ちゃぶ台次世代コーホート Advanced Course 通信 山口大学教育学部(ちゃぶ台方式教職研修部) 教員研修モデルカリキュラム開発プログラム事務局 No.4 2015.1.8 「今年もお世話になりました。」という挨拶が「ちゃぶ台ルーム」を飛び交っ た12月27日、「Advanced Course 第6回研修会」を行いました。山口と広島の教員11人、視察に来られた 千葉・岩手大の先生2人、県教委担当者1人、東亜・山口大の教職員12人に講師:松木先生の27人。3時間 に及んだ松木先生のご講義は迫力、中身ともに最高!まさに「Big name!」 レベルの高い研修会でした。 講義演習 福井大学教職大学院 教授 松 木 健 一 さん 「今後の特別支援教育や不登校児童生徒支援に求められるもの」 現在、福井大学の「学長特別補佐」として、また全国の教職大学院を牽引する福井 大学教職大学院(教育学研究科教職開発専攻)の「生みの親」としてご活躍の松木先 生。前日まで上海にご出張...(^^) 超ハードな日程の合間を縫って来て頂きました。 今回はご専門の「インクルーシブ教育」のご講義。「だから...松木先生! やっぱり...松木先生!」 というレベル。国際的視野、国内動向や未来予想等を押さえられての科学的・系統的・実践的なお話に は「まだまだ最低でも後3日は教えて貰いたい!」という声、声、声。本当にありがとうございました。 ありがとうございました! (受講者の感想から) ・ 特別支援教育や不登校に関する内容だけでなく、全ての教師、今後の学校教育 に必要な学びを得ることができました。30代...今のこの頃が今後の自分の教師とし ての価値を決めていくこともよく理解でき、これからも「学び続けて」いきたいと思い ました。(小学校) ・ 歴史的な背景や様々なデータ、社会現象と要因等を元に、特別支援教育やイン クルーシブ教育の視点やキャリア教育が求められる理由等大変勉強になるお話で した。本当にありがとうございました。(高校) ・ 精神的な成長と身体的な成長のずれが青年期の悩みにつながっている、平均 寿命の変化が精神的成長の遅れにつながる等、なるほど!と思うことが多く、個人 差を念頭に置きつつ、子どもと向き合いたいと思いました。大変貴重なお話をあり がとうございました。(中学校) ・ 現代の社会情勢からどのような教育が求められるのか、期待される教育像に注 意を払うことが必要と感じます。最近の教育動向に疎かったので、勉強し直そうと 思いました。(小学校) ・ 社会構造が変化していく中で、個や価値の捉え方も大きく変えていかないといけ ないと思った。多様性の中で学ぶということは、グローバル社会には必須であり理 想でもあると思う。生徒たちには新しい価値観を受け入れる素地を作っていかない といけないとも思った。(高校) ・ 時間があと3倍くらいあったら良いのに...と思いました。不登校や発達障害etc、 まだまだ伺いたいことがたくさんあります。(高校) ・ 同じ高校籍の他の先生方と同じ悩みを共有でき ていたことが、嬉しくもあり、力にもなります。 ・ 他校種の先生もいらっしゃって話がとても盛り上 がりました。ふだん、知り合えないので...(^^) ・ コーホートはこの「アドバンスト」も学生と若手教員の「ベーシック」も、色々 な所属(校種)や立場が入り乱れる所が好きです。後輩たちに教えることもあ りますが、実は教えられることも多くて。学校の中でも後輩を育てるということは、私たち自身も磨かれるこ と、育てられることでもあると思います。お話の中でも、ちゃぶ台協議でも感じましたが、ミドル年代に向かう 私たちの育ち方でもありそうです。 →そのとおりだと思います。そうした新しい成長モデル、人材育成スタ イルの試行がこのプログラムでもあります。一緒に作りましょう。みんなでそれぞれに磨き合いましょうね!
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