「京」を除くHPCIシステムの利用促進について(高度情報科学技術研究

資料4-2
「京」を除くHPCIシステムの
利用促進について
平成26年12月25日
一般財団法人高度情報科学技術研究機構
「京」を除くHPCIシステムの利用促進 (1/2)
現状の課題:
①
②
③
資源利用率の低い課題が多数(H26上半期において、課題の20%程度が該当)
成果創出が「京」に比較して遅れている(1課題あたりの論文数等)
「京」以外の産業利用課題が少ない
区分
課題総数
H24-25
H26
「京」
109
63
46
「京」以外
9
2
備考
7 * * 第2希望2課題 , 「京」同時2課題含む
課題(①, ②)の対策:
HPCI一般利用課題についても、各資源提供機関との連携を強化し、
RISTも利用支援を実施
ヘルプデスクと各システム構成機関の支援体制と連携。
RISTの現状予算の範囲内で、HPCI一般利用課題への支援を実施。
コードの移植、高並列化の情報等を資源提供機関と共有する体制を構築。
利用促進
(背景)
利用者アンケートやヒアリングより
-現状のMPIコードをより大規模並列化するために支援を希望
-利用が進まない理由の約50%がプログラムあるいはアプリの移植に関する問題
「京」を除くHPCIシステムの利用促進 (2/2)
課題(③)の対策:
「京」に集中している産業利用課題の応募をHPCIに誘導。
・目標利用ノードが一定規模以下の課題は、HPCIに応募すべきことを
募集時に明確化。
・課題審査において、第2希望によるHPCI誘導をより積極的に実施。
HPCIにおいても有償利用課題の随時募集を実施。
(但し、基盤センターの事情に応じて実施)
・産業界からの強い要望を受けて「京」では実施済み。
・ JAMSTECより、随時募集に移行したいとの要望を受け、H27より対応予定
他の基盤センターにおいても対応可能なところから実施。
利用促進