学校だより平成２６年６月１日６月号ＮＯ３０４横浜市立茅ケ崎小学校校長岩本悦子街路樹や茅ヶ崎公園の緑が一層美しくなったと感じるこの頃です。さて、５月２５日（日）茅ヶ崎小学校は開校２６年を迎え、２７日（火）に児童会主催で開校記念集会を行いました。私は次のことを子どもたちに話しました。昭和６３年９月１日に、１年生から５年生各１クラス、全校児童１４４名でスタートしました。なぜ５月２５日が開校記念日となったのでしょうか？昭和６１年当地区に大型集合住宅の計画ができ、小学校の設置が必要となりした。そこで、茅ヶ崎町、荏田町、東方町、平台、桜並木などを学区とする各小中学校長と横浜市教育委員会の関係当局が新設校の開校について、昭和６２年の５月２５日に最初の話合いを行いました。そして、この５月２５日を後に本校の開校記念日と定めたそうです。そして、私は「学校の誕生日を祝う気持ちとともに、ぜひ、自分から進んで笑顔で互いに挨拶できる子どもになってほしいです。」と話しました。「進んで笑顔で挨拶」は脳科学的にもよさが認められているようです。脳科学者の茂木健一郎さんは、「笑顔は、あっという間に伝搬する。」「脳の前頭葉にある『ミラー・ニューロン』が他人と自分をまるで鏡のように映し合っている。だから、笑顔の人を見ると、私たちはその分だけ楽しい気持ちをもらう。」「顔は脳の窓。顔の表情を司っている脳の回路が、笑顔のフィードバックを受けて、より楽観的に、前向きになるように脳の活動を変えてくれるのだ。もともと、脳には、『これは薬だよ』と言って砂糖の塊を与えると効いてしまうという『プラセボ効果』がある。前頭葉の回路が、その気になってしまうのだ。笑顔は、自分でつくることができる、もっとも強力なプラセボ。自分自身の脳を、前向きに再プログラムできる」と述べていらっしゃいます。朝、私が笑顔で子どもたちに挨拶をすると、笑顔で挨拶を返してくれる子どもが増えています。不思議と笑顔で挨拶していると、私自身の気分も爽快になり、前向きな気分になってきます。これからも、茅ヶ崎小学校の子どもたちに「笑顔で進んで挨拶することは大切です。」と伝えていきます。笑顔で進んで挨拶することの気持ちよさを実感してほしいと願っています。忙しい朝ですが、まずご家庭でも「笑顔で進んで挨拶」にご支援ご協力ください。引用…点線 PHP研究所発行「 PHP」明日が変わる「笑顔」の力生きるエネルギーを得る茂木健一郎著より -1- 専門家解説～笑顔で