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放射線個人被曝線量測定業務 一式 仕様書
1.本仕様書は、個人被爆放射線量を正確に測定し、絶えず放射線被曝による人体障害
を監視することにより、放射線業務従事者の障害防止、健康管理をより完璧なものと
するものである。
2.本検査に使用する線量計は、JIS規格による製品を使用する。
3.JISに基づく個人線量当量の測定を実施すること。
4,測定は、独立行政法人産業技術総合研究所とのトレーサビリティが確立している
施設において、その基準で線量測定及び線量評価を行なうこと。
5.測定結果は、JIS規格に基づき「mSv」で表示する。
6.事故などによる緊急処理の対応として測定センターの受理後、24時間以内に個人
線量当量を報告する体制を確立する。
7.この測定結果を履行するに当たっては、国家公務員法 人事院規則10-5(職員
の放射線障害の防止)を遵守して行う。
8.線量計の交換、回収を行う。(2回/月)
9.個人データの管理は個人線量管理システムで行い、使用場所毎で管理し、毎月2箇所
のコンピューターへデータの供給を行なう。(1枚/月)
10.その他当作業を実施するために必要な一切の物品を提供すること。
11.予定回数(平成26年度4月から10月の実績より)
・広範囲用(X・γ・β線用) : 5917回/年
・中性子広範囲用(X・γ・β・中性子線用) : 108回/年
・広範囲不均等用(X・γ・β線用) : 3341回/年
・末端部・指先用リング(X・γ線用) : 116回/年
12.契約期間:平成27年4月1日より平成30年3月31日までとする。
なお、当センターは平成30年度を予定日として建替・移転を行うことが決定し
ており、本件業務についても契約期間の延伸又は縮減等の必要性が生じる可能
性があるため特に留意するとともに、当センターから変更契約等の依頼があ
った場合は誠実に対応すること。