばし，できなかったこと，がんばれなかったことを新たな来年の目標として持てるようにしましょう。」ということと「冬休み中特に年末は，お家の大掃除の手伝いなど，進んでやりましょう。」と話しました。ご家庭においても，例えば「除夜の鐘はなぜならすのか，年越しそばをなぜ食べるのか，年末の大掃除はなぜするのか」また「なぜお節料理を食べるのか，初詣は何のためなのか，なぜ年賀状を出すのか，年始の挨拶回りは何のためなのか，お年玉はなぜもらえるのか」など，数え切れないほどの年末年始に関わること（行事）に，一つ一つ意味があるということを教えてあげていただきたいと思います。併せて「一年の計は元旦にあり」というように，新たな目標（めあて）を持たせていただければと思います。アドバイスをお願いいたします。あとがき！子供たちにとっても，保護者の皆様にとっても，事故・けがのない，そして病気に負けないよい年末年始でありますように。併せて，来る２０１５年が，皆様にとってよりよい年でありますようにお祈りいたしまして，本年の「校長室の窓から」の結びといたします。皆様からの本年中のご厚情とご鞭撻に感謝（合掌）。 PS：インフルエンザ A 型が大流行です。お気をつけください。 -1-