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農林水産技術センター10大ニュース(平成26年)概要説明版 タスクチーム活動での技術普及により酒造好適米用「祝」の生産量を確保(農林センター)
○普及センターと農林センターの連携によるタスクチーム活動や行政・団体と一体となった
酒米プロジェクトの推進により、昨年より22%多い酒造メーカーの「祝」要望量418tを確保
○生産現場でのきめ細かな対応が評価され、農林水産省が全国の400件以上ある重点普及活動の中で
代表的な4事例の一つとして紹介
「丹後とり貝」の安定供給に向けてICTの導入と漁業者への伴走支援を強化(海洋センター)
○漁場環境をリアルタイムモニタリングする装置を設置し、「丹後とり貝」の水質悪化による死亡や
成長不良を回避し生残率向上と安定生産を実現
○タスクチーム活動により漁業者による種苗生産への伴走支援を強化し、「丹後とり貝」の生産拡大に
寄与
丹後農業実践型学舎生が栽培した西洋ニンジンが京都市場で好評(丹後農業研究所)
○学舎生が栽培した西洋ニンジンを京都市中央卸売市場の協力により初競り
○市場評価は上々で、学舎生の販路確保に大きな一歩を踏み出し生産意欲も向上
森林技術センターの機能強化(森林研究と林業行政、人材育成機関を一体化)(森林技術センター)
○本年5月の組織再編に伴い、森林技術センターを京丹波町内に一体化
○研究と普及が一体となり、隣接する林業大学校との連携を強化し林業・木材産業の経営高度化と
林業の担い手育成を支援
新規漁業就業希望者に長期研修を実施するため、海の民学舎運営協議会を立ち上げ
(海洋センター)
○海洋センターを事務局として海の民学舎運営協議会を9月30日に設立。27年4月の海の民学舎
スタートに向け、関係者の大きな期待のもと12月1日から第1期生を募集開始
○センター職員が講義や実習を行い、設備をフルに活用して効果的に後継者を育成
経営力の高い人材育成のため宇治茶アカデミーを開講(茶業研究所)
○茶業に携わる若手後継者が商品戦略やマーケティング戦略等について研修するため、宇治茶
アカデミーを開講
○高い経営力と情報発信力を備えた担い手育成の機能も加え茶業研究所の機能強化を検討
京野菜の機能性研究を強化(機能性野菜研究担当を新設)(農林センター)
○農林センター園芸部に機能性野菜研究担当を新設し、健康維持に効果がある京野菜の機能性研究を
強化
○「機能性野菜研究プロジェクトチーム」を立ち上げ、部を越えたメンバーによりエダマメ、
ダイコン、京かんざしなどで加工も視野に入れ研究
お米を使った京のこだわり畜産物を生み出すビジネスモデルを検討(畜産センター)
○京都のお米で育てるこだわり畜産物(牛肉・豚肉)の商品化を目指して、京都大学、畜産農家、耕種農
家、食肉事業者と府が協働
○消費者・シェフ・食肉事業者を招いた試食会を開催し、「お米を家畜に与え地域の水田を守ること」の
意義をPR
「伝統京野菜トウガラシ産地向け脱臭化メチル栽培マニュアル」を完成(生物資源研究センター)
○多くの病害虫や雑草に対する優れた防除効果を示す臭化メチルはオゾン層の破壊原因物質で製造・
使用が全廃
○臭化メチル代替技術としてワクチンを活用したピーマン・トウガラシ産地のトウガラシモザイク病
防除技術を開発、マニュアル化し、冊子とDVDを作成
碇高原牧場開場35周年を記念して「畜産ふれあいファームin碇」を開催(畜産センター碇高原牧場)
○碇高原牧場は「京都和牛の郷」碇高原に昭和54年に開場、以降35年間府の肉用牛生産を支援
○府内各地から約360名の府民を迎えて特別企画「親子畜産教室」などの35周年記念行事を
開催し、子供たちへ畜産業と牧場の仕事をわかりやすく紹介