平成27年度 固 定 資 産 税(償却資産)申告 の 手 引 き *償却資産とは* 会社や個人で工場・商店・不動産賃貸業などを経営している方が、その事業の ために用いることができる機械・器具・備品・構築物などの資産をいいます。 提出期限 平成27年2月2日(月) ※期限が近づきますと、窓口が大変混み合います。 早めのご提出にご協力をお願いします。 府 中 市 a 日ごろより、市財政にご理解とご協力をいただき厚くお礼申しあげます。 固定資産税は、土地や家屋のほかに償却資産(事業用資産)についても課税の対象となります。 市内に償却資産を所有している方、又は賃貸している方は、毎年1月1日(賦課期日)現在所有し ている償却資産について申告していただくことになります(地方税法第 3 8 3 条〈固定資産の申告〉 ) 。 つきましては、申告書等を同封いたしますので、この手引きを参照し、申告書等を作成のうえ、 府中市役所2階資産税課にご提出ください。なお、郵送での提出及びエルタックス(eL TAX) による電子申告も受け付けております。 (目次) 1 償却資産の申告について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 ⑴ 申告の対象となる資産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 ⑵ 申告していただく方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 ⑶ 業種別償却資産具体例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 ⑷ 建築設備等における家屋と償却資産の区分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ⑸ 申告の必要がない資産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 ⑹ 非課税となる償却資産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 ⑺ 課税標準の特例が適用される償却資産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 ⑻ 耐用年数の短縮等を適用した償却資産・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 ≪参考≫少額の減価償却資産の取扱い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 2 国税との相違点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 3 償却資産の評価と課税について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 ⑴ 償却資産の評価方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 ⑵ 減価残存率表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 ⑶ 固定資産税(償却資産)の課税のながれ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 4 提出書類と申告方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 1 償却資産の申告について ⑴ 申告の対象となる資産 償却資産とは 固定資産税の対象となる償却資産は、次の要件に該当するものです。 ・土地及び家屋以外の事業の用に供することができる資産であること。 ・その減価償却額又は減価償却費が法人税法又は所得税法の規定による所得の計算上損金又は 必要な経費に算入されるもののうち、その取得価額が少額である資産その他の政令で定める 資産以外のもの(これに類する資産で法人税又は所得税を課されない者が所有するものを含 む。)であること。 ・鉱業権、漁業権、特許権その他の無形減価償却資産でないこと。 ・自動車税の課税客体となる自動車及び軽自動車税の課税客体となる軽自動車等でないこと。 (地方税法第 3 4 1 条第4号〈固定資産税に関する用語の意義〉) 申告の対象となるのは、平成27年1月1日現在において事業の用に供することができる資産で す。なお、次に掲げる資産も申告が必要になります。 ア 福利厚生の用に供するもの イ 建設仮勘定で経理されている資産、簿外資産及び償却済資産であっても、平成27年1月1 日現在において事業の用に供するもの ウ 遊休又は未稼働の償却資産であっても、平成27年1月1日現在において事業の用に供する ことができるもの エ 改良費(資本的支出…新たな資産の取得とみなし、本体と独立して取り扱います。 ) オ 家屋に施した建築設備・造作等のうち、償却資産として取り扱うもの(5ページをご参照 ください。また、該当する資産は構築物として申告してください。 ) カ 耐用年数が1年未満又は取得価額が20万円未満の償却資産であっても個別償却をしている もの キ 租税特別措置法の規定を適用し、即時償却等をしているもの(例:中小企業者等の30万円 未満の減価償却資産の損金算入の特例を適用した資産) ク 耐用年数が経過した資産でも、引き続き稼働しているもの ⑴ 提出書類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 ⑵ 提出期限・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 ⑶ 提出先・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 ⑷ 全資産申告及び増減申告される方の記載方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 ⑸ 企業電算処理方式を利用して申告される方の記載方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 ⑵ 申告していただく方 5 市税の口座振替・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17 平成 27 年1月1日現在、府中市内に償却資産を所有している方です。 6 電子申告(エルタックス)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 なお、次の方々も申告が必要になります。 償却資産申告Q&A(裏表紙) (この手引きは平成26年11月現在において作成しています。 ) 1 ア 償却資産を府中市内に賃貸(リース)している方 イ 割賦販売の場合等、所有権が売主に留保されている償却資産は原則として買主の方 ウ 償却資産の所有者がわからない場合は、使用されている方 エ 償却資産を共有で所有されている方(各々の持分に応じて個々に申告するのではなく、共 有者全員が連名で申告してください(例:府中太郎 他1名となります。 ) 。 ) オ 内装、造作及び建築設備等を取り付けた賃借人(テナント)等の方 2 不動産貸付業(駐車場業含む) ⑶業種別償却資産具体例 各業種共通 [ ]内の数字は耐用年数です。 資 産 の 種 類 主 な 償 却 資 産 舗装路面(コンクリート敷・れんが敷・石敷[15]、アスファルト敷[10])、 看板(広告用金属製のもの[20]、広告用その他[10])、給排水設備[15]、衛 構 築 物 生設備[15]、ガス設備[15]、植栽(工場緑化施設除く) [20]、日よけ(主 として金属製のもの[15])、内装工事等 機 械 及 び 装 置 太陽光発電システム[17]等 看板(店頭の立て看板など)[3]、パソコン[4]、レジスター[5]、プリンター 器 具・備 品 [5] 、ルームエアコン[6]、応接セット(接客業用[5])、事務机・椅子(主 として金属製のもの[15])等 ※その他、船舶、航空機も償却資産の申告対象となります。 飲食業 資 産 の 種 類 機械及び装置 器 具・備 築 物 器 具・備 品 <例:不動産貸付業の場合> 自転車置場 [※] 太陽光発電システム [17] ブロック塀 [15] ルームエアコン [6] フェンス(金属製)[10] 厨房設備[8]等 室内装飾品(主として金属製のもの [15] 、その他のもの [8] ) 、カラオケ機器 品 [5] 、家具(接客業用) [5] 、電気冷蔵庫、電気洗濯機その他これらに類する 電気又はガス機器 [6]等 資 産 の 種 類 器 具・備 品 植栽 [20] 看板(立て看板)[3] 車止め [※] 主 な 償 却 資 産 陳列棚及び陳列ケース(冷凍・冷蔵機付のもの [6] 、その他のもの [8] )等 アスファルト舗装 [10] 医(歯)業 資 産 の 種 類 具・備 構 主 な 償 却 資 産 塀(コンクリート・ブロック造 [15] ) 、多段式駐車場設備・駐車棚(建物に 該当しないもの) [15] 、植栽 [20] 等 大型コンテナー(長さ6メートル以上のもの) [7] 、その他コンテナー(主 として金属製のもの [3] ) 、無人駐車料金徴収装置(オートロック式パーキ ング装置) [5] 等 主 な 償 却 資 産 卸(小)売業 器 資 産 の 種 類 品 主 な 償 却 資 産 レントゲン装置(移動式のもの [4] 、その他のもの [6] ) 、手術機器 [5] 、歯科 診療ユニット [7] 、ファイバースコープ [6] 等 農業 資 産 の 種 類 構 築 物 機械及び装置 車両及び運搬具 器 具・備 品 ※については、構造により耐用年数が異なります。 主 な 償 却 資 産 ビニールハウス(基礎がなく、材質の耐久性がないもの) [8] 等 耕運機・脱穀機 [7] 等 フォークリフト(自動車税・軽自動車税の課税対象とならないもの) [4] 等 ほだ木 [3] 等 理容・美容業 資 産 の 種 類 器 具・備 品 砂利舗装 [15] ダストボックス (金属製)[3] 主 な 償 却 資 産 理容・美容椅子[5] 、洗髪設備[5] 、パーマ器[5]等 3 上記以外の資産についてご不明な点は、資産税課までお問い合わせください。 府中市市民部資産税課 042(335)4447(直通) ご注意ください! 正当な理由がなく申告をされなかった場合には、地方税法第 386 条 及び府中市市税条例第 70 条の規定により、過料を科されることがあり ます。また、虚偽の申告をされた場合には、地方税法第 385 条の規定 により、罰金を科されることがあります。 4 ⑷ 建築設備等における家屋と償却資産の区分 ⑸ 申告の必要がない資産 固定資産税の取扱いでは、家屋と償却資産を区分して評価します。次の表は、主な設備等の区分例です。 ※借家に取り付けた内装、造作及び建築設備等は、すべて賃借人(テナント)等が償却資産として申告 してください。 事業用家屋の所有区分 空調設備 その他の 設 備 等 外構工事 床・壁・天井仕上、店舗造作 等 設備一式 発電機設備、蓄電池設備、無停電電源設備 等 設備一式 電灯コンセント設備、 屋外設備一式 照明器具設備 屋内設備一式 電力引込設備 引込工事 電話機、交換機 等 電話設備 配管・配線、端子盤 等 LAN設備 設備一式 マイク、スピーカー、アンプ 等 放送・拡声設備 配管・配線 等 集合玄関機 等 インターホン設備 上記以外の設備 受像機(テレビ)、カメラ 等 監視カメラ (ITV)設備 配管・配線 等 火災報知設備 設備一式 屋外設備、引込工事 等 給排水設備 配管、高架水槽、受水槽、ポンプ 等 電気温水器、瞬間湯沸器 等 給湯設備 ユニットバス、床暖房、システムキッチン、中央式給湯 設備 等 屋外設備、引込工事 等 ガス設備 屋内の配管 等 衛生設備 設備一式(洗面器、大小便器等) 消火器、避難器具、ホース及びノズル、ガスボンベ 等 消火設備 消火栓設備、スプリンクラー設備 等 ルームエアコン(壁掛型)等 空調設備 ダクト式空調設備 等 工事用ベルトコンベア 等 運搬設備 エレベーター、エスカレーター、小荷物専用昇降機 等 厨房設備 飲食店・ホテル・寮・病院・社員食堂等の厨房設備 洗濯設備 洗濯機・脱水機・乾燥機 等 広告塔、ネオンサイン、看板、機械式駐車設備(ターン その他 テーブル含)、駐輪設備、ゴミ処理設備 等 外構工事 門・塀・緑化施設 等 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 借家 償却 給 排 水 衛生設備 内装・造作等 受変電設備 予備電源設備 中央監視設備 自己所有 家屋 電気設備 設備等の内容 償却 建築工事 設備等の分類 家屋 設 備 等 の 種 類 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 次の資産は償却資産の課税対象にならないので申告の必要はありません。 ア 自動車税・軽自動車税の課税対象となるもの イ 無形固定資産(例:営業権、特許権、ソフトウェア等) ウ 繰延資産 エ 平成 10 年4月1日以後開始の事業年度に取得した償却資産で、 ○ 耐用年数が1年未満、取得価額が 10 万円未満の償却資産について、税務会計上固定資 産として計上しないもの(一時に損金算入しているもの又は必要経費としているもの) ○ 取得価額が 20 万円未満の償却資産を、税務会計上3年で一括償却しているもの オ 取得価額が 20 万円未満のリース資産(法人税法第 64 条の2第1項、所得税法第 67 条の2 第1項に該当するもの) ⑹ 非課税となる償却資産 地方税法第 348 条に規定する一定の要件を備えた償却資産は、固定資産税が非課税となります。 該当する償却資産を所有されている方は、『固定資産税非課税申告書』に必要事項を記入のうえ、 添付書類とともにご提出ください。 ⑺ 課税標準の特例が適用される償却資産 地方税法第 349 条の3、同法附則第 15 条、第 15 条の2及び第 15 条の3に規定する一定の要件 を備えた償却資産は、固定資産税が軽減されます。該当する償却資産を所有されている方は、 『固 定資産税課税標準特例計算届書』に必要事項を記入のうえ、添付書類とともにご提出ください。 ※「固定資産税課税標準特例計算届書」は府中市のホームページからダウンロードできます。 ⑻ 耐用年数の短縮等を適用した償却資産 平成26年1月2日から平成27年1月1日までの間に、耐用年数の短縮、増加償却を適用した償 却資産又は耐用年数の確認を受けた償却資産がある場合は、 『耐用年数の短縮、増加償却、耐用 年数の確認を適用した償却資産に係る届書』に必要事項を記入のうえ、必要書類(下の添付書類 一覧をご参照ください。 )を添付し、ご提出ください。これらの償却資産については、法人税法 又は所得税法の規定による所得の計算上の取扱いに準じて評価額が算出されます。 なお、圧縮記帳や租税特別措置法等に規定する特別償却・割増償却等は、固定資産税では認め られていません。 『耐用年数の短縮、増加償却、耐用年数の確認を適用した償却資産に係る届書』の添付書類一覧 事 項 国税における所轄 耐用年数の短縮 国税局長 耐用年数の短縮の承認申請書(写) 増 却 税務署長 増加償却の届出書(写) 耐用年数の確認 税務署長 耐用年数の確認に関する届出書(写) 加 償 添 付 書 類 ※電子申告により、申告データを送信される場合も、 (6)~(8)に該当する資産があるとき には、各届出書のご提出が必要となりますのでご注意ください。 5 6 2 国税との相違点 ≪参考≫ 少額の減価償却資産の取扱い 地方税法第 341 条第4号及び地方税法施行令第 49 条の規定により、固定資産税(償却資産)の 申告対象から除かれる、いわゆる「少額資産」とは、取得価額 10 万円未満の資産のうち一時に損 金算入したもの、取得価額 20 万円未満の資産のうち3年間で一括償却したものをいいます。 このことから、租税特別措置法の規定により、中小企業特例を適用して損金算入した資産につ いては、固定資産税(償却資産)の申告の対象となります(表1をご参照ください。)。 項 目 償却計算の基準日 地方税の取扱い 国税の取扱い (固定資産税) (法人税・所得税) 賦 課 期 日 ( 1月1日 ) 事 業 年 度 ( 決 算 期 ) 10万円未満 10万円以上 20万円未満 20万円以上 30万円未満 30万円以上 原則として、*『固定資産評価基準』 (旧)定率法、 (旧)定額法等の選択 減 価 償 却 の 方 法 に定める減価率によります。減価残存 制度(建物については(旧)定額法) 率表(10 ページ)をご参照ください。 個別減価償却 ※1 申告対象 申告対象 申告対象 申告対象 前年中の新規取得資産 半年償却(1/2) 月 割 償 却 中小企業特例 ※2 申告対象 申告対象 申告対象 一時損金算入 ※3 申告対象外 圧 縮 記 帳 の 制 度 認められません。 認められます。 3年一括償却 ※4 申告対象外 特別償却・割増償却 (租税特別措置法) 認められません。 認められます。 評価額の最低限度 取得価額の100分の5 1円まで償却可能 (表1) 償却方法 取得価額 申告対象外 ※1 個人の方については、平成 10 年4月1日以後開始の事業年度に取得した 10 万円未満の資 産はすべて必要経費となるため、個別に減価償却することはありません。 ※2 中小企業特例を適用できるのは、平成 15 年4月1日から平成 28 年3月 31 日までに取得し た資産です(租税特別措置法第 28 条の2、第 67 条の5) 。ただし、取得価額が 10 万円未満 で中小企業特例を適用できるのは、平成 15 年4月1日から平成 18 年3月 31 日までに取得し た資産となります。 ※ 3 法人税法施行令第 133 条又は所得税法施行令第 138 条 ※ 4 法人税法施行令第 133 条の2第1項又は所得税法施行令第 139 条第1項 また、地方税法施行令第 49 条ただし書により、平成 20 年4月1日以降に締結されたリース契 約のうち、法人税法第 64 条の2第1項又は所得税法第 67 条の2第1項に規定するリース資産に ついては、取得価額が 20 万円未満の資産は固定資産税(償却資産)の申告対象から除かれます。 よって表1で申告対象となっている場合でも、当該リース資産で取得価額が 20 万円未満であれば 申告対象外となります(表2をご参照ください。)。 (表2) 資産内容 取得価額 法人税法第64条の2第1項 又は所得税法第67条の2第 1項に規定するリース資産 10万円未満 10万円以上 20万円未満 20万円以上 30万円未満 30万円以上 申告対象外 申告対象外 申告対象 申告対象 7 改良費の評価方法 改良費は区分して評価します。 中小企業者等の少額資産 の 損 金 算 入 の 特 例 金額にかかわらず認められません。 (租税特別措置法) 改良費は区分して評価します。 (一部合算も可能です。) 認められます。 *『固定資産評価基準』とは、地方税法第 388 条に基づく総務大臣の告示です。 平成23年税制改正において、陳腐化資産の一時償却の規定は廃止されました。 平成23年3月31日以前に開始した事業年度及び平成23年以前の各年分において、旧法人税法施行令 及び旧所得税法施行令の規定による承認を受けた場合のその承認に係る減価償却資産の償却限度額及び 償却費の計算については、経過措置の規定により引き続き適用となります。 8 ⑵ 減価残存率表 3 償却資産の評価と課税について 『固定資産評価基準』別表第15「耐用年数に応ずる減価率表」より作成 ⑴ 償却資産の評価方法 償却資産の評価は、償却資産の取得年月、取得価額及び耐用年数を基に、申告していただいた 資産の評価額を一品ごとに算出し、この評価額の合計が決定価格となります。 また、課税標準額は、決定価格の 1,000 円未満を切り捨てた額となります。 ただし、課税標準の特例の適用を受ける資産がある場合は適用後の額、適用がない場合は 「決定 価格」がそのまま課税標準額となります。 《評価額の算出方法》 ……( )内の数値処理は、小数点以下第4位を四捨五入しています。 前年中に取得した資産(注1) 前年前に取得した資産(注2) 減価率 取得価額×(1- )= 取得価額×A 前年度評価額×(1-減価率)= 前年度評価額×B 2 * 一般の償却資産にかかる評価額の最低限度は、取得価額の 100 分の5に相当する額です。 (注1) 半年分の減価残存率で、10ページの減価残存率表のA欄の率です。 (注2) 1年分の減価残存率で、10ページの減価残存率表のB欄の率です。 《課税標準額及び税額の算出方法》 課税標準額(1,000 円未満切捨て) × 税率(1.4 / 100) = 税額(100 円未満切捨て) 計算例 ◎ 評価額の算出方法及び税額計算例です。なお、実際の評価計算等については、電算システムで 行いますので、申告の際に算出する必要はありません。 資産の名称等 取得年月 舗装路面 可動間仕切 看 板 26.9 25.2 25.2 取得価額 耐用年数 減価率 平成 27 年度 評 価 額 合計 2,700,000 円 15 年 0.142 500,000 円 3 年 [平成 26 年度評価額] 500,000 円 ×(1 - 0.536×1 / 2)= 366,000 円 0.536 [平成 27 年度評価額] 366,000 円 ×(1 - 0.536)= 169,824 円 1,600,000 円 10 年 0.206 2,700,000 円 ×(1 - 0.142×1 / 2)= 2,508,300 円 耐用 年数 耐用年数 に応ずる 減 価 率 減価残存率 A 耐用 B 前年中取 前年前取 年数 得のもの 得のもの 0.658 0.316 2 0.684 3 0.536 0.732 4 0.438 5 減価残存率 耐用年数 に応ずる 減 価 率 A B 耐用 前年中取 前年前取 年数 得のもの 得のもの 0.943 0.886 19 0.114 0.464 20 0.109 0.945 0.781 0.562 21 0.104 0.369 0.815 0.631 22 6 0.319 0.840 0.681 7 0.280 0.860 8 0.250 9 耐用年数 に応ずる 減 価 率 減価残存率 A B 前年中取 前年前取 得のもの 得のもの 0.969 0.938 36 0.062 0.891 37 0.060 0.970 0.940 0.948 0.896 38 0.059 0.970 0.941 0.099 0.950 0.901 39 0.057 0.971 0.943 23 0.095 0.952 0.905 40 0.056 0.972 0.944 0.720 24 0.092 0.954 0.908 41 0.055 0.972 0.945 0.875 0.750 25 0.088 0.956 0.912 42 0.053 0.973 0.947 0.226 0.887 0.774 26 0.085 0.957 0.915 43 0.052 0.974 0.948 10 0.206 0.897 0.794 27 0.082 0.959 0.918 44 0.051 0.974 0.949 11 0.189 0.905 0.811 28 0.079 0.960 0.921 45 0.050 0.975 0.950 12 0.175 0.912 0.825 29 0.076 0.962 0.924 46 0.049 0.975 0.951 13 0.162 0.919 0.838 30 0.074 0.963 0.926 47 0.048 0.976 0.952 14 0.152 0.924 0.848 31 0.072 0.964 0.928 48 0.047 0.976 0.953 15 0.142 0.929 0.858 32 0.069 0.965 0.931 49 0.046 0.977 0.954 16 0.134 0.933 0.866 33 0.067 0.966 0.933 50 0.045 0.977 0.955 17 0.127 0.936 0.873 34 0.066 0.967 0.934 51 0.044 0.978 0.956 18 0.120 0.940 0.880 35 0.064 0.968 0.936 52 0.043 0.978 0.957 ~ 耐用年数の見直し ~ 平成 20 年度の税制改正により、減価償却資産の耐用年数等に関する省令の見直しが行われ、減価償 却資産の耐用年数表が大きく変更されました(特に機械及び装置につきましては、390 区分を 55 区分へ 見直す全面改正が行われました。 ) 。このため、決算期等に関わりなく、既存分を含めて、平成 21 年度 3,817,672円 [平成 26 年度評価額] 1,600,000 円 ×(1 - 0.206×1 / 2)= 1,435,200 円 [平成 27 年度評価額] 1,435,200 円 ×(1 - 0.206)= 1,139,548 円 分の固定資産税から改正後の耐用年数を適用しておりますのでご注意ください。 *耐用年数の見直し対象となった資産がある場合は、申告書の 17 欄(14 ページをご参照くだ さい。 )及び種類別明細書の摘要欄(16 ページをご参照ください。 )に「耐年改正」とご記入く ださい。 ~ 実地調査ご協力のお願い ~ 課税標準額(評価額の合計) 税 率 1,000 円未満切捨て × 1. 4% 3,817,000 × 1. 4% = 53,438 100 円 未 満 切 捨 て 平成 2 7 年度 税 額 53,400 円 (注1) 課税標準額は、評価額(合計)の 1,000 円未満を切り捨てた額です。 (注2) 税額は、100 円未満を切り捨てた額です。 申告書の受理後、地方税法第 353 条及び第 408 条に基づいて調査を行っておりますので、そ の際はご協力をお願いいたします。 また、地方税法第 354 条の2に基づき、所得税又は法人税に関する書類について閲覧を行う ことがあります。 なお、調査に伴い修正申告をお願いすることがありますが、その場合の課税は、資産の取得 年に応じて遡及することになりますので、あらかじめご承知おきください。 (注3) 課税標準額が 150 万円未満の場合は、免税になります。 9 10 4 提出書類と申告方法 ⑶ 固定資産税(償却資産)の課税のながれ ⑴ 提出書類 課税台帳の閲覧 ⑤ 1月1日(賦課期日)現在府中市内に所有しているすべての償却資産を「償却資産申告書」 、 「種 府中市役所へ 価格等の決定及 課税台帳に登録 納税通知書 申告書を提出 び課税台帳への した旨の公示 の交付 ① 登録 ②③ ④ ⑦ 納 付 ⑧ 類別明細書」により、申告していただきます。 ◎平成 26 年度に申告をされていた方(今まで府中市に申告をされていた方) 申告の区分 審査の申出 ⑥ 価格等の算出 資産の増減がない方 資産の増加・減少がある方 ① 申告書の提出 賦課期日(1月1日)現在府中市内に所有している償却資産を、その年の1月 31 日(平成 27 年度分については2月2日)までに、府中市に申告していただきます。 ② 価格等の決定及び課税台帳への登録 償却資産の価格等は、申告及び調査に基づいて決定され、償却資産課税台帳に登録されます。 休業・廃業・移転された方 申告する資産がない方 ③ 課税標準 課税標準は、賦課期日(1月1日)現在の評価額に基づき決定された価格で、償却資産課税 台帳に登録されたものです。 ④ 課税台帳に登録した旨の公示 価格等を償却資産課税台帳に登録した旨を公示します。 ⑤ 課税台帳の閲覧 償却資産課税台帳に登録された価格等は、所有者、納税管理人及び委任を受けた代理人等 固定資産税の課税に直接関係を有する方が閲覧できます。 なお、平成 27 年度の閲覧は平成 27 年4月1日(水)からを予定しています。 ⑥ 審査の申出 償却資産課税台帳に登録された価格(評価額)に不服のあるときは、課税台帳に価格等を 登録した旨を公示した日から納税通知書の交付を受けた日後 60 日以内に、書面により府中市 固定資産評価審査委員会に対して審査の申出をすることができます。 ⑦ 納税通知書の交付 次の計算により税額を算出し、5月上旬に納税通知書を交付します。 課税標準額(1,000 円未満切捨て)× 税率(1.4 / 100)= 税額(100 円未満切捨て) (例)課税標準額が 2,355,000 円(1,000 円未満切捨て)の場合 2,355,000 円 ×1.4 / 100 = 32,900 円(100 円未満切捨て) なお、評価計算の結果、課税標準額が 150 万円(免税点)未満の場合には課税されないため、 納税通知書を交付しません。 ⑧ 納付 申 告 方 法 申告書の「17」の「1 資産の増減なし」を○で囲んで申告してくだ さい。 申告書の取得価額欄を記入してください。また、明細書に、平成 26 年 1月2日から平成 27 年1月1日までの間に増加又は減少した資産を記 入して申告してください。 申告書の「17」の「3 休業」 、 「4 廃業」又は「5 資産を他へ移 転」を○で囲み、年月日を記入して申告してください。 申告書の「17」の「2 該当資産なし」を○で囲んで申告してくださ い。 ◎初めて申告される方(平成 26 年1月2日以降に新規に事業を開始された方) 申告の区分 申 告 方 法 申告書の「1」〜「16」及び取得価額欄を記入してください。また、 申 告 す る 資 産 が あ る 方 明細書に、平成 27 年1月1日現在において、府中市内に所有されてい るすべての償却資産を記入して申告してください。 申告書の「1」〜「16」を記入し、 「17」の「2 該当資産なし」を 申告する資産がない方 ○で囲んで申告してください。 ※ 平成 26 年1月1日以前に取得した償却資産でも、申告漏れがあった場合は必ず申告してくだ さい。さかのぼり課税の対象となります(地方税法第 17 条の5第5項)。 (注1) 提出書類が不足する場合は、資産税課までご請求ください。 (注2) 評価額の計算方法については、9ページの『3⑴償却資産の評価方法』をご覧ください。 (注3) 自社作成の申告書で申告される場合は、必ず府中市の申告書を添付してご提出ください。 ⑵ 提出期限 平成27年2月2日(月) ⑶ 提出先 〒183-8703 府中市宮西町2丁目24番地 府中市市民部資産税課償却資産係(市役所本庁舎2階) 電話 042(335)4447(直通) 固定資産税の納期は、年4回に分かれていますので、各納期限までに納付してください。 具体的な納期については平成 27 年度固定資産税納税通知書等でお知らせいたします。 11 ※郵送で申告書を提出される方で控用の返送を希望される場合は、必ず返信用封筒に宛名を ご記入のうえ切手を貼って同封してください。 12 ⑷ 全資産申告及び増減申告される方の記載方法 16 及び取得価額欄を記入してください。 の欄の1を、それ以外の場合は 年度申告された方・・・表示内容を確認し、訂正・補足等してください。 ◇初めて申告される方・・・1〜 ◇ なお、資産に異動(増加・減少・修正など)のない場合は、 該当する番号を○で囲み、申告書(提出用・控用)・明細書(提出用・入力用・控用)を提出してください。 17 26 1・2 3 申告書や納税通知書の送付先 です。間違っている場合は訂 正してください。 事業種目を具体的に記入してく ださい。法人の場合は資本金等 を記入してください。 年 月 日 受付印 (ふりがな) 所 償却資産申告書(償却資産課税台帳) 183-0055 電話 (ふりがな) 株式会社 ○×印刷 2 氏 名 代表取締役 法人にあっては その名称及び代 表者の氏名 資産の種類 1 構 2 機 械 及 び 装 置 3 船 4 航 5 6 車 両 及 運 搬 工具、器 及 び 備 び 具 具 品 7 合 計 築 物 舶 空 機 構 2 機械及び装置 3 船 4 航 5 6 車 両 及 運 搬 工具、器 及 び 備 び 具 具 品 7 合 計 築 物 舶 空 機 042-364-4111 株式会社 御中 府中 太郎 屋号 取 前年前に取得したもの(イ) 十億 百万 5 この申告に応 答する者の係 及 び 氏 名 代表者 ㊞之印 6 千 円 8 520 700 2 300 000 0 0 0 1 350 000 12 170 700 ホ 十億 百万 千 円 得 十億 百万 千 税理士等の 住所・氏名 価 前年中に減少したもの(ロ) 円 550 000 550 000 十億 百万 千 円 740 000 740 000 ※ 決 定 価 格 へ ※ 課 税 標 準 額 ト 十億 百万 千 円 ◎企業電算処理方式による(合計)申告の場合は 必ず記入してください。 有 関与されている税理士等 の住所・氏名・電話番号 を記入してください。 該当する方を○で囲 んでください。事実 と違う場合には正し い方を○で囲んでく ださい。 者 コ ー ド 1 2 3 4 5 6 7 8-0 0 0 0 8 増加償却の届出 無 ・ 有 昭和 4 9 年 4 月 9 非課税該当資産 無 ・ 有 府中次郎 10 課 税 標 準 の 特 例 無 ・ 有 電話 042-364-4111 11 特別償却又は圧縮記帳 無 ・ 有 府中市寿町1 -5 12 税務会計上の償却方法 定率法・定額法 電話 宮西花子会計事務所 042-335-4447 13 青 色 申 告 無 ・ 有 千円 14 資産の 所在地 府中市 宮西町 2 丁目 2 4 番地の 8 520 700 貸主の名称・電話等 2 300 000 15 借用資産 ○× リ ース㈱ 0 (リース資産等) ( 無 ・ 有 ) 042-335-4443 事業所用家屋 自己所有 ・ 借 家 0 16 の所有区分 該当する番号を○で ★申告書の控を希望される 0 17 囲んでください。 方は切手をはった返信用封 筒(住所、氏名等を記入) 1 540 000 1 資産の増減なし 12 360 700 百万 千 円 備 考 十億 百万 千 円 ◎普通(一品)申告の場合は記入の必要はありま せん。 所 7~13 無 ・ 有 計((イ) - (ロ) + (ハ)) (ニ) 十億 ※ 6 7 短縮耐用年数の承認 額 前年中に取得したもの(ハ) (提出用) 印刷業 5,0 0 0 (資本金等の額) 1枚目と2枚目に 押印して下さい 資産の種類 ※ 評 価 額 1 事 業 種 目 4 事業開始年月 有 者 3 宮西町 東京都府中市府中町2丁目24番地 又は納税通 知書送付先 5 この申告書の内容について直 接応答される方の氏名・電話 番号を記入してください。 平成27 年度 府中市長 1 住 所 4 府中市で事 業を開始され た年月を記 入してくださ い。 2 該当資産なし(市内で事業継続中) 3 休業( 年 月 日) 4 廃業( 年 月 日) この欄は記入し ないでください。 5 資産を他へ移転( 年 月 日) (移転先 ) 6 その他 処理日 耐年改正あり(行番号2の資産) 宛名 整理番号 申告区分 一品 合計 ※印の欄は、企業電算処理方式による(合計)申告の方のみ記入してください。普通(一品)申告の場合は、記入する必要はありません。 種類別明細書に記入した増加分、減少分、修正分についてそれ ぞれの欄に種類ごとの数値を記入し、平成27年1月1日 現在、市内に所有するすべての償却資産の取得価額が計(ニ)の 欄に集計されるように記入してください。 13 14 第 二 十 六 号 様 式 提 出 用 14 市内の事業所の所在 地を記入してくださ い。 15 他から借り受けた資 産 (リース) の有無に ついて該当する方を ○で囲んでください。 なお、借用資産があ る場合には貸主の名 称などを記入してく ださい。 16 該当する方を○で囲 んでください。 17 「資産の増減なし」・ 「該当資産なし」・ 「休業」・「廃業」 の場合は該当番号を ○で囲んでくださ い。法人成立や合 併、市外移転などの 異動があった場合 府 は、「資産を他へ移 転」を○で囲み、移 中 転年月日及び移転先 市 を記入してくださ い。 その他、この申告に 必要な事項を記入し てください。 ◇ こ の 明 細 書 は 別 葉 の 申 告 書 と 一 緒 に 提 出 し て く だ さ い ◇ 増 加 ・ 減 少 ・ 修 正 な ど 資 産 の 異 動 申 告 は す べ て こ の 用 紙 で 行 て く だ さ い 「資産の種類」「年号」「増加事由」及び「減少事由」は、こ の表に従いそれぞれの番号を記入 又は○で囲んでください。 資 産 の 種 類 構 築 物 機械 及び 装置 船 舶 … … … **** 12345678 1 2 3 4 5 -0000 12345678 -0000 12345678 -0000 12345678 -0000 12345678 -0000 12345678 -0000 資産 の 種類 新品取得 中古品取得 移動受入 そ の 他 昭 和 … 3 平 成 … 4 売 却 滅 失 移 動 その他 …1 …2 …3 …4 1 2 3 4 の見直しに伴う改正後の耐用 異動の理由を記入してください。 年数を用いる場合は、耐用年 数を 1 本線で消し、改正後の 資 産 の 名 称 等 1頁のみ1行目は所有者名及び 取得価額合計 数量 年 所 (提出用) 取得年月 年 号 月 ○×印刷株式会社 御中 取 また、 摘要欄に 「耐年改正」 等わ ※所有者名を記入してください。 種類別明細書(増加・減少・全資産用) 資産コード 得 価 額 (円) 有 者 減価 耐用 年数 価 額 残存 課税標準 の特例 コード 率 率 課 税 標準額 12,170,700 15000001 内装工事 1 4 14 3 8,520,700 10 2 11000001 製本設備 1 4 10 4 2,300,000 10 7 6 59000030 応接セット一式 1 3 62 7 350,000 8 6 16000005 冷蔵庫 1 4 15 6 400,000 6 6 09000001 ルームエアコン 3 4 18 6 600,000 6 2 1 1 4 18 6 4 26 5 4 24 12 ルームエアコン 応接セット一式 パソコン 名 ○×印刷株式会社 1 6 6 6 … … … … 産の耐用年数等に関する省令 耐用年数を記入してください。 この欄は記入し ないでください。 行番号 所有者コード 航 空 機… 4 車両 及び 運搬具 … 5 工具、器具及び備品 … 6 1 2 3 平成21年度から、減価償却資 減少事由 増加事由 年 号 この欄は記入しないで ください。 400,000 6 530,000 8 210,000 4 ☆記入される前に必ずご覧ください。 年 号 ◎増 加 の 場 合 …打ち出されている種類別明細書の空いている行から記入してください。 ◎減少の場合(資産の全部)…減少した資産の名称等を1本線で消してください。 〃 (資産の一部)…打ち出されている資産の名称等を1本線で消し、空いている行に変更後の資産を記入してください。 ◎初 め て 申 告 さ れ る 場 合 …府中市内に所有している償却資産をすべて記入してください。 3…昭和 4…平成 増加事由 第 二 十 六 号 様 式 別 表 一 増加 事由 減少 事由 1・2 3・4 1・2 3・4 1・2 3・4 1・2 3・4 1・2 3・4 1・2 3・4 1・2 3・4 1・2 3・4 1・2 3・4 1・2 3・4 1・2 3・4 1・2 3・4 1・2 提 3・4 出 用 1・2 耐年改正 3・4 1・2 3・4 1・2 3・4 1・2 1台減少 3・4 1・2 3・4 1・2 3・4 1・2 申告漏れ 3・4 1・2 3・4 1・2 3・4 摘要 かるように記載してください。 減少の場合 全部減少…該当する資産の名 称等を1本線で消し てください。 一部減少…「修正の場合」に 準じて行ってくだ さい。 修正の場合 例:3台あったルームエアコ ンを1台、前年中に除却 した場合(一部減少) →資産の名称等を1本線で消 し、空いている行に変更後の 資産を記入してください。 ◎取得年月・耐用年数の修正に ついても、すべてこの方法に 準じて行ってください。 減少事由 1…新 品 取 得 1…売 却 2…中古品取得 2…滅 失 3…移 動 受 入 3…移 動 4…そ の 他 4…その他 ○詳しくは、手引書の記載方法をお読みください。 資産の名称等 資産の名称等を36文字以内で記入してください。 数 量 資産の数量を記入してください。 ~ 増加の場合 取得価額 打出されている種類別明細書の 空いている行から記入してくだ さい。 資産の取得 価額を記入してください。 企業電算処理方式による申告 (合計申告) の方へ ~ 企業電算処理方式による申告で申告される方は、一品一品につき、 「価額」「課税標準額」(課税標準の特例を受ける資産は、 特例率を乗じた額)を種類別明細書に記載してください。 15 16 ⑸ 企業電算処理方式を利用して申告される方の記載方法 申告書等の記載方法は、 原則として『4⑷全資産申告及び増減申告される方の記載方法』によりますが、 評価額を算出して記載のうえ増加・減少・全資産明細書を添付してください。 また、必ず府中市の申告書を添付してご提出ください。 6 電子申告(エルタックス) 本市では、エルタックス(eL TAX)による電子申告も受け付けております。電子申告を 行う場合には、電子証明書等を取得されたうえでエルタックスのホームページに利用届出を行 い、府中市の審査を事前に受けていただくことが必要となります。 具体的な操作方法については、一般社団法人 地方税電子化協議会にお問い合わせください。 種類別明細書(増加・減少・全資産用)の「価額」欄の合計を算出し、資産の種類別に 記載してください。 eL TAXとは… ★申告書を持参・郵送することなく、オフィスや自宅からインターネットで申告ができます。 ★複数の自治体への申告をまとめて一度に送信できます。 ★eL TAX 対応 PCdesk などのソフトで申告書作成が簡単にできます。 ★eL TAX に対応した市販の税務・会計ソフトで作成したデータを利用できます。 ※決定 価格 へ 「※評価額(ホ) 」を資産の種類別に記載してください。 利用するためには… ※ 課税標準額 ト 種類別明細書(増加・減少・全資産用)の「課税標準額」欄の合計を算出し、資産の種 類別に記載してください。 [償却資産申告書の記載方法] 評価額、決定価格及び課税標準額は1円の位まで記載してください。 記 載 欄 ※評 価 額 ホ 記 載 方 法 [種類別明細書の記載方法] (増加・減少・全資産用) 記 載 欄 記 載 方 法 減価残存率 10 ページの『3⑵減価残存率表』 により耐用年数に応ずる減価残存率を記載してください。 価 9 ページの『3⑴償却資産の評価方法』により算出した評価額を記載してください。 課税標準の 額 率 課税標準の特例の適用を受ける資産については、特例率を記載してください。 特 例 コード 記載する必要はありません。 課税標準額 インターネット に接続したパソ コンを用意する。 電子証明書を 取得する。 eL TAX ホ ー ム ページで利用 届出を行う。 申告データを 送信する。 受付結果を確認 する。 eL TAX ホームページで 専用ソフト「PCdesk」等 を取得する。 申告の手続きには… 「PCdesk」等で 申告データを 作成する。 一般社団法人 地方税電子化協議会 「価額」欄の額を記載してください。 ただし、課税標準の特例の適用を受ける資産については、個々の資産の評価額に特例率 を乗じて得た額を記載してください。 エルタックスヘルプデスク 電話 0570−081459(IP 電話や PHS などは 03−5500−7010) ご利用時間 午前9時~午後5時(土日祝日、年末年始を除きます。 ) エルタックスのホームページ http://www.eltax.jp/ 5 市税の口座振替 市政の貴重な財源を効率的、計画的に運用するため納期内の納付をお願いしております。 納税には便利な預金口座振替をご利用ください。 ◆預金口座振替手続 * 納付書 (納税通知書)・預金通帳・届出印を持参し、納期限の45日前までに、振替を希望す る市内の取引金融機関等でお申し込みください。 * 郵送での申込みを希望する方は、納税課までご連絡ください。 * 一度手続きしますと、翌年度以降も継続します。ただし、固定資産の所有者が、相続、贈与、 持分の増減等により変更(共有者の変更も含みます。)になった場合は、翌年度新たに預金口 座振替の手続が必要になります。 * 預金口座振替の領収書は発行されませんので、預金通帳への記帳によりご確認ください。 なお、申告等で納付額の確認が必要な場合は「納付済額確認書」を発行しますので納税課ま でご連絡ください。 口座振替のお問い合わせ 府中市市民部納税課 電話 042(335)4448(直通) ※ 平成 27 年1月5日以降は、次の電話番号に変わります。 042(335)4449(直通) 17 ***償却資産申告書の提出先*** 〒183-8703 府中市宮西町2丁目 24 番地 府中市市民部資産税課償却資産係(市役所本庁舎 2 階) 電話 042(335)4447(直通) 提出期限 平成 27 年2月2日(月) ※郵送で申告書を提出される方で控用の返送を希望される場合は、必ず返信用封筒に 宛名をご記入のうえ切手を貼って同封してください。 18 償却資産申告 Q&A なるほど! 早速申告しよう。 Q1:償却資産とはなんですか? A: 償却資産とは、会社や個人が、工場・商店・不動産賃貸業などの事業に用いる資産をいいます (土地・家屋を除きます。 ) 。たとえば駐車場を貸している場合の、駐車場舗装工事やオートロック式 パーキング装置、商店を営んでいる場合の、陳列棚や冷蔵機付ショーケースなどが償却資産にあ たります。 Q2:税務署へ確定申告していれば、市への申告は必要ないですよね? A: 市へも申告していただく必要があります。1月1日現在の資産について、税務署への提出とは 別に申告しなければならないことになっています。 Q3:昨年中に廃業しました。市への申告は必要ないですよね? A: 今後の課税状況を把握するためにも、申告していただく必要があります。 Q4:昨年と資産に変わりありません。今年は申告する必要はないですよね? A: 資産の増減の有無にかかわらず、申告していただく必要があります。 Q5:店舗を借りて事業をしています。どのようなものが申告の対象になりますか? A: 賃借人 (テナント) 等が取り付けた電気設備、内装工事などです。賃借人 (テナント) 等に申告し ていただく必要があります (5ページ 『1⑷ 建築設備等における家屋と償却資産の区分』 をご参 照ください。 ) 。 Q6:事業用と個人用の両方に使っている資産は、申告する必要がありますか? A: 申告していただく必要があります。償却資産は、事業のために用いることができるものが課 税の対象とされていますが、個人事業者が事業用と非事業用の両方に使用している資産について は、事業割合に関係なく全額申告の対象です。 Q7:耐用年数を過ぎた古い資産でも、申告の必要はありますか? A: 申告していただく必要があります。償却資産の場合、評価額の最低限度は取得価額の 100 分 の5です (8ページ 『2 国税との相違点』をご参照ください。 ) 。古い資産で減価償却済みでも、 事業のために用いられている場合は申告の対象です。 Q8:共有の資産は、各々が持分に応じて申告すれば良いですか? A: 個々に申告するのではなく、共有者全員の連名で申告していただく必要があります。申告書に 記載する取得価額は、各共有者の持分の取得価額の合算額です。
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