発行日 平成27年1月19日 第3号 富山市 自主防災だより 発 行 富山市 建設部防災対策課 TEL076-443-2181 FAX076-443-2039 「富山市自主防災だより」第3号発行にあたり 平成26年は全国的に多くの災害が発生しました。7月には魚津市における豪雨被害、8月に は局地的豪雨による広島市での土砂災害、9月には御嶽山の噴火、11月には長野県北部地震、 12月には北海道根室市で高潮による浸水被害などが発生しています。自主防災組織による防 災・減災活動がますます重要になっています。 富山市自主防災だより第3号が自主防災組織活動活性化の一助になれば幸いです。 平成26年度富山市総合防災訓練(平成26年9月27日) 避難所開設・運営訓練 初期消火訓練 倒壊建物救出訓練 ちびっこ放水体験 ① 富山市の自主防災組織活動状況 富山市自主防災組織組織率 平成26年12月31日現在 結成済組織の世帯数 組織率の算出方法 = 市内の世帯数 組織率 100.0 100.0 100 80 60 65.0 63.6 51.2 46.7 38.6 40 19.1 20 全体 浸水対策資機材8件 細入地域 一般資機材50件 山田地域 平成26年度 一般資機材及び浸水対補助金交付状況 婦中地域 八尾地域 大山地域 大沢野地域 富山地域 0 平成26年度 防災訓練補助金交付状況 (平成26年12月31日現在)件数は延べ件数 申請の多い資機材 ヘルメット 訓練内容 消防局出前講座 メガホン 初期消火、放水、煙中体験 64 救出救護(AED使用方法含む) 39 避難誘導 29 防災士による防災講座 27 強力ライト 救出救護(AED使用方法等) 25 防災ラジオ 災害図上訓練(地図を使用して避 難場所などを検討する訓練) 16 その他※ 51 消火器 リヤカー 救助工具(ハンマー、バール) 件数 66 鍋 誘導灯 ※その他の訓練 担架 外部講師を招いた防災講演会、避難所運営訓 一般的に『救助の三種の神器』と言われてい 練、防災資機材を活用した訓練、シェイクア る も の は、バ ー ル・ノ コ ギ リ・ジ ャ ッ キ で ウト、クロスロードなど す。大地震の際、倒壊した家屋等から人命救 助をする際に必要な道具です。長野県北部地 震では、ジャッキを使用して救助活動をした ことがテレビや新聞等で報道されました。 ② 自主防災組織活動について、よくいただくご質問① 最初に取り組むこと 活動を継続させるには ①自分たちのまちを知る。 ①人を集める ・富山市地震防災マップ 自主防災組織の活動内容を知ってもらうことが必 ・富山市津波ハザードマップ 要です。広報紙・ホームページ・地域ソーシャル ネットワークサービス、口コミなどを活用し、関 ・富山市洪水ハザードマップ 心をもってもらう活動を行いましょう。 ・富山市土砂災害ハザードマップ また、役員以外のメンバーからもアイデアを募 り、それを取り上げることも有効です。 ・富山市内水ハザードマップ 上記ハザードマップは、富山市ホームペー ②次代を担う人材の育成 ジで確認することができます。 少子高齢化社会においては、次代を担う人材の 育成が急務であり、子どもたちに小さな頃から ②防災訓練を行う。 防災意識を持ってもらうことが重要です。 初期消火訓練、避難誘導訓練、応急救命訓練 など最初は取り組みやすい訓練から少しずつ ③やりっぱなしにしない 始めましょう。 計画を立て実行したら、それを検証し改善して次 の計画を立てることを繰り返しましょう。 ③自分たちが住むまちを歩いてみる。 危険箇所の把握、避難所・避難場所・避難経 路の確認、要支援者の把握をしましょう。 市の指定避難所については、「富山市ホーム ページ→インフォマップとやま→防災情報 マップ」で確認することができます。 ④防災資機材の整備 資機材の購入、使用方法確認をしましょう。 消防庁.“自主防災組織の手引き”.平成23年3月 30日改討版.P21~30 自分達のまちを自分達のちからで守るために 総務省消防庁が発行している「自主防災組織の 自主防災活動へ積極的に参加し、「災害に強 手引き」では、自主防災組織の活動事例等が紹 いまち」をつくりあげましょう。 介されていますので、参考にしてください。 h p://www.fdma.go.jp/html/life/bousai/ ③ 自主防災組織活動について、よくいただくご質問② 情報伝達ルート 富山市地域防災計画概要版 h p://www.city.toyama.toyama.jp/kensetsubu/bosaitaisakuka/keihatsu/chiikibosai.html 避難場所と避難所の違い 富山市地域防災計画 P146 ④
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