Title 総合商社と海外投資 : 経済開発のマーチャント - HERMES-IR

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総合商社と海外投資 : 経済開発のマーチャント
小島, 清; 小沢, 輝智
世界経済評論, 27(11): 29-38, 57
1983-11
Journal Article
Text Version publisher
URL
http://hdl.handle.net/10086/16784
Right
Hitotsubashi University Repository
一
臆
禽
菌
ャ
小
島
清
二 滞大学護済学部教授
智
.(コDラド州立大学題辞学 部救援
九%或 は九 六%以上 )子会社」形九
- ロ ッパ系 のも のも ' 「旧形)態D
)
Ⅰ」が大部分 であ った。 ここに 「
下
形態」 と いう のは 「完全所有 (
含旧
研究 に 参加し、 その 一環 と 小
して
ント-
数 と海外投資
﹃海外直接投資 の新形態
- 経済 開発 の マー チ
研究 課題-
・
今年 の、宋頃 のOEC D出版物 と
た
巨大企業 が海外 に (
或 いは'世界 '
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u な る報告書をまとめ
地 に)多数 の生産 ・販売 の拠点 を各
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て公刊されることにな って いる。 し
たその日本版 を同時 公表 した いもま
﹄
「商社 無用論」が叫ばれ、今 や 「は
九 八二 年 一〇 月 に'「輸出 商社法 一
社 ・冬 の時代」と突 つか れ心配 さ商
(
DISC)
」を通 し'商社 設 立に案
て いる。それなのに他方'外国 では
れ
-組みはじめたO今 日'総合商社取
日本 の ユニー クな 「総合商社」 の ' 活動 と在-万が重大 な転換期 にあの
ここに披露しておき た い
と努力している。 そ の エ ッセンスを
の
かづ て 「商社 斜陽論」さ ら に
ことはまざれも な い事実 だ。 そのる
津
ロール'統輝
一的経営'企業秘密保持
ト
る。完全所有形態は'完 全な コンあ
9
2
「多国籍企業 (MNC)活動」 で '
動 である)をと るのであ る。 これが
行
大体 において独占的 な いし寡占的は
アの拡大 のた めに世界戦 略 (それ ェ
' 出 さ せ' その企業 の収益 と市場 シ進
される。だがも う少 し広げ て言う表
と
での海外企業進出 と いう こと に代態
済開発 への創造的貢献 に対 し'高経
態 を詳細 にふ- かえ-、将来 を卜実
H 多国籍企業活動。
と日本
。
評値が与 えられ'それを理解 し' い
てみる ことは'内外 にと って緊急し
後隆盛をき わめた海外直接投資 (
戦
歴史 は古 いのであ るがtと- に
型
われわれ両名
。 は、過去 三年間 に
FI)は'圧倒的 に ア メ- カ企業 D
ヨ
よるも のであるが' それに若干 のに
ャ
た-'OECDの開 発 センタ ーでわ
る
と外
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O投
そ資
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ア形
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カな
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ら共
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「海
の
ンスでも ある
。 必要 な課題 であ-' そ の絶好 の チに
習 いた いとの機運がも-上 って い見
る
韓国 では既 に 10社 に及 ぶ酪 合商
つか の開発途上国が商社 づ-- にし
が育 ったし, マレーシ アを姶 め い社
手 した.共産圏 の中国' ソ連-、着
い
易 公社 とか公 団の改組 を考慮 し て貿
-
「旧形態 DFI」とはt MNC世界
それを追 い越すま でに成長したOだ
に つぎ'西 ドイツと並んだか'既 に
ピードは早く' アメリ カ' イギ - ス
格的企業進出 に乗-出 した。その ス
登場し、漸く 一
九六〇年代末から本
遅れた参入者 (
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ecome
r)とし て
大 に主力を注ぎ'海外直接投資 には
と' 日本 の労働力不足を克服し産業
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ments)も多 い。糾
日本に不足 し ている資源調達 のため
ck爵 e)移転 など'非出 資形態 (
non-
商社が参加する独得 の形態さえ生ん
多 〇三人 四胸型と いわれるような
い
かを要約的 に言う と こうである。
Iは、 わが国経済 に必要不可欠な資
るわけ ではない。だが、 日本 のDF
長期購買契約へ技術 の 分 割 (
unpa・ 業 の慎重 な収益採算 に基 いて行 われ
ど.榊融資買鉱へター ンキイ方式、
源' そ の比較劣 位化 した労働集約工
投資 (
企業進出 )は' たしかに各企
しておき た い。第 一は'個 々の直接
で二 つだ けキイ ・エレメントを指摘
-多-柔軟 に対応してきたに ついて
MNC型 DFIとその点 で違 いがあ
るO資本主義経済 として当然である。
は'数多 - の理由が あろう。その中
戦略 の 一環とし て行われるDFIt
か つMNC的行動 と コント ロールの
下 にあるDFIであ-、 「MNC型
DFI」と略称 してよ いものである。
MNC型 DFIが' ま ったく私企
構造 を高度化 するための製造 工業海
慕 (ならびに労働集約的生産工程)
造 の高度化 と維率化 に資す る' そし
糾 マイ ノリ テ ィ所有 の合弁形態が
業のミク ロ的行動理論 に立脚して い
が 日本 のDFIは'層 に遅れた参入
者 であ ったとい-理由 からだけでな
外進出が多 い。 これは日本 の マク ロ
てまた対外貿易 の創造 ・拡大をも た
構
調和的 に貢献 した。3:
多分余り儲 か
らすt と いう マク ロ経済的動因が強
済
らな い (
独 ・寡占的行動 の好対象 で
これに対し て日本経済 は'貿易拡
る ことは明白だ。それはす でに'国
経済的必要 に発す るも のだが'同時
一歩も出 るも のではな い。
家 とか国民経済 とか いう枠 を飛び越
I」とは著 し-異 な った特色をも つ
-' いろ いろな点 で 「MNC型 DF
などのために不可欠 な要因として選
え'それは恰も存在しな いも のかの
u
もって マ
クロ経
はな い)と いう理由 からか'米欧M
く助 ら いて いた。 そ の意味 で' 日本
い '
資母国と ホ スト国 への マク ロ経済的
に至 った。執筆者 の 一人は 「日本型
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⊥
I
効果と い ったも のは眼中 に入れな い。 DFI」と総称 し た のであるが' そ
NC型 DFIが進出 したがらな い'
によ って補
れを今 や 「新形態 DFI」と言 い直
し ておいた万が よ-適切 であろうO
開発途上諸国 の製造 工業 の創設と拡
好 され固執 されているOしたが って'
ごと-受けと-' かれらの行動 の投
を域外生産 (
offs
hor
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od ct
i
on)
「新形態」とは何 ぞやと いう定義
にホ スト国 の順 を追 った経済発展 に
ァー ノンの ﹃
プ ロダクト ・サイクル
はまだ確 立されては いな い。開発途
グらの ﹃市場内部化論 i
nt
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・
一〇年程前ま でのDFI理論 は'ヴ
論﹄ で あ ったO今 日 では'ダ ニ ン
のDFIが自国中 心 (
et
hnoc
et
n
riC)
い。だが
同時 に'明治以来盲年余 を要 してこ
であ った ことは香定 できな
Lt MNC型 DFIの性悪さを憎 み' 出 して い ったO 脚資源開発とかプ ラ
大 に、 しか-半数 以上中小企業が進
スは'多国籍 企業活動化或 いは企
上諸国 に経済 ナシ ョナリズ ムが高揚
ン
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i
oコ﹄ が支配的 で ある。その エ ッセ
セスをへ そ の半分 とか三分 の 一の年
こま で発展 してきた日本経済 のプ ロ
その反省を求 めたこと に端 を発して
を追 った工業化'経済発展'貿易拡
ている開発途上諸 国 の'着実な'順
第 二'第 三の日本経済 になろうとし
月をも って急速 にキ ャ ッチ ア ップ Lt
ント輸出 など大型プ ロジ ェクトに つ
業 の国際化 をはかる こと により、生
日本型DF-の特徴
商社が そのオーガ ナイザ .-とな って
いる。
いてはグ ループ投資が典型 であ-'
産'販売'決済、資 産運 用などの諸
。そ
行動規範」作 -が 進 め られた)
いる ことは言うま でも な い (このた
めOECDや国連 での 「多国籍企業
節約が はかれる。 それが世界中 に拠
取引 (-市場 )を 一つの巨大企業 の
中 にと り こみ'も って取引 コストの
口
大 に' 日本 のDFIがち ょうど-ま
の詳細 は後 に展開す るのであるが'
このよう に日本がDFIの新形感
日本 のDFIには' 「新形態」を受
く ミートLtクルー シァルな貢献を
け容 れる性向 が強 い' と い-特色が
を作 り出 し'開 発途上国 の要請 によ
いう のである。結局t M NC型 DF
- つき-と現 れて いる。 そのい- つ
点 を進出 さ せる最大 の動機 であると
Iは' ミク ロ的私 企業行動論 の枠を
3
0-
-
総合商社 と海外投資-
社 が参加し て いる海外 進出 企業 のす
位 パタ ー ンの相 互の変化 に即応 し た' 出 総覧 ﹄そ の他 の原資料 から九大 商
敵 は、東 洋経済新報社 ﹃海外 企業 進
商社 の実 態 を'外 国人 により よく 理
海外 で関 心 の高ま って いるわが 総合
われ われ のOECD レポ ートは、
D レポ ートではそ こま で言 及してい
の分析 が手薄 にな って いる。 OEC
て いな いLt それ は問題 ではな い)
(そ こでは 「新形 態」 は余 - とられ
果 たしたのである。 それは' 比較優
ま たそれを先 ど-した直接投資 であ
な いのだが'本稿 では'今後 の商社
動 に ついて世界 にま たが るネ ット ワ
世 界 に ま た が る 商 事 ネ ット ワ ー ク
か捷 示 し てみた い。
活動 に ついて' わ れわれ の分 析 から
いる。も とも と国内 向 け ではな い。
ると い-'手 間 のかかる作業 を'試
解 しても らう ことを第 一目的 と し て
みた こと である。 三十余 に及 ぶ諸表
べてに ついて個票 を作成 し' それを
er
) であり促進者 で
の媒 体 (
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った から である。 日本 のDFIは'
あ ったのである。ま た これを解明す
(う ち図が 一つ)が われわれ の レポ
二
投 資 母国 と ホ スト国双方 の経済 発展
る には、 ミク ロ的 企業 行動論 だ け で
ートの生命 である。 これによ って実
い- つかの分析目的 に応 じ て分類 す
は不十分 であ って' マク ロ経済 的 ア
に広範 な'常 に創造的 なt か つ縦横
H
導 かれ るサ ジ ェッシ ョ.
ンをも いく つ
プ ロー チを構築 し'両 者を統 合 し た
無尽 に柔軟 な 「経済 開発 の マーチ ャ
ま た'開 発途上国 への 「新 形 膿 DF
I」 を明 示 す る こと に優先的力点を
お いて いるO このた め対先進 国投資
いの であ る。
理論 によ って裏 づけられねば な らな
側 からと- にわれわれ の ごとき学 究
か の' ほんとう の メカ ニズ ムは'外
し て'常 に日本経済 の発展 をリ ード
性 に富 む総合商社 は'水 先案内 人 と
営 の独 立宣 言 であ った。創造 性 と活
を果 たす と いう' いわば 日本経済 運
易 と産 業発展 の意 思決定 や方向 づ け
-' 日本 人 の手 によ っ て'自 ら の貿
ト支 配下 の "
商館貿易
時 適 切 に捷 供 し て いる。
サ ービ スを'世界
ジネ ス ・イ ン フラ ″ と称 しう べき諸
船 '倉 庫'保険 など' 一括 し て 〝
ビ
らが商権だ )
・だ け でな-'融資 '配
料 ・部品 の調達 と製 品 の販売 (それ
に'海 外生産 に必要 な資本財 ・原材
いる。 さら
と密 接 な関連 が あるの ではあ るま い
社 の役割 の大 き い独 得 の企業 間組 織
にと って' わかるはず が な いO そ の
し、 ビ ジネ ス機会 を開拓 し っづ けて
九大商社 の総計 一' 四九 八に及 ぶ海
て
かt と いう問 題意識 である。 この着
こと は十分 に承 知 して いる。だが'
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ム 」と し
今 や 「小島 ・小 滞 パラダ
て海外 でも広く 注目さ れ て いる海外
き たO だが この種 の歴史 的考察 は'
外事 業体 であるが' そ の内 訳 は'商
Lt そ の運営 に参加 し
の 〝
海外 生 産 〟開拓 を先導
拡大 のために'製造 工業 と
はな い。 いな、 コミ ッシ ョンを稼 ぐ
″
ークを築きあげ て いる。 それだけで
〝
商権
発
総合商社 こそ日本 の
多国籍企業
観 的 に'数字 によ って明確化 され た。
わが 国 に ユニー クな総合商社 の誕
資 源開
ント」 の開拓者的活動 の実 態が' 客
も と よ-'総合商社 がどう や ってビ
生 は'明 治初期 に'外 国 マー チ ャン
想' この フ ァイ ンデ ィングを実証的
直 接 投資 理論 に裏 づ けら れた客観的
日本 の読者 には周知 の ことが ら であ
にと って代
ジネ ス機会 を発見 し'収 益 を あげ'
示 す われ われ のOEC D レポ ート で
分析 は' 日 々苦闘 され て いるビ ジネ
-、
.こ こで繰 返 す必要 はあるま い。
〃
社 の活動へ さら に広げ て言 えば '商
第 二は' 日本経済 が 「
新形 態DF
I」 を推 進 し えた に ついては'わが
国 だ け に存在 す る ユ ニークな総 合 商
時 に失 敗 し、生き残- か つ成 長す る
わ れわれはそう確 信 す る
あ る。 この フ ァインディングが 正 し
スの万 々にも' 参考 にな る点 が あ れ
七'商社 が参 加 し て いる製造業 合弁
社 本来 の商事活動 を行う事業 体 三 八
企業 六 八二へ資 源開 発合弁 企業 一三
われ われが調査 の対象 にし た のは、
って'適
ければ -
ば 幸 いと患-。 ま た この塩 の問 題 に
今 日'総合 商社 こそ 日本 の最も代
にま たが
のだが - 、 総合商社 はま さ に (
投
表 的 な多 国籍 企業 であると' 断定 で
イ
資 母 国 と ホ スト国 双方 の) 「
経 済開
関 心を- た れる研 究者 や学生 諸兄 の
に裏 づ け てみた のが' 以下 に要約 を
わ し いの であ る。
発 の マー チ ャント」 と称 す る に ふさ
き よう。商社本 来 の機 能 たる商事 活
恰 好 の検 討文献 たるに値 す ると期 待
し て いる。
われ わ れのOECD レポ ート の貢
3
1-
-
ビ ス事業 二五 一に達 す るの である。
三'海 運事業 五五へ そ の他 の諸 サ ー
ラ ント輸出 促進事業 三九㌧倉 庫業 二
ネ ス ・イ ン フラ提 供事業 とし て'プ
九が主要 なも ので' この他 に' ビ ジ
現 しょう とす るのであ る. 日本 のD
取引 コストの節 約 と いうゲ イ ンを実
べて 1企業 の中 に内 部化 Ltも つて
の覇 送 ・加 工 ・精製 ・販売ま で'す
ト-1 ムか ら' ダ ウ ン ・ストリ ー ム
企業 は'試 蕗 ・生産 と いう アブ ・ス
が、 日本 のDFIの成功 の重要な 要
る分野 に海外生産 を進出 さ せた こと
のだ。 ホ スト国が比較優 位 をも ち う
によ っては じ めて的確 に判 断 でき る
の比較優 位 とその変化 が'総合商社
-) ではわ からな い' 日本 と外 国 と
コ,
,
(ッシ T
nンを稼ぐ にすぎな い。 こ
を仲 介 す ると いう 「商権 」 を獲得 し'
と' 他方 '生 産 された製品 の販売 と
部 品'時 に第 三国 からの技 術 の調 達
建 設 と運 営 に必要 な資本財 '原材 料 '
額 の融資 をす る こと によ って' 企業
れ は多 分'商社 の数 が多-'過当 競
このよう に'商社 の提 供 す るビ ジ
争 と言 われる ほど激 し い自由競 争 を
FIと対 称的 である。 日本 でも自動
車企業 など この方式 を採 る傾 向が出
であ-'相 応 な対価 をも って譲渡 さ
どち ら の方 式が よ-望まし いかは' 同様 に'私 的 企業 の貴 重 な無形資 産
的 統合」 であ-'公開市場 におけ る
は、商 社 を媒休 とす る 「企業 間横 領
日本 の海外活動 (
貿易 と直 接 投資 )
慎重 な価値 判 断 を要 し ょう。 M NC
情報 と いう のは、技術 ノウ ハウと
M NC型 D FIとは対 称的 な の であ
、
ネスイ ン フラ ・サ ービ スを媒体 とし
てき たo いわゆ る 「商社離 れ」 の傾
因だ と判 断されるO そし て この点 も
調整者 とし て' 海外生 産が推進 され
向 であ る。
る。
る。 つま-海外生 産 とそれを サポ ー
闘 わ せ て いる結果 であろう 。 それ故'
トす る イ ンフラ ・サ ービ ス捷 供 とが
れ' し かも相 互 に協 力す ると いう関
な ると ころが な い。 この点 でt M N
自由競 争 によ る 「市場的統 合 」 と異
異 な る 企業 の 間 で 分業 され 分担 さ
では殆 んど無償 である。商品 やサ ー
C型 D FIが、関 連諸取引 を 一企業
の中に 「
内部化 」 し て'独 ・寡 占的
れ て然 る べきも のであ る。 だが 日本
ビ スの取 引 の仲 介 と いう ことも価値
型 DFIは独 ・寡占 的利益 の追求に
創造 的 な不 可欠 のピ ジ・
*ス ・イ ン フ
行動 を と る 「機 関的 (
或 いは制度的 )
企業 間機能 分業 型 の メ- ットは、総
脂-易 いと懸念 さ れ る。他方 日本 の
︻
旦
言 っ て よ い . こ こ に日 本 の 海 外 直
ラであ るが'総合商社 の得 る コミ ッ
合商社 の情報 と流通 サ ービ スの規模
係 にあ る。 これを 「企業 間機能分業
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経済 の いかん に依存 す るが' それは
接 投資 の全 シ ステ ムとし ての特色 が
見 出 さ れ る。 す な わち'個 々の海外
な るの であ る。
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onal統合」 とは、大 いに異
を進出 先 に関 す る語学へ 環境へ コネ
さ て'情報蒐集 を含 め、 本来 の機
シ ョンはき わ めて低 い。有 望 な海外
な ど専 門知 識 をも って助 け る (それ
能 た る商 事活動 のグ ローバ ル ・ネ ッ
非 常 に大 き -t M NC型 の内部化利
総合商社 の貢献 の源泉が'世界 に
ト ワー クを' 九大総 合商社 はど のよ
生 産 はそれ自 陣 とし て lつ 1つバラ
ま たが る広 汎 か つ機敏 な情報網 にあ
ても実 現 しなか った であろう )など
なく し ては中 小 企業 の海外 進出 はと
う に形 成 し運営 して いるであろう か。
益 をは るか に上回るも のと思 われる。 企業 進出 の情報 を提 供 し' そ の設 立
る ことは いうま で- な い。 この こと
を商社 が や っても' それ に対す る直
バラ に行 われ る のであ るが' そ の生
ン フラ ・サービ ス (つま -情報 の提
産 を創 始 し運営 す るた めに必要 な イ
は 日本 のD F Iを成 功 させる上 で重
接 の報酬 は提 供 されな いのが普通 で
ビ ジネ ス ・チ ャン スが 発見 でき開拓
の情 報 をも って いるが故 に'有 望 な
ン」 に至 る広 汎 な商 品 に関 す る最新
れ る合弁 企業 に若手 の出 資 をし'多
重要 な役 割 を果 たす のだが、設 立さ
内 をし オ ーガ ナイザ ーとなると いう
あ る。商社 はそう いう D FIの道案
いるが' そ れは大部分完全所有 の現
(九大 商社 合計 で 1四六)を設 け て
か' 世界 の主要都市 に 「地域本 部 」
各 総合 商社 は' 日本 にある本社 の ほ
三人EI
脚型合弁企業
供、原 材料 の 調達' 製 品 の 販売 な
が るt か つ 「ミサイ ル から ラ ー メ
要 な意義をも って いた。世界 にま た
ム化 さ れ るの である。
わ さ れ'協 力 し あ え るよう に シ ステ
でき る。個 々 の 生 産企業 (メ ー カ
肖
れ る海外 生産 は商社 を通 じ て結 び あ
ど )は別 の企業 つせ り商社 によ って
捷 供 され る。 さ らに バ ラバ ラに行 わ
MNC型 DF
この 点 が 米 欧 の 「
I」 と大 いに異 な っている。多国籍
3
2-
-
-
総合商社 と海外投資-
4 7 1
5
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4 2 2
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9.
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自動車
よび
.二給車
部 品
学
品
5
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.
電気儀伐 .債券
5 3 8
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5 1 1
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5
%)
2 1 1 5( 2.
0
%)
3
タイプA=商 社 本 店 が 完 全所 有 す
6
2
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2%)
47(19.
他(惟製品)
161084
0
6
1 5
6 ●
4
2
非電気機械
3
542113
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4%).
7.
28(
その
30(
2%)
12.
8
.
3
2
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.歳
金 属維製 類
品
る子会社 。
日射
タ イプ 〃 =商社 地域本 部 が完 全 所
0 0
0 0
00
00000 0
■00 00
000
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維
有 する子会 社 。
表 2 海 外 商 事蒜
拠 点高言
の取
姐扱 伊
商
艶品 , 1
980
堤 .漁 ,林 I
確:
_
-局
蒜 器 ;;
1
2 2 5 1
金属鉱物 .
1 3
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蘭 燃:
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L
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1 2
料
製
造 工
i 2 3 1 1 2 3 2 1
F
1
.食 料 .飲 業
料 4
1 1
会 社 (時 に複 数 ) の所 有 にな る
タ イプ a
3-商 社 地 域 本 部 と 日本 の
カ ルから の出 資 (
第 三国 か ら の
会社 (
時 に複 数 ) な ら び に ロー
ユ)
のは
な いのと あ
る
のと
部 が や る か地 域本
店 が や る' 商 社 本
あ る 。 そ かの差 で
視 す る と の差 を無
有 子 会 社 ' 完 全所
社
業
企
で
」
(
あ
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ダ
シ
/
ッ
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か
出
の
ル
カ
ら数
時
(
)
複
な
に
び
ロ
ら
ー
弁
型
合
)
合
な
に
む
る
も
(
資
三
国
の
脚
)
が
い
D
プ
イ
人
三
「
ゆ
わ
タ
四
と
る 含
社
会
弁
。第
タも
イ含 む ) に よ る合 弁 会 社 。
%)
100
2%(.
(66
3%日3.
8%)(3
1%).
(1
8%日15
.
業 本
企
日
、
コント ロー ル下 にあ る。
222682
121082145
9%日8
2%).
(0
0
7%日
.
九大 商 社 の タ イ プ
会 プ Ⅳ =商 社 地 域 本 部 ' 日本 の
2
1235238
8石
9
鉄紙粘土ー
ガラ鋼
ス
1
7 (
5
5
2
7
)
4 8
8
合 弁 会 社 。 日本 の経 営 の完 全 な
2 (
2
1
)
4 1
4
タ イプC =商 社 本 店 と ロー カ ルか
1 2
1
l
2
S
6
日,
日.
8
%)
1
1
6
5 1
0
9
ら の出資 に よ る合 弁 会 社
1
8
9
5
1
2
5
2
2
ルからの出 資 に よ る合 弁 会社
5
1
1
9%
8(12.
3
4
.
2
2
1
2
4化 学 品
5電気惰性
銭器
6非 電 気 .
憤
7輸 送 城 詰
械
5656
タテ計
1134
准
製
品
1.
f
7%
2.0
4
.
2
%
1 9
5
2
(
2
2
.
3
%)
0
日(
.
9
.
0
0
6
%,
(6 1
2
)1
1
1
8
(
1
7
,
3
%)
6 4
7
(6
.
9
%
2
1
(3
.
9
%)
3
タ イプ b I商 社 地 域 本 部 と ロー カ
日 タン板)
別 製B
造
A
'業 投
C
'
1
980
D
' 6
ヨコ計
1' B
3
2
7資 C
2
2
3 D3
3
(
タ イプ D -商 社 本 店 、 日本 の
1食 品 加 工 A
4
2幾 程 頬
3 金環及び'
同臥P
u 1
表 3
地 法 人 の形 鰻 を と って いる. 内 国 民
タ イプ B =商 社 本 店 と 日本 の会 社
5
8
41
4
5
3
2
1
5
待 遇 を う け、 起債 や税 金 の優 遇 ' そ
この列 に、 支 店 を は じ め各 種 の合
(
時に複 数 ) の所 有 にな る合 弁
頂訂
3
れ に情 報 の専 有 な ど の便 益 が 得 ら れ
弁 会 社 を 世 界中 に進出 さ せ て いるO
会 社 。 日本 の経 営 の完 全 な コン
7 4
る か ら で あ る。
そ れ は 次 の 八 つのタ イプ に分 け ら れ
5
ヨコ計
2 2
6(1
0.
6%)
7( 2,
9%)
1 1
6( 6.
5
%)
6( 2.
4
ト ロー ル下 に あ る。
計
ロパ ー に ついてだ け でな -、 製 造 業
綿
日
るが ' このタ イプ 分 けは商 事 活 動 プ
日商 岩 井
トー メ ン
兼松 江商
A'B
'C'D'小計
4 1 71
1 2
3 1
21
2
2 8 61
0 2
6
1 3
5 7 6 4 2
2 31
1
3 2
8 4
9 3
2
3 0
7 3
1
3
1 1
0
0 2 3 6 1
1
3 4 2 3 1
2
3
2
1 2
1 2
1 1
5 6
9 1 0
そ の 他 の海 外 投 資 活 動 に つい ても '
A B C D 小計
合
1
980
タ イ プ別 海 外 商 事 拠 点
三 井 物産
三 斐商事
丸
紅
伊藤忠商事
住 友商事
共 通 し て いる。
表 l
の レンジの頻度が最-高 く'両者合
九%の レンジ'次 いで 一〇∼二九%
の合弁 業が 一三〇社 で五三% の多
以上 のような総合商社 の世界 にま
を回避す る ことも でき るのであるO
の マリーを や って相場変動 の- スク
の こ.
とながら'商社 の出資 率は低-' 輸 入もす ると いう機能 を備 えて いる
九大商社 の総計 で見 ると、 三〇∼四
ため' 三国間貿易も やれるし、為替
き に連 す る ことが注目 される。当然
たが る商事 拠点 ネ ット ワークによ っ
取扱 い「.しかも輸出 す るだ けでなく
形成されてお-'実 に広汎な商品を
らん で世界 にま たが る商事拠点網が
促進者 とな ったのである。
ークが'海外直接投資 の媒体 とな-
見 るよう に、 この商事活動 ネ ット ワ
つつある。・
だが同時 に'次節以下 に
は真 に国際化 されグ ローバ ル化 され
間貿易 の拡大 に乗-出 し'商事活動
た ことは言うま でも な い。今 や三国
入と輸出 を大 いに フ ァシ- ティトし
ストが低 廉 にさ れ'も って日本 の輸
輸出 と 生産物 の 販売 の 取扱権 (
商
ーとしての商社 の関 心は'プ ラ ント
クトに適 用 した。 このデブ ェローバ
空港建設 など)など の海外プ ロジ ェ
場建設' さら に地域開発 (モ ンバサ
す る アルミ'石油化学製品 などの工
鉱石 の開 発だ けでなく' それを加工
石'石炭'石油t LNGt銅 など粗
した ことである。同 じ方式 を、鉄鉱
す る。
Cte)t pta)の現地側参加
企
八〇∼ 100%の レンジの頻度が高
計 で四六 ・五%を占 めるOもう 1つ'
てへ規模 の経済 が実 現 できへ流通 コ
ま でもな い。
檀 )を得 る ことにあ った ことは言う
い (二二 ・五%)
。米 欧 先進国 への
企業進出 は完全 ま たはそれ に近 い所
海外 製 造業投資
表3 に見 られるよう に'九大商社
H
ま-進出 海外生産プ ロジ ェクト への'
が参加 して いる海外製造業投資 の対
総 合 商 社 の海 外 投 資 活 動
既述 のよう に、 日本 の海外直接投
必要資本財'技術'原材料 の調達 と'
三
なぜ出 資比率 の低 い沢山 の合弁会
資 の主軸 は' マク ロ経済的必要を動
有が許 されるから である。
社 拠点 を作 るのか。総合商社 は限 ら
象商品 は'逓推類 (二二 ・三 %)
、
金 属製品 (一九 ・六%)'化学品 (1
を'既述 のグ ローバ ルな商事機能 を
通 じて'ま た商権 を獲得し てその商
生産された製品 の マーケ ッテ ィング
事活動 を拡大す べ-'きわめて能率
ンク'肥料 '農 薬など)'新製品 (一
七.
二 二%- プ ラ スチ ック製品、 イ
因として' ㈲産業構造 の高度化 を促
日本が比較劣 位 に陥 ってき た労働集
的 に受 け も つた ので あ る。有望な
進し労働力不足 を カバーす るよう'
点 は取扱商品 と地域を専門化 Lt独
工程 )を'労働豊富 な近隣開発途上
約的 工業 (ならび に労働集約的生産
二 ・九%-
れた資金 をも ってでき るだけ広汎な
立採算制 をとり'も って- スクの分
「海外生産」を発掘 し'専門知識と
二 ・ 一%を占 める。 つまり労働集約
具 など).
に集中 し て お - 合計 で七
取引を仲介 した いから である。各拠
■
散をはか って いるのである。
国 に移植す る ことと、 仙急速 な重化
を助 け'水先案内 人 の役割 を果 たし
若干 の出 資 や融資 によ ってその設 立
的 な'生産技術が単純 で標準化され
の役割 を果 したと特徴 づけてよ い。
きく'技術 と経営 を最初 に修得す る
ト諸 国 にと っては雇 用拡大効果が大
か失 った産業 である。開発途上 ホ ス
た製 品 に集中 し て いる。 これらは日
た ことは言うま でも な いが'商社 の
ねち いは Conver
t
er機能であ った
本が高賃金化 から比較優位を好 めた
これ
そ の代表例 は'国内 での石油 や食品
に ついては商社 は〟
デブ ェローバ ー″
のである。
に対 し資源開発投資
はきも の' ベ ニヤ、玩
燃料'農林産原料 並び に食料 )の開
学 工業化 に必要 不可欠
次 に表 2によ って'海外商事拠点
の取扱商品をみると'広 汎な殆んど
ナイザ
総合商社 はかかる 海外生産 (
o
ff
S・
発輸 入t に向 けられた。
な資源 (鉱物、
す べての商品 を取扱 って いる ことが
わかる。 一次産品合計 は 一三 ・五%
ーか つ
bo
r
epr
oduct
i
on) の オーガ
に達 する。新製品'繊維類 のウ エイ
トが高 い。同時 に「商社 離 れ」慣向を
重要 な役割を演 じた。製造業投資 に
学習効果も大き い。 ま たその経済 発
コ-オーデ ィネ イクーとして
見 せて いろ自動車 や電気 ・非 電気機
き いこと に注目しなければならな い。 ついては商社 は 〝コング 7-タ -〟
コンビ ナートの建 設を オーガ ナイズ
械 の取扱割合も依 然 とし てかな-大
機能 を果 たしたと要約 し て よ い。 つ
このよう に'本店 ・地域本部 とな
3
4-
-
総合商社と海外投資-
多 い。 タ イプ cte
)、 Dtb の合 計
にへ現 地側と の合 弁企業 が圧倒的 に
同 じく 表3 に 示 され て いる よう
財 であ る。
する。 つまり日本
展 の初期 需要 を満 たす' いわば 必需
る スキ ルを十分 に備 え て いな いこと
て少 な いのは'商社自 体 は生産 を や
完 全所 有 す るタ イプ At舟 がき わ め
て いる ことが わかる。逆 に、商社 が
準 化商 品 にお いてよ-多-採用 され
新 形 煤 は、先 にあげ た労働集 約的標
で' 一∼九 % の レンジが多 い (二七
も多 - (四八% )属 し て おり' 次 い
出 資 率 は 一〇∼ 二九% の レンジに最
わめて低 い。表 4のよう に' 商社 の
ことから当 然 に、商社 の出 資 率 はき
日本 メーカーとタ イ ア ップ し て いる
社 の先導 ・参加と いぅ こと と は深
'商
い 「新形態 DFI受容性向 」 と の高
害 とも 一致 す る。 それ ゆえ 日本 の利
す なわち新 形態 の採用が' 商 社 あ る。
コミ ッシ ョンを稼 いで いる の で
7-タ -機 能 に伴 う商権 を獲 得 し'
現 地側 と の合弁形態が多 いこと と' 回 る多額 の融資 をし て いる。 この出
質 (
株式取 得 )と融 資 と で' コング
は 八 八 ・四%に達
を '反 映 し て いる。商社 は コング 7
て造
い業
る投
。資 は開 発途 上 諸 国 に
集中
本し
の製
)
ア メ- カ地域 に 一九 ・
四%へ ラ テ ン アジア地域 に 五 三 ・
六%へそれ
に ア 7- カ (四 ・七%
に八〇 ・ (二 ・五%)を加 え る と実
と中 近東
のである二%までが第 三世 界 向 けな
進
も う 一。
つ'中 小 規模 メー カ ーの
出 が 件数 では半分 を越 え
業 から の進出 でも'現地 る
でし、 大 企
模 は'現 地 の実情 に即応す の生 産 規
100- 二九九人 の レンジ見 る と'
小規 模 であ る。雇 用規模 でる よう申
ものが最も多 いのであ る。 に属 す る
上
以
の
よ
0 0
関表
連 が あると言 えるのであ る。 い
日 をかかげ る紙幅 の余裕 が な いが'
の製造業 海外 投資 は'商社 を媒 体 と
22010
00%563
,
匡
]
タテ計
%) 272923231
21(15
1%).a
n
.
100
0%)
78363139(,
% ) のである。だが 他方 '推 計 が む
00
00
10
0
ず かし いのだが、商社 は出 資 額 を上
00
03(2
2
1.
00
0
率; 日1
星空 出
鮒資 5
綿
980
4 1 0 0 0 1
4
ヨ コ計
(1
0
.
1
%)
4 恒] o 匝] o
匡
3
0
(2
1
.
6
%)
司匡
司 5 匡】回 2 1 1 0 直垂二
匹
]
5 3 2 3 1 1 1 1 1 1
8
(1
2
.
9%)
1 3
0 0 0 0 4( 2.
8
%)
2
1 0 1 0 5
( 3.
6
%)
諾
姐
伊藤忠 詰
1タ -機 能 にお いて' その能 率 を十
3 1 3 2
3 3 匹] 7
1%以下
1-9%
10-29%
30-49
50% %
5179%
80-1
謡
率
資
出
資 源 開発 事業 につ い て の 商社
表 6
2
7
52
9
6 2
3
1 2
3 1
7
0 8
1 2
3
タ テ 計
0 1
2 1
2 1
0
1 0 0
6
6
1
0
0.
0%)
した新 形態 を非 常 に多 -採 用し て い
6′
3 1
1
3
8
9
く
(1
2.
9%)
0
0 00
0
00 00 00
0
00
2 1
0 0
2
ヨ
1
(1
コ
5計
.
1
%)
3
2
(2
3.
0
%)
1
3
( 9.
4%)
6
( 4.
3
%)
3
( 2.
0%)
2
4
(1
7,
3%)
2
2
(1
5.
8
%)
1
量発
要事
兼松
業 5; 日綿
伊藤忠 詮
旭
蒜豊 詔
3
4
1
2
6
,
8%)
(
i
)(
1
)(
1
)(
l
l(
)3
1 3 2 1
9( 2.
8
%)
(
2
)
'(
0
)(
3
) (
3
)(
4
3
0
)
5 1 5
0
4 3 2 1
3 1
0 3 0
3
0
0 1 0
2 3 3
非 鉄 金 属 7 3 6
石
炭
4 4 2
石油 .天然ガス 1 2 2
石油.
天然ガス混合
2
農産 .畜産物 4
漁業
6 4
木
.加 工
材 4 5 3
石
鉱
鉄
2
1 1
6 1
7 !
2
2
9%)
! 3 8 7 1 5 1
0 7.
0 6 6 1 1
4.
7%)
1 1 0(1
3 2 2 3 1 2
1
6
( 2.
3
%)
るの であ る。も う少 し詳 し-見 ると' 分 に発揮 しう るの であ る。
1
3
19
8
21
0
3
3 9
4 5
1
0
(
1
5
%)
.
9 6
0
9 4
3 4
4 4
56
8
2
1
0
0
*か ソコ内は 1
0
0%.
t
bで
0%)
テ計
タ
九 大 商 社 のEの件数。
参 加 す る資 源 開
表 5
00
0
0 1000
8
T
1
0
.a
-1
, 00%
国
ヰ
0
妻≡
国
2
7
!≡
頭
2
0
書E
手
2
Z
2
]同
妻 享23妻
妾
園
2
0
享国
…
1
0
妻国
.
11
H国
1
1
蔓3
2
7
(4 計
0
1
-9
0-2
%
〇%
30-49%
50%
51-79%
ヨ コ
5; 目線
鮒
量雷
絡 忠 芸雲
姐
諾
諾
率
資
出
1
980
海 外 製 遺 業 合弁 企 業 - の 商社 の 出資率
表 4
と行動様式とは大きく相 違 Lt き わ
は米欧 のMNC型 D FI の活動 対象
加 と いう点 に特色が見出 せる。 それ
象 地域'進出規模' それ に商社 の参
と関連が深 か った。
あ る。 三菱商事 によ るブ ルネ イでの
の資源 ナシ ョナリズ ムによる制約 が
ングが 遅れ て いる せ いと開 発途上 国
した部 分も多 いo そ の撞 契約 の有利
期購買契約 の方法 で輸 入調達 を確保
出 資す る ことなく' 融 資 買 鉱 と か長
資 源産品 の日本 の ユーザ ーは' 証券
資 に参加 す る。総合 商社 が オ ーガ ナ
それ ぞれ に属 す る関 連企業 が多 数出
るのだが、 三井 系 とか 三菱系 と か'
ト」 に ついて代表 的 にあらわ れ て い
はなく'資源産 品 の 日本 への輸 入を
IJPC)」 と
化 学プ ロジ ェクト (
取扱 う商権 の獲得 に あ るからであ る。 か の 「大壊模 経 済協力 プ ロ ジ ェク
イザ ーにな-'対象 資 源産 品の ユー
資 の新形態ま で考 慮 に入 れると、資
+ ・コンサ ルタ ントな どプ ロジ ェク
を獲得 した。 したが って これら非出
源 の開 発 と安定輸 入 に果 たし た商社
われ われの言 うビ ジネ ス ・イ ン フラ
行'船会社'航 空、保険 会社 など'
な成 立を商社 が機敏 に仲 介 し'商権
さら に商社 は' 以上 のよ- な開発帝
農 ・漁 ・林 業関係 の資源開 発も多
GNP開発の ごとき成 功例 も あ る。
先 の鉄鉱石'石炭 は オ ー スト ラリ ア
あ
資 源開発投資
めて対称的 であ ると断定 でき る の で
(
・
4
0
る。
胃
さき の表 3と同様 な タ イプ 別投資
人分 と スポ ット買 い (二〇%ぐ ら い
-'合計 で四六%を占 める。 これは
割 合 の表が資 源開 発 に ついても 作成
でき る。 それ によ ると' タ イプ Dが
の担 い手 ま で参 加す る0 そのう え'
戦後 日本 の資 源政策 ' オ イ ルシ ョ
四四 二 ハ%' タ イプ Cが 二三 ・七%
海外経済 協力 基 金 (OEC F)
'日
ザ ーはl
亨 っま でも な-'資本財 '原
材料、技術 さ ら に建 設'プ ロジ ェク
が必要 かも しれな いが、 それは省 略
って'資源産品 調達 の量的 確保 と価
か)とを巧妙 に組 合 わ せる こと によ
いが これらを合計 す ると 七九 二 %
)は 七 ・11%、t)は 三 二 ハ%と少
プe
大量 の需要が保証 さ れ る ことが'資
高 度成長 と商社 の伸 介 と によ って'
ホ スト国 にと って は' 臥本経 済 の
格 の安定化 にも貢 献 した のである。
ジ ェクト」 と いわれ る右 のよう なも
の である.愚称 「ナ シ nナ ル ・プ ロ
事業団 から の技術協 力 なども 加 わる
ら の低利出資 や融資 '海外経 済協力
本輸出 入銀行 など政府系金融機関 か
外 交 など の問題 から説 き お こす こと
表 5 に見 られるよう に'九大商 社
の
のに政府系 機関 の参加 ・協力 が目 立
東 南 アジア諸国 と の関 連 が 深 い。
す る。総合商社 は'資 源 産品 の単 な
圧倒的 に多 い。地域本 部 が や るタ イ
を占 め、商社本店 と現地 側 の合弁 が
ック (一九 七三年 一〇月 )後 の資 源
る輸 入 エー ジ ェントから そ の開発 エ
が オーガ ナイザ ーとし て'水 先案 内
に達 する。資渡開 発 でも商社 参
な った のである。 ま た新 形態 によ っ
源 開発 への最大 の イ ンセ ンチイヴ に
の貢献 は' き わ め て大 き いのであ る。 ト創業 関係 の企業 ' それ に商社 '銀
ー ジ ェント へと大 き-前 進 した。
る海外 資源開 発プ ロジ ェクトは 二 二
役 を つと め若 干 の資本 参 加 をし て い
資 源開 発プ ロジ ェクト への商社 の
新 形態が' 圧倒的 に多 く採 用 され て
いるの であ る。
品と し ては 鉄 鉱石 (一五 ・ 一%)∼
出 資率 は製 造業 の場 合 よりも い っそ
いホ スト国 によ って歓 迎 され たはず
る ことは'資 源 ナ シ ョナ-ズ ムの強
て所有権 が ホ スト国 の手中 にとどま
規模 のも のでも '政 府系機関 も参加
つのであ るが' そう でな いも っと小
加
な重化学 工業化 を支 えるため に' 単
九件 に達 す る。 一九 六〇年代 の急 速
原料炭 (
九 ・四% )の開 発輸 入 へ集
す るグ ループ 投 資 が普通 にな って い
る。
も う 1つ' 「グ ループ投資 」 と い
旧財閥 と か系 列 と か いわれ る 日本独
かかるグ ループ投 資 は'第 一に'
である。
ぅ少 -'表、
6 に示 す よ- に' 10二九 % レンジに属 す るも のが いちば
ンジのも の (二 1・六% )が それ に
% を占 めるが、 アルミ ニ ュー ム'銅 ' ん 多 - (三 一・七%)へ 一∼ 九 % レ
中 した。非 鉄金 属 は全体 とし て 二三
ニ ッケ ルなどかな-多 - の単 品 を含
-特色が ある。 「イ ンドネ シ ア ・ア
サ ハン ・アルミプ ロジ ェクト」 と か
って- スクの分散 ・分担 を はかる こ
得 の企業 組織 の反映 であ るぞ れ によ
次 いで いる。商社 の関 心 は'資 源産
金 と いう形 で受取 る こと にあ るの で
「イラ ン ・パ ンダ ル ・ホ メイ ニ石油
ん で いる。 他方 '石 油、 天 然 ガ スの
この面 では 日本 の開発 エンジ ニアリ
開 発 への商社 の参 加 は比較的 少 な い。 品 の生産自体 から生ず る利 益 を配当
3
6-
-
と'各種 企業 はそれぞれ多少 とも自
社 の活動拡大 に役 立 つ (
商社 にと っ
に、世界各 地 で生産 し世界中 に販売
.
的内部化利 益 の獲得をはか る。第 二
中 にとり入れ' そ の全活動 から独占
そ の成果 を結実 させる 「ビ ジネ ス ・
を果 たすも のを、 「生産」 を創 設 し
す るか-重要 であ るO そう いう機 能
つは完全所有 の子会社 )を海外 に設
にも 三六の合弁会社 (ただ しう ち 四
3:
銀行'株 式会 社'保 険業 . これ
る。
て商権 の拡大 にな る のと同様 に) こ
イ ンフラ」と呼 びた いのである。
けて いる。 日本 の銀行 の海外 進出 に
し て企業 利益 を極大 にす ると いう私
総 合商社 は、既述 の'製造業 と資
企業動機 が優先 され'投資 母国 の マ
対 す る 「お つき あ い出 資 」が多 い。
て他 のグ ループ 企業 から協 力を得な
持 株会社 の場合 は商社 のイ ニシ ァテ
と'或 いは別 のプ ロジ ェクトに つい
し'ビ ジネ ス ・イ ンフラ ・サービ ス
ィヴ による現地側 と の合弁 形 態が多
源 開発 と いう主流 の直接投 資 に参 加
い。保険業 の場合 は'保険代 理店 程
ク ロ経済 的必要 と い った要 E
EI
は基本
を提 供 して いるだ け でなく'次 のよ
糾以上 のほかへ現 地 日本 企業 向 け
う な広 汎 か つ多様 なビ ジネ ス ・イ ン
的 な動機 にな って いな いのである。
ビ ジ ネ ス ・イ ン フ ラ投 資
ければならな いから 「お っき あ い」
白
で参 加す るt など いく つか の理由 が
「城外生 産」 それ自体 は独 立の会社
あろうO tLJ
が基本的 には' こうし た
た それを果 たす ために資本参加 をし
度 のも のである。
われ われは 「ビ ジネ ス ・イ ンフラ
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)
ストラ ク チ ュ ア 」なる概念 を唱 え出
フラ ・サービ スを提供 し ており' ま
コング 71タ Iの協力が な ければ'
を設 立し てやるが' それを とりまく
資 源 産品 の安 定的確保 '低廉 調達 と
銀 行、.
陸 海輸 送会社'倉 庫'保険 な
言 われ てき た。だ が第 三に'商社 '
ンフラ」が'経済 開発 には必要 だ と
社 自 体 の出 資率 はき わ めて低 い。
プ が 圧倒的 に多 - 二五に達する。商
での分 析 と同様' 三人四戯塾 Dタ イ
海外合弁 会社 を設 け て いる。 これま
不動 産業、 二 一
の ホ テル、 二 つのゴ
は言 えな いかも し れな いが、 二三 の
糊最後 に' ビ ジネ ス ・イ ン フラと
ナ ・建設機械 など のリー ス会 社、 金
いう 日本 の マク ロ経済的必 要事 だと
ど の 「ビ ジネ ス ・イ ンフラ」 の整 備
であり、 さ ら に政府系機関 の後押 し
ろん な いが)
、 グ ループ投 資 す る の
な らな い。 さ ら に'生 産された商 品
ストで生 産 でき る工場 を つ- ら ねば
ーザ ーの好 みに合 -商 品を'低廉 コ
あ る。先 ず需要 のあ るへ消費者 や ユ
単 に財 を生 産 す るだ け ではダ メで
の他 に海外 に- '九大商社合計 で五
社 と の提携 は言 うま でもな いが' そ
とは周知 の事実 である。 日本 の船会
船 が 運送費 を大 いに節約 し て いる こ
商
社 の伸介による有利 か つ機敏な配
三 の洛外 倉庫会社 をも って いるO
荷 作業 を 含む)
。 九大商社 合計 で二
ラ ・ビ ルダ ー」 でも あるのだ。
し能 率化 す る 「ビ ジネ ス ・イ ン フ
総 合 商社 は'貿易 と海外投資 を促進
多 様化 さ れ て いると驚- の外 はな い。
外 のサービ ス への参加も 全く広 汎 に
いる。
スト ラ ンにも商社 は手 を差 し の ペて
ル フ コー ス、 ならび にいく つかの レ
ど へも'商社 が参 加 し て いる。
いう モー テ ィベイ シ ョンが強-働 い
が'開 発途上国 でも必要 にな ってき
川プ ラ ント輸出支援事業-建 設作
の印 刷 サービ ス業 '航空機 ・コンテ
た-' 別会社 を作 って いる。
融 コンサ ルタ ント、市 場 調査 '海外
し' それを重視 し て いる。第 一に'
' エンジ ニア- ング' コンサ ルテ
潅概施設へ道 路、港湾 と い った 「物
業
識 に立脚 し て いよう。商社 が参加す
理的 イ ン フラ」が'第 二に'教育'
進出 へのサ ービ ス ・エー ジ ェントな
成果 が結実 しな いと のビ ジネ スの認
る 三人 四戯型投資 が生まれ た のと全
ィング - 。 九大商社合計 で三九 の
てい る ことを反映 し て いる。個 々の
さ え加 わる の であ る。
を' いか に内 列 国 に販売 し'代金 を
3
7-
-
- 同 じ原理 であ る.も う 1つ第 二に、 医療'村 づく - と い った 「社会的 イ
参 加企業 の利 益採 算 だ け にとら われ
た。
MN
石 油 メジ ャー に代表 さ れ る 「
回収 す るかと いう こと こそ- つと大
脚倉 庫業 (
穀物 エレベータ ーや積
ずに (
それ を軽視 す るわけ ではも ち
C型 DF I」 と は明 ら か に異 な るO
この型では第 一に'城外 生産 と いう
五 の子会 社 や合 弁会社 を設 立し て い
以上 のよう に'総合商社 の貿易 以
上 流 活動 から'輸 送 '精 製' 販売 の
切 であ る。 企業 の資 産 を いかに運 営
川 シ ッビ ングと チ ャータ ーリ ング.
下流 活動 ま で' 一つの巨大 企業 の手
総合商社 と海外投資-
四
おわ - に海外直接投資 の基本方向を求 めて
ョンでなく ' そ の マー ジ ンを高 く し
れ ま で の過 当競 争 に よ る低 コミ ッシ
あ り、 慎 しま ねば な ら な い。 た だ 以
も と よ り性 急 ・軽 薄 な 診 断 は 危険 で
う な る の か。 どう し たら よ いの か。
いる のだ 。 一体 、 今後 の見 通 し は ど
世 界 経 済 全 体 が 重 大 な曲 - 角 に来 て
と 言 わ れ る。 いな' 日本 経 済 さ ら に
「春 の時 代 」 に入 った のだC 総 合 商
だ 。 今 や春 が 訪 れ つ つあ る か' 既 に
てが 「冬 の時 代 」 を苦 し ん でき た の
部 門 を例 外 と し て、 日本 産業 のす べ
産 業 を は じ め' ご- 一部 の ハイ テ ク
た の は何 - 商 社 に限 ら れ な い。素 材
3
1過去 数 カ年 「冬 の時 代 」 で あ っ
く な ってき て いる。 これ にく ら ペ'
型 行 動 は開 発 途 上 国 で は歓 迎されな
分 野 でも 少 - な ってき た Lt M NC
な投 資 対 象は、資 源開発でも 製 造 業
米 欧 の 「M N C型 D FI」 の有 望
退 が 増 え てき てさ え いる。
感 さ え出 てき た。 海 外 進 出 企業 の撤
か な - 世 界中 に行 き わ た -、 飽 和 の
紳 海 外 直 接 投資 は戦 後 これ ま で に
海 外 直 接 投 資 は転 換 期 に突 入 し た。 合 商 社 と タ イ ア ップ す る こと が不 可 . て よ いか ら'商 社 が も つと よく めん
富
欠 で あ-' よ -能 率 的 であ ろ う .
ど う を見 る べき で あ ろ - 。
商 社 は 「冬 の時 代 」 に苦 悩 し て いる
上 の分 析 か ら導 か れ る若 手 の基 本 方
社 は常 に創 造 的 であ り ' 柔 軟性 に富
向 を 書 き と ど め て おき た い。
スト国 か ら歓 迎 さ れ も し よ う 。
さ せ う る 余 地 が 大 き いL t そ れ は ホ
す る こと に よ って、 な お 一段 と増 加
途 上 地 域 を 広 げ'対象業 種 を高 度 化
い活 動 方 向 を開 拓 し て い- で あ ろ う 。 日本 の 「新 形 態 DFI 」 は 対 象 開 発
み '讃 力 に満 ち て いる. 必 ず や新 し
H 「商 社 斜 陽 論 」 と か 「商 社 離
れ」 と いう 議論 は' 自 動 車 な ど の大
る。 二 つに は' 工業 化 が こ こま で世
企 業 が 生 産 だ け でな く ビ ジネ ス ・イ
白 総 合 商 社 の有 望 な 活 動 分 野 と し
︺
「れエ
ン フラ機 誰 をも 自 社 内 に と - こん で' て は へ 一つは 三 国 間 貿 易 の拡 大 が あ
米 欧 の 「M NC 型 D F I」 に転 身 し
界 的 に普 及 し ' さら にも う 一段 と 進
が こな す か は む つか し い問 題 だ が 、
い る。 そ う いう 整 備 を 日本 の企 業 へ
す る こ と が 緊 急 に必 要 な 段階 に来 て
ど の ビ ジ ネ ス ・イ ン フラ を拡 充 整 備
㈲ 開 発 途 上 国 と し ては 「生 産 」 能
も う しば ら く す れば 技 術 と製 品 が 標
政 府 ' そ れ に A D B (ア ジ ア開 発 銀
む と '資 源 の稀 少 性 と' 資 源 開 発 の
力 と いう シ ステ ムは' 能 率 的 であ -∼
準 化 す る時 期 が 来 よう 。 そ の時 に大
る商 社 ' 銀 行、 倉 庫 ' 運輸 へ 保 険 な
いく た の メ- ットを も って いる。 商
量 取 教 いが でき る準 備 を 現 段 階 では
行 ) な ど 国 際機関が 1体 と な って'
力 は か な り構 ってき た。 そ れ を 支 え
社 離 れ 産 業 の再考 を う な が し た い。
と と の え る べき であ ろ - 。 最 後 に'
助 け る必 要 が あ ろ う 。
三 つに は' ハイ テ ク部 門 を ど う商 社
自 動 車 な ど ' ア メ- カ の ごとき 大 市
細 か な テ イ スト の差 にミー トす る'
(
1) 小島清 ﹃多国籍企業 の直鐘投資﹄
ダ イヤモンド社、初版 一九七七'増補
重 要 性 は い っそう高 ま る で あ ろ- 0
場 への輸 出 と 企業 進出 に関 し ては M
増 し て こよ う 。 そ れ ら に つい て は こ
中 小 企 業 の多 塩 小 量 製 品が 重 要 性 を
E
I
であ ろ-. し
た こと が'大き な原E
か し 日本 が や ってき た 「新 形 態D F
I」' と - に 「海外 生 産 」 と 「コン
グ アー ク I機 能 」 の企業 間 分 業 と協
小 さ な 市 場 へ進出 す るた め に は、 総
N C的 企 業 内 垂 直 統 合 が 可能 で あろ
うが、 そ れ にも 限 度 が あ るか も っと
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新版 l九八 T。
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(2 ) こ 言 葉は 次 で 公 式に用いられた.
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2.p.821
2.Ba
3 ) 井 上 宗迫氏は 、その 著 ﹃
糸合有社
- 情報戦略と全体像﹄TBSブ リタ
ニ カ' 一九八三、九八貢におい て ' 企
業間 の契約的統合 (
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n)と表現 され
ている
われ
同じ意味であろう。
1九八 1・一〇。同'「海外 直接 投資
(4) 次 を 参殿 . 小 島清 「対開発途上国
投資 の新形態」輸銀海外投資研究所報'
t
〝
新形闇″ の進展」同所報'八二 ・九。
(5) Kiy oh
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No1
4.
Apr
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「発展志向 的海外直接投 資 を 提案 す
る」世界蓮済評論' 一九八二 ・六。
(
6) 日産ビ ジネ ス編 ﹃商社 ・
冬 の時代l
日本経済新聞社' 一九八三。
7) 日本貿易会 ﹃わが国に おける三国
間貿易 の 1考察﹄ 一九八三 ・五。
(
小溝氏の葉音略歴は57巧 へつづく)
3
8-
-
おざO
て
る
とも
小港輝智
(
38巧から つづく)
葦昔時歴-
コ ロンビ ア大学 経営学 修
東京外 国語大 学 卒業。
l九 三五 横 浜 市 に生 ま れ る。
一九 五八
コ ロンビ ア大学 経済 学 博
1九 六 二
士。
コ ロラド州 立大学 経済 学 部 教
1九六六
士。
現在
マサ チ ュー セ ッツ工科 大 学 '政 策
授。
オー ルタ ナ テ ィブ研究 所 招 へい研
究 員 (一九 七 五∼ 七六)
コ ン サルタント。
サ ンプ リ ッヂ大学 客 員 学 者 (7九
八 二∼ 八 三)。
OECD.UNI
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主な 著 書
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