詳細情報

技術名称: 橋梁等構造物の点検ロボットカメラ
① 橋面/地上面から点検調査が可能で作業中の転落事故等の危険性を低減。
高所型ポール(Max:10.5m)と懸垂型架台(Max:4.5m)により点検員が行けない位置
にカメラ設置が可能で、20m先の 0.2mm の損傷が確認視認できる。
② レンズは光学倍率 30 倍、コントラスト・手振れ補正や霧除去機能有り。
③ タブレット端末からタッチ操作で簡単に遠隔操作可能。
④ ひび割れ幅を測定する技術
技術特徴
LRF(Laser Range Finder)で距離計測し、距離と画角情報を基にタブレット画面上に
クラックスケールを表示し、ひび割れ計測を実施し、画像を保存する。
また、対象面に傾きがある場合、対象面の傾きを自動で計測し、傾きを補正し、
クラックスケールの目盛を自動調整する。
⑤ カメラの LED ライトで照射することにより、暗所での点検が可能。
⑥ 製品の重量が Max 14kg 程度につき、一人で運搬可能。
⑦ 懸垂型架台はコンパクトで、点検時の交通規制を低減。
移動手法
高所型ポール及び懸垂型架台の伸縮にてカメラ位置を移動し、カメラ雲台(左右 180°
(飛行系等)
/上下 90°ずつ回転可能)をタブレットから遠隔操作する。
無線 LAN を利用して、タブレット端末からカメラを遠隔操作する。
カメラ主要操作
No.
主要操作
動作
画面(1画面、1/2 画面、1/4 画面)単
位で、上下左右に移動することで、点検
1
フリック
漏れを低減できる
ダブルタップした位置が画面の中心になる
ように移動する
操作方法
2
ダブルタップ
(遠隔、自律、半自律)
ピンチした領域が画面表示されるよう移
3
ピンチアウト/
イン
動しながら拡大・縮小する
高感度カメラにて撮影した静止画、動画データをタブレット端末へ保存。
静止画については、以下の追加情報を保存する。
1) 損傷計測のクラックスケール(ひび割れ幅、長さ計測)を写真に合成し保存
情報取得方法
(複数カメラ、広視野カメ
ラ、赤外線検出器、打音
検査機 等)
2) 画像上に任意の手書きコメントを合成し保存
3) 静止画データ内にコメント情報を付加
4) 動画データから必要な静止画データを切り出し
静止画、動画データおよび上記 1)~4)の追加情報から、取得情報の整理・分析を
取得情報の整理・分析
方法
(リアルタイム動画、オルソ
画像、3D データ 等)
実施する。