② - 門内研究室

デ ザ イ ン 学 部 建 築 学 科・連 続 レ ク チ ャ ー シ リ ー ズ
可 能 性 の 空 間
授業期間の毎週木曜日18時∼風光館3F建築学科フォーラム(F-331)にて
(来場人数や大学側の都合により会場を変更する場合があります。変更の際はTwitter (https://twitter.com/seikaarchitect ) 等でお知らせ致します。)
[空間論演習2]
2014/09
ー2015/01
この 連 続レクチャーシリーズ は、建 築 学 科 教員及 びゲスト講 師 が 空 間をめぐる対 談 や 講 演を行 います。建 築という枠を超えて、さまざま角 度 から空 間を捉え
ることで 新 た な 発 想 が 生まれ、思 考 の 可 能 性 が 広 がることを期 待します。建 築 学 科 の 授 業「空 間 論 演 習」となっています が、オープン講 義で す ので 他 学 科 の
学生や一般の皆様も自由に聴講できます。是非ご参加ください。
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01 08
「人間 − 環境系のデザイン」
門 内 輝 行 <Coordinator: 鈴木隆之 >
(京都大学大学院教授, 建築・都市記号論)
現代社会は、地球環境問題の深刻化、災
害リスクの増大、
コミュニティの崩壊、
グ
ローバル化による場所性の喪失など、
多くの深刻な問題に直面している。
これ
らの問題を解決するには、デザイン概
念を根底から問い直し、単体としての人
工物のデザインから、人工物相互の関
係や人工物と人間・環境との関係をデ
ザインする営みへと大きく拡張する必
要がある。新しく定式化されたデザイン
を「人間−環境系のデザイン」
と呼び、
街並み景観デザインなどの実践を通し
て、そのデザイン原理について考える。
<Guest>
街並み景観のデザイン−近江八幡(滋賀県)
門 内 輝 行(Teruyuki MONNAI)
1973年京都大学工学部建
築学科卒業。1975年東京大
学大学院修士課程修了。同
博士課程退学後、東京大学
生産技術研究所助手、早稲
田大学理工学部助教授、同
教授を経て、2004年より京
都大学大学院工学研究科
建築学専攻教授。博士(工
学)。建築・都市記号論、設計方法論を中心に、人間と環
境との関係を解読し、デザインする方法論の研究と実践
に従事。
「街並みの景観に関する記号学的研究」により、
1998年日本建築学会賞(論文)を受賞。
日本建築学会理
事、
日本記号学会理事、京都市美観風致審議会会長など
を務める。主な著書に、
『設計方法Ⅳ・Ⅴ』
(彰国社)、
『人
間−環境系のデザイン』
(彰国社)、
『記号としての芸術』
(勁草書房)、
『建築・都市計画のための空間計画学』
(井
上書院)など。
<Coordinator : 京都精華大学建築学科教員>
鈴 木 隆 之(Ta kayuki S UZUK I)
京都精華大学建築学科教授。京都大学卒業。建築家・小
説家。第30回群像新人文学賞。
「世界建築家」展 (1995年
)、
「SDレビュー展」(2006年)。建築近作に「小説家の家」
他。著書に『ポートレイト・イン・ナンバー』
『未来の地形』
『500万で家をつくろうと思った』など。現在、アメリカの
シナリオライターと映画原作および映画内建築のデザ
インを制作中。そしてその原作小説を、2014年に『パー
フェクト・ワールド』
(論創社)
として上梓。
子ども主体でつくる建築−京都市立洛央小学校のブックワールド
【 お 問 い 合 わ せ 先 】京 都 精 華 大 学 デ ザ イ ン 学 部 建 築 学 科・京 都 市 左 京 区 岩 倉 木 野 町 1 3 7・h t t p : / / a r c . k y o t o - s e i k a . a c . j p /・E - m a i l ⇒ a r c h i t e c @ k y o t o - s e i k a . a c . j p・
t w i t t e r ⇒ @ s e i k a a r c h i t e c t・【 精 華 大 学 へ の ア ク セ ス 】叡 山 電 鉄「 京 都 精 華 大 前 駅 」下 車 す ぐ・地 下 鉄「 国 際 会 館 駅 」3 番 出 口 右 3 0 m の 専 用 バ ス 停 よ り ス ク ー ル バ ス