津田埼臨技会長 年頭挨拶掲載

年頭挨拶
公益社団法人 埼玉県臨床検査技師会
会長 津田聡一郎
新年明けましておめでとうございます。
会員ならびに賛助会員の皆様にインターネット上から、
新春をお迎えのお慶びを申し上げ
ます。
昨年の当会活動への格別のご指導、ご支援に心より御礼申し上げます。
さて、繰り返しお伝えしてきたことですが、埼臨技は昨年1月に公益社団法人となりまし
た。明治時代に民法に定められた公益法人制度の改革とされ、百年間続いていた制度を5年
間の猶予期間で一新させるという大転換でした。巷で言われている理由の一つは、従来の公
益法人が天下り先組織として使用されている、会計上に不明朗なところがある、というのを
一掃したいという思いがある、と聞いています。そのため、新しい法律の下に認定される
新「公益社団法人・公益財団法人」は、
「不特定かつ多数の者の利益の増進に寄与する」こ
とを目的とした事業を行い、
「この事業への支出が全支出の50%以上でなくてはならない」
という厳しいハードルが設定されています。
この新生・公益社団法人の最初の事業年度は認定された昨年1月から3月一杯として区切
りを付けて、翌4月から1年間としてスタートを切りました。あと3ヶ月で1年間としての
最初の年度を終えようとしています。一般会員の皆さんには、従来通りの埼臨技活動と違い
が生じないように心掛けてきましたが、この点についてはいかがだったでしょうか?
しかし、理事会の方では、定款が代わり、会計のまとめ方が変わり、まだまだ不慣れでス
ムーズさに欠けているところも多々あることと思います。段々と慣れて行くので「良し」と
したいと思っておりますので、今少しの間、ご猶予をお願いしたいと思っております。
次に、もう一つお話しておきたいことは、埼臨技事務所の全面改修です。壁が落ちたり、
雨漏りがしたり、シロアリが出たり、と末期症状であった事務所建屋でしたが、柱を残して
あとは全てを新しくするというような改修工事を経て、これも新生・事務所の完成を迎えま
す。順調であれば、1月8日に引き渡しを受け、同日夜に定例理事会を開催する予定でおり
ます。なかなか一般会員や賛助会員が事務所を利用するという事は少ないと思います。研究
班員や委員会メンバーが夜に会議を開くので訪れる、という程度で、総会員数に占める利用
経験者は2~3%程度なのではないでしょうか。しかし、埼臨技活動・事業の中心であり、
事務所を拠点としているのは確かです。この機会に、今少し皆さんに事務所を知っていただ
くご紹介をしたい、と考えております。
本年も役員一同、全力で会務・事業に取り組んでまいります。会員、賛助会員の皆様のご
支援、ご協力をよろしくお願いいたします。