０５最高裁判所広報課報道係か主任甲いとも斐朋こ子（平成１６年採用）プロフィールに関する全国的な関心やニーズを肌で感じることができるのもこの部署ならではといえます。私は，平成１６年に裁判所事務官として採用さ最高裁判所広報課には，報道機関も含め様々なれ，横浜家庭裁判所家事訟廷，横浜地方裁判所刑電話がかかってきます。内容が多方面にわたる電事部で勤務した後，裁判所書記官の研修を経て，話に応対するには，短時間での的確な把握力や適横浜地方裁判所川崎支部刑事部立会書記官，同民切かつ柔軟な対応力が必要です。簡単な仕事では事部破産係書記官，横浜地方裁判所民事部立会書ありませんが，司法への信頼を広報という立場で記官として勤務をしました。支えるとても大事な仕事だと感じています。平成２５年からは現在の広報課報道係で，報道対応を中心に，一般の方からの電話の応対，庁舎見学のご案内，広報行事の企画・実施など幅広い業務に従事しています。年間１０万人の方をご案内「具体的な裁判手続の当事者・関係者ではない一般の国民の方々と接する機会の多い部署」であること，これが広報課の特徴ですが，最高裁判所広報課は日々全国から報道機関も含めて多数の電話を受け，また年間概ね１０万人の方に庁舎案内を行っているのでその特徴を最大限体感できる職場です。プロジェクトリーダーとして報道係特有の仕事としては，報道機関からの照今年は，夏休みの見学会のプロジェクトリーダ会に対して，最高裁判所の各部署と連携した回答ーを務め，企画・立案をはじめ他の関係局課との準備，毎年５月に行う最高裁判所長官の憲法週間調整，スケジュール管理などに携わりました。の会見や最高裁判所長官・最高裁判所判事の就任この見学会は毎年行っているイベントで，各回時の会見の準備，著名な事件の法廷内撮影申請へ２００名計１６００名の参加者のみなさんを４日の応対などがあり，係でこれらの報道対応全般を間にわたりご案内します。日本各地のみなさんか担当しています。報道対応は，その時々に世間のら申込みをしていただけるというのも，最高裁判関心が高いことが対象となることが多く，裁判所所の見学会の特徴だと思います。今年は「夏休みのひととき，親子で最高裁判所を楽しんでみませ受験者へのメッセージんか」をテーマとし，大きな日本地図から身近な数ある就職先の中で裁判所に興味を持たれた理裁判所を発見してもらうパネル展示や，特徴的な由はみなさんそれぞれだと思います。私自身は，造りをもつ大法廷のご案内など，最高裁判所なら大学卒業後に約２年間民間企業で働いていました。ではの企画の充実に力を入れました。また模擬裁金融機関で働いていたので，経済や金融商品の仕判を傍聴した全員で判決主文を考えてもらう企画組みを知る貴重な経験をしたと思いますし，民間を加え，参加されたみなさんにより楽しんでもら経験が裁判所で活かされたと思うことも多くありえるように工夫を凝らしました。ます。学生のみなさんも含めて，法律の知識がなみなさんからいただいたどのアンケートも嬉しく不安な方もいるかもしれませんが，必要な知識く読ませていただいたのですが，「はるばる来たは仕事をしながら身に付けることができますし，かいがありました。」その一言が書かれたアンケ研修なども充実していますから心配する必要はあートを見たときには本当に疲れが吹き飛ぶ嬉しさりません。裁判所は全体としてとても大きな組織でした。全ての回を無事盛況に開催することがでですが，各地の裁判所や支部ごとにアットホームきたのですが，その過程では余裕を持って組んだな雰囲気もあるので，大組織の醍醐味も，少人数はずのスケジュールが早い段階から大幅に遅れての良さもどちらも経験できる職場であることも魅しまったり，チームをまとめて１つの仕事を完成力です。是非，お近くの裁判所に足を運んで裁判させる難しさにもぶつかりました。リーダーとし所の雰囲気を体験してみてください。てどうまとめていくことが望ましいのかを常に考えながら仕事を進めるという得難い経験ができたと思っています。リフレッシュについて裁判所でできる手軽でお薦めのリフレッシュは，ランチの時間を活用することです。私は時間があれば気分転換も兼ねて，裁判所近くの美味しいお店に足を運びます。時間がないときは，お気に入りの食べ物や飲み物を持参すると職場を離れずともランチの時間にほっと一息つくことができるのでお薦めです。