資料 2 新広島県障害者プランの策定について(案) 1 趣 旨 現行の「広島県障害者プラン」の計画期間が今年度で終了することから, 「ひろしま未来チャレンジ ビジョン」に掲げる「安心な暮らしづくり」に向けて,引き続き,障害者施策を総合的かつ長期的な 視点で推進するため,新たな広島県障害者プラン(以下, 「プラン」 )を策定する。 2 位置付け 障害者基本法に基づき,政府が定める「障害者基本計画」を基本とし,かつ,地域の障害者の状況 等を踏まえ,都道府県ごとに定めることとされている「都道府県障害者計画」として策定。 3 基本方針 障害の有無にかかわらず,県民一人ひとりが相互に人格と個性を尊重して支え合 う共生社会の実現 基本理念 ・社会の対等な構成員としての人権尊重 基本的視点 ・障害者が自己選択と自己決定のもとに社会活動に参加・参画し,社会の一員とし ての責任を分担 ・障害者の社会参加を阻むあらゆるバリアの解消 4 策定方法 ○ 国の新しい「障害者基本計画」と「重点施策実施5か年計画」を基本とする。 ○ 障害者総合支援法に基づく広島県障害福祉計画(現計画期間 H24~H26)との統合を行う。 ・ 新プランの計画期間は平成 26 年度~平成 32 年度の7年間とする。 ・ 以後,プランは6年,障害福祉計画は3年とし,障害福祉計画をプランの実施計画として位置 付ける。 ○ 関係団体への意見聴取等を通じて本県の障害者施策の課題を抽出した上で,庁内関係部局で必要 な連携・調整を行い,広島県障害者施策推進協議会による検討を踏まえ,新プランを策定する。 5 検討体制 ○ 広島県障害者施策推進協議会 設置根拠:障害者基本法,広島県障害者施策推進協議会条例 委 員:20名(学識経験者,障害者,障害者福祉事業従事者及び関係行政) 6 スケジュール 区分 4月 5月 6月 ● めざす姿 ● 施策体系 障害者施策推 進協議会等 庁内WK めざす姿, 施策体系 の検討・調 整等 関係団体等 平成 25 年 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月 ● 素案の 検討 ● 骨子案 の検討 めざす姿を達 成するための 施策及び課題 の抽出等 プラン本文, 数値目標の整 理,重点分野 の方向性等 ヒアリング 素案に向けた 調整等 市町ニーズ調査 1 平成 26 年 1月 2月 3月 ● プラン(案) の検討 全体構成,予 算編成の反映 等 意見聴取 パブコメ 新広島県障害者プラン〔 新広島県障害者プラン〔H26~ H26~32年度 32年度〕 年度〕骨格(案) 基本方針 1 基本理念 障害の有無にかかわらず,県民一人ひとりが相互に人格と個性を尊重して支え合う共生社会の実現 2 基本的視点 社会の対等な構成員としての人権尊重 障害者が自己選択と自己決定のもとに社会活動に参加・参画し,社会の一員としての責任を分担 障害者の社会参加を阻むあらゆるバリアの解消 施策体系 重点的な取組 分野(大分類) Ⅰ 障害への理解促進と 協働による共生 施策の方向(中分類) 1 障害に対する理解の促進 2 あいサポートプロジェクト 3 各種団体との協働 4 ユニバーサルデザインの普及 Ⅱ 保健,医療の充実 1 保健・医療提供体制の充実 2 療育体制 3 医療と福祉,介護等の連携 Ⅲ 地域生活の支援体制 の構築 1 福祉サービス等 2 住まいの場の確保 3 相談支援体制 4 権利擁護 5 サービスの質の向上 Ⅳ 自立と社会参加の促 進 Ⅴ 暮らしやすい社会づ くり 整合 医療と福祉の連携強化 あいサポート運動の本格化 情報の保障の強化 災害時の要援護者対策 県立施設の機能強化 ひろしま未来チャレンジビジョン 県が策定する各種計画 等 検討体制 広島県障害者施策推進協議会 調査 審議 1 バリアフリーの推進 2 防災,防犯,交通安全等 3 消費者被害の防止 4 研究,開発の推進と普及 可能な限り,計画期間中に達成すべき数値目標を設定すると ともに,プランの実効性を担保するため,PDCAサイクルが 効果的に機能するよう,定期的に評価・公表・見直しを行う。 1 2 3 4 5 関連計画との整合 1 教育 2 雇用,就労の促進 3 情報の保障の強化 4 経済的支援 5 スポーツ,文化芸術 6 選挙 計画の推進 ~共生社会構築に 向けたステップアップ~ 設置根拠:障害者基本法 広島県障害者施策推進 協議会条例 委 員:20名 (学識経験者,障害者, 障害者福祉事業従事者 及び関係行政) 監視 計画 現状と課題 を踏まえた 目標設定 2 実行 目標の達成 に向けた事 業の実施 評価 目標達成状 況の評価, 公表 改善 目標の再設 定,見直し
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