「京」の一般利用について(高度情報科学技術研究機構提出資料) (PDF

資料2-2
「京」の一般利用枠について
平成26年12月25日
一般財団法人高度情報科学技術研究機構
「京」における競争的資金獲得課題の利用について
競争的資金を獲得した課題や国のプロジェクトで採択された課題(以下、「大型プロ
ジェクト等課題」)は、すでに国レベルで重要性・緊急性が高い課題であると評価を受け
ているため、「京」においてもそれを考慮した課題選定や優先利用を実施する。 これに
より、革新的成果の早期創出に資する。
なお、 SPring-8でも競争的資金獲得課題に対して有償優先利用制度を適用している。
大型プロジェクト等課題の優先利用案 (選定委員会にて審議予定):
実施開始: 平成27年4月より
提供資源量: 2400万ノード時間(3~5課題)/年
利用料金: 有償 (個別利用と同額)
応募時期: 随時受付
利用期間: 1年間
応募資格: 競争的資金獲得課題または国のプロジェクト採択課題
(課題の種類や予算額等の制限は設けない)
審査基準: 科学的・社会的意義は二重審査となるため実施せず、 「京」の規模の
必然性やソフトの準備状況等は引き続き審査を実施
成果: 公開
「京」におけるASP事業実証利用について
ASPとは: Application Service Providerの略で、 アプリケーションソフトの機能をネットワーク経由で
サービスとして顧客に提供すること及びその事業者(アプリケーションベンダーやIT関連企業)を意
味する。利用者は、ASP事業者が「京」に用意したアプリケーションにアクセスし、それを利用する。
「京」でのASPの目的:
• 大規模HPC分野におけるASPの有効性に関する実証利用課題として募集・選定
• 自社でHPC環境の整備・運用やHPC人材の育成が困難な中小企業及びベンチャー企業に対す
る「京」の利用障壁を低減
• 「京」で利用可能なアプリケーションを拡大
「京」でのASP概要:
• ASP事業者は、アプリケーションを利用したい企業と個別契約することにより、「京」を用いたア
プリケーションの利用サービスを中小企業及びベンチャー企業に有償で提供
• ASP事業者は、アプリケーションの利用企業を募集し、「京」上でアプリを利用する契約を締結
• RISTはASPにアプリケーションの高度化等の利用支援を行い、ASPは利用企業に対しアプリ
ケーションの利用相談や適用支援を実施
ASP事業実証利用の内容案 (選定委員会にて審議予定):
実施開始: 平成27年4月より随時受付、利用期間は1年間
提供資源量: 600万ノード時間(3~4課題)/年
利用料金: ASP事業者の利用に対して有償 (個別利用と同額)
応募資格: ASP事業を実施中または計画中の企業
審査基準: ASP実証利用の目的、「京」の必要性、準備状況、実施計画等を審査
成果: 非公開とするが、実証利用の結果について利用報告を義務付け
「京」産業利用課題の資源量について
100% ⇒必要に応じて
現在の利用枠
一般利用枠
京調整高度化
枠
15%程度
若手人材
育成
33%程度
5%
程度
産業利用*1
8%
程度
うち個別
利用枠
2%程度
*2
成果
創出・
加速
枠
重点化促進
枠
戦略プログラム利用枠
50 %程度
(当初0%,必
要に応じ設
定,上限は
10%)
2%
程度
*1 産業利用は実証利用(無償)と個別利用(有償)からなる。H25年度までは5%としていた。
*2 産業利用8%のうち2%については個別利用枠とし、随時募集制度を導入。
H26年度提供資源量に対する倍率
平成26年度産業利用(実証課題)への応募・選定状況(応募35件)
応募課題の総要求資源量 118百万ノード時間(「京」全体の20%)
他の利用枠より、提供可能資源量に対する高い倍率
4
3.4
2.9
2
2.7
1.3
0
一般
産業利用課題の選定:
産業利用の裾野拡大のため、割当資源量を削減しても採択数を確保
採択率80%
4
※参考)一般 29%
採択課題への平均資源充当率 39%(最少8%)
若手
産業
合計
H 27年度提供資源量に対する倍率
2.9
2
3.2
2.7
産業
合計
1.7
0
産業利用(実証利用)課題への割当資源量増加案
一般
成果創出・加速枠2%(約12百万ノード時間)と個別利用枠2%を合計し、合計4%を活用
提供可能資源量に対する倍率 2.0倍に緩和
採択率80%とした場合、平均資源充当率は64%に改善
⇒ 成果創出・加速枠、産業個別利用枠ともに、枠として確保しない
当該資源は、必要に応じて、発生する未利用資源を活用する
※平成26年度 上半期の割当に対する未利用発生実績値8.1%
若手