平成27年度 市町村に提出する 給与支払報告書等の作成及び提出についての手引書 目 次 1.ま と め 1 2.給与支払報告書(個人別明細書) 1 3.給与支払報告書(総括表) 2 4.公的年金等支払報告書(個人別明細書) 3 5.公的年金等支払報告書(総括表) 4 6.給与支払報告 特 別 徴 収に係る給与所得者異動届出書 4 7.市町村所在地一覧表 8 給与支払報告書の提出範囲について 前年中に給与の支払をしたすべての従業員等(パート・アルバイト、役員 等を含む。 )について、次のとおり翌年1月31日までに提出してください。 1月31日が土曜日・日曜日の場合は、2月第1月曜日が提出期限となります。 在職者・・・翌年1月1日現在の従業員等の住所地の市町村に提出 退職者・・・退職時における従業員等の住所地の市町村に提出 ※退職者は前年中の支払額が30万円を超える者が対象です。 個人住民税の特別徴収(給与天引き)の範囲について 翌年4月1日現在に在職する従業員等(パート・アルバイト、役員等を含 む。)の給与所得に対する個人住民税は、特別徴収により徴収することが法 令により定められています。 ※普通徴収(個人納付)の対象は、翌年3月31日までの退職者や、毎月給 与の支払がない従業員等に限られます。 滋 賀 県、兵 庫 県 京 都 府、奈 良 県 市・町・村 大 阪 府、和歌山県 ―1― 1 .ま と め この手引書は、個人住民税の基礎資料になります給与支払報告書等の作成方法や提出方法について まとめたものです。 市町村へ提出していただく調書は次のようになっています。 調書の種類 提出していただく場合 平成26年1月1日から平成26年12月31日までの 間に、俸給、給料、賃金、歳費、賞与、財形給 給 与 支 払 報 告 書 付金、財形基金給付金その他これらの性質を有 (個人別明細書) する給与を支払った場合 当該給与の受給者分 (市町村提出用2枚を提出してください。) 上記、個人別明細書を提出していただく場合 (提出する市町村別に1枚ずつ添付してくださ 給 与 支 払 報 告 書 い。 ) (総 括 表) なお、市町村によっては、葉書等で送付する場 合がありますので、それを利用してください。 公的年金等支払報告書 (個人別明細書) 公的年金等支払報告書 (総 括 表) 提 出 先 提出期限 受給者の平成27年1月1日 平成27年 現在の住所地の市町村の担 2月2日㈪ 当課へ提出してください。 まで 提出先市町村の所在地は 「7.市町村所在地一覧表」 (8∼14ページ)に記載し てあります。 平成26年1月1日から平成26年12月31日までの 間に、公的年金等を支払った場合 当該公的年 金等の受給者分 公的年金等支払報告書(個人別明細書)を提出 していただく場合(提出する市町村別に1枚ず つ添付してください。) ①個人別明細書を提出後、転勤、退職等の理由 によって給与の支払を受けなくなった場合 ②特別徴収税額のある方が、転勤、退職等の理 給与所得者異動届出書 由によって給与の支払を受けなくなった場合 給与支払報告 に係る 特 別 徴 収 給与支払報告に係る 異動届出書と特別徴 収に係る異動届出書 が同じ様式になって います。 給与の支払を受けなくなっ た受給者の住所地の市町村 の担当課へ提出してくださ い。提出先市町村の所在地 は「7.市町村所在地一覧表」 (8∼14ページ)に記載し てあります。 なお、特別徴収税額のある 方で、平成26年1月1日と 平成27年1月1日の住所地 が異なる場合は2部作成の うえ、各々の関係市町村へ 提出してください。 給与の支払 を受けなく なった月の 翌月10日ま で 2 .給与支払報告書(個人別明細書) ① 提出期限…………平成27年2月2日(月) ② 提 出 先…………受給者の平成27年1月1日現在の住所地の市町村へ提出してください。 提出先市町村の所在地は「 7 .市町村所在地一覧表」(8∼14ページ)に記載してあります。 ③ 書 き 方…………給与支払報告書(個人別明細書)は、税務署に提出する給与所得の源泉徴収票 と記載する内容は同じです。そこで規格と様式を統一して、複写により同時に作成できる仕組み になっています。 書き方については、別冊「平成26年分給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引」 をご参照ください。 ―1― 記載例 27 26 電算処理の場合のご注意 「控除対象配偶者の有無等」及び「未成年者」より右側の各欄(年月日記載部分を除く)は、該当する項 目についてアスターリスク(*印)を印字してください。 3 .給与支払報告書(総括表) 給与支払報告書(個人別明細書)を市町村に提出する場合には、そのまとめとして、提出する市町 村ごとに、この総括表を1枚ずつ添付して提出してください。 書 き 方………次により記載してください。 「給与の支払期間」欄 報告人員に給与を支払った期間を記載してください。 「給与支払者の名称又は氏名」欄 給与支払者が法人である場合には名称を、個人である場合には氏名を記載のうえ、押印してく ださい。また、ふりがなはカタカナで記載してください。 「所得税の源泉徴収をしている事務所又は事業所の名称」欄 給与所得について所得税を源泉徴収している事務所又は事業所の名称を記載してください。 「同上の所在地」欄 の事務所又は事業所の所在地を町名、番地等まで正確に記載してください。また、ふりがな 及び郵便番号をそれぞれの欄に記載してください。 「給与支払者が法人である場合の代表者の氏名」欄 代表者の氏名(給与支払者が国の機関であるときは、経理責任者の職、氏名)を記載し、押印 してください。 「連絡者の氏名及び所属課係名並びに電話番号」欄 この報告書について応答できる方の氏名及び所属課係名並びにその電話番号を記載してくださ い。 「提出区分」欄 平成27年1月1日現在において給与の支払を受けている者について、給与支払報告書(個人別 明細書)を提出する場合(併せて退職者分を提出する場合を含む。)は「年間分」を、退職者に ついてのみ提出する場合は「退職者分」を○で囲んでください。 「事業種目」欄 事業内容について記載してください。例えば、百貨店、建設業、不動産業、化粧品販売業等。 「受給者総人員」欄 平成27年1月1日現在において給与の支払をする事務所又は事業所から、給与の支払を受けて いる者の在職者総人数(平成26年中の退職者を除く。 )を記載してください。 ―2― 「提出市町村数」欄 給与支払報告書(個人別明細書)を提出する市町村数を記載してください。 「報告人員」欄 提出先の市町村に「給与支払報告書(個人別明細書) 」を提出する人数を、在職者〔特別徴収: 住民税を給与から天引き〕 、退職者等(退職者・乙欄等) 〔普通徴収:住民税を個人納付〕に分け て記載してください。 ※在職者は、パート・アルバイト、役員等を含め、すべて特別徴収の対象となります。 「所轄税務署」欄 所得税の源泉徴収を行っている事務所又は事業所を管轄する税務署名を記載してください。 「給与の支払の方法及びその期日」欄 給与の支払方法を月給、週給、日給等の別と、その支払期日を毎月30日、毎週土曜日、毎日の ように記載してください。 「特別徴収税額の払い込みを希望する金融機関」欄 給与の支払をする事務所又は事業所の所在する市町村以外の市町村に特別徴収税額を払い込む 場合には、その払い込みを希望する金融機関の名称及び所在地を記載してください。 「26年度指定番号(給与支払者番号) 」欄 市町村から通知を受けた、平成26年度特別徴収義務者指定番号を記載してください。新規に該 当するため指定番号がない場合は「新規」を○で囲んでください。 27 提 出 市 町 村 数 給与支払報告書︵個人別明細書︶につけて二月二日までに提出してください。 記載例 ※印のある欄には記載 しないでください。 26年度指定番号 (給与支払者番号) 4 .公的年金等支払報告書(個人別明細書) ① 提出期限…………平成27年2月2日(月) ② 提 出 先…………受給者の平成27年1月1日現在の住所地の市町村へ提出してください。 提出先市町村の所在地は「 7 .市町村所在地一覧表」(8∼14ページ)に記載してあります。 ③ 書 き 方…………次により記載してください。 (ア)下記(イ)を除いて、国税庁ホームページに公的年金等源泉徴収票の記載要領が掲載され ていますのでご参照ください。 ※公的年金等支払報告書(個人別明細書)と税務署に提出する公的年金等の源泉徴収票の規格・ 様式を統一して、複写により同時に作成できる仕組みになっています。 ※国税庁ホームページ www.nta.go.jp 「申告・納税手続」⇒「申請・届出(手続の案内・様式)−税務手続の案内(税目別一覧)」 ⇒「法定調書関係」⇒「33 公的年金等の源泉徴収票(同合計表) 」⇒申請書様式・記載要領 −平成25年以後に支払が確定した公的年金等に使用する公的年金等の源泉徴収票(PDFフ ァイル/260KB) 」 (イ)「16歳未満の扶養親族の数」欄 16歳未満(平成11年1月2日以降に生まれた者)の扶養親族の数を記載してください。 ―3―
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