平成27年度個性重視の特別試験実施要項

平成 27年 度
個 性 重 視 の 特 別 試 験 受 験 案 内
福岡 県立 小倉工 業高 等学校
1
実 施の趣 旨等
( 1) 本校で は, 入学者 選抜 に当た って ,各系 の特色 にふ さわし い個 性(能 力・ 適性, 興
味 ・関心 ,目 的意識 や学 習意欲 等) を有す る受検 生を 見い出 すた め,個 性重 視の特 別
試 験を実 施し ます。
( 2) 特別試 験の 結果は ,調 査書や 学力 検査と 併せて ,総 合的な 選抜 の資料 とし て活用 し
ま す。
( 3) 本校お よび 各系の 特色 並びに 求め る生徒 像は, 次の とおり です 。
ア
本校 の特 色
明治 32 年に創 立さ れ百有 余年 の歴史 と伝統 を誇 る本校 は, 日本の 工業 の歴史 と
ともに 歩ん できま した 。この 間, 卒業生 は2万 余名 にのぼ り, 地元北 九州 はもと よ
り日本 全国 ,世界 各地 で活躍 して います 。
本校 では 「得意 技コ ース制 」と して, 機械系 ,電 気系, 化学 系の3 つの 系の募 集
となっ てい ます。 1年 次には それ ぞれの 系の基 礎を 学習し ,2 年次か ら自 分の興 味
・関心 ,能 力・適 性や 進路希 望に 応じて 科・コ ース を選択 しま す。
生徒 たち は,校 訓で ある「 真理 探究・ 質実剛 健・ 勤労努 力」 のもと ,日 々の勉 学
と部活 動を 両立さ せな がら人 間形 成に励 み,ま た多 くの職 業資 格を取 得し ていま す。
卒業後 の進 路も就 職・ 進学と もに 極めて 良好で あり ,毎年 就職 希望者 の内 定率100
%を誇 って います 。
1学 年の 定員は ,機 械系8 0名 ,電気 系80 名, 化学系 40 名の合 計2 00名 で
す。
イ
各系 の特 色
機
械
系 (機械 科・ 電子機 械科 )
機械 系で は,機 械に ついて 合理 的かつ 経済的 に設 計・加 工す るため の基 礎とな る
力学や メカ ニズム , ま た機械 を動 かすた めの 電気や コン ピュー タ技 術等の 基礎・ 基
本を学 習し ,産業 社会 に貢献 でき るエン ジニア を育 成しま す。
1年 次で 機械系 の基 礎を学 習し た後, 2年次 から ,機械 科は 「生産 技術 」と「 自
動車工 業」 の2つ のコ ース, 電子 機械科 は「設 計開 発」と 「機 械制御 」の 2つの コ
ースに 分か れて学 習し ます。 それ ぞれの コース の概 略を紹 介し ます。
生産技術コース
機械 を構 成して いる 材料の 特徴 や加工 方法・ 加工 技術を 身に つけ, 各種 機械の
生産に 携わ ること ので きる技 術者 の育成 を目指 しま す。
自動車 工業 コース
私た ちの 生活に 欠か せない 「自 動車」 関連産 業に 携わる こと のでき る知 識と技
術を身 につ けた技 術者 の育成 を目 指しま す。
設計開発コース
製品 をつ くる際 の設 計・製 図・ 生産の 流れに つい て,3 次元 CAD を活 用でき
る知識 や技 術を身 につ けた, 各種 製品の 設計・ 開発 技術者 の育 成を目 指し ます。
- 1 -
機械制御コース
機械 を自 動で動 かす ことが でき る知識 や技術 を身 につけ ,工 場の自 動化 に携わ
ること ので きる技 術者 の育成 を目 指しま す。
電
気
系
(電気 科・ 電子科 )
電気 系で は,電 気エ ネルギ ーを 利用し た電気 機器 や電力 設備 の管理 ・保 守・工 事
等の電 気技 術やエ レク トロニ クス の進展 による 通信 ・制御 ・コ ンピュ ータ 等の技 術
を身に つけ ,高度 情報 社会に 貢献 できる エンジ ニア を育成 しま す。
1年 次で 電気系 の基 礎を学 習し た後, 2年次 から ,電気 科は 「電力 管理 」と「 電
気制御 」の 2つの コー ス,電 子科 は「ネッ トワ ーク技 術」と 「コン ピュ ータ技 術」の 2
つのコ ース に分か れて 学習し ます 。それ ぞれの コー スの概 略を 紹介し ます 。
電 力 管 理 コ ー ス
私た ちの 生活を 支え ている 電気 エネル ギーを 「生 み出す ・送 る・操 る」 方法や
地球に 優し い新エ ネル ギーの 原理 等を学 び,様 々な 分野で 活躍 できる 電気 保安の
プロの 育成 を目指 しま す。
電 気 制 御 コ ー ス
工場 の生 産ライ ンや 家庭の 電子 ・電気 機器を 自動 コント ロー ルでき る知 識と技
術を身 につ けた電 気制 御技術 者の 育成を 目指し ます 。
ネット ワー ク技術 コー ス
今日 の社 会で不 可欠 である イン ターネ ットを 代表 とする ネッ トワー ク技 術を学
習しま す。 そして 多数 の情報 通信 関連技 術の資 格を 有する ネッ トワー ク技 術者の
育成を 目指 します 。
コンピ ュー タ技術 コー ス
コン ピュ ータの 原理 からプ ログ ラム作 成まで コン ピュー タ技 術につ いて 幅広く
学習し ます 。そし て多 くの資 格を 有する コンピ ュー タ技術 者の 育成を 目指 します 。
化
学
系
(工業 化学 科)
化学 系で は,化 学物 質の製 造・ 分析, 環境保 全, 化学プ ラン ト等工 業化 学の基 礎
的な知 識・ 技術を 学習 し,よ り専 門的な 化学分 析技 術や化 学工 場にお いて 化学製 品
の製造 に携 わるこ との できる 環境 に配慮 したエ ンジ ニアを 育成 します 。
1年次で化学系の基礎を学習した後,2年次から工業化学科となり,「環境分
析」と 「化 学プラ ント 」の2 つの コース に分か れて 学習し ます 。それ ぞれ のコー ス
の概略 を紹 介しま す。
環 境 分 析 コ ー ス
地球 温暖 化,オ ゾン 層破壊 ,酸 性雨, 大気汚 染, 水質汚 濁等 の発生 過程 を学び ,
さらに 環境 調査や 大気 ,水質 等の 環境分 析に関 する 知識・ 技術 を学習 しま す。地
球環境 問題 を科学 的に 探求す る能 力と態 度を身 につ けた環 境化 学分析 技術 者の育
成を目 指し ます。
化学プ ラン トコー ス
石鹸 ,染 料,ブ ドウ 糖,プ ラス チック など, 生活 に身近 に関 わって いる 化学製
品の製 造知 識や技 術, 分析技 術を 中心に 学習し ます 。また ,化 学の知 識だ けでな
く,化 学工 場での 保全 技術を 兼ね 備えた プラン トエ ンジニ アの 育成を 目指 します 。
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ウ
求め る生 徒像
旺盛 な学 習意欲 と進 学後の 明確 な目的 意識を 持つ 生徒, 日本 の産業 の基 盤であ る
「工業 」で の生産 活動 に自己 の人 生の喜 びを見 い出 すこと ので きる生 徒を 広く求 め
ていま す。
①工業 の分 野への 興味 ・関心
科 学技 術や工 業分 野への 興味 ・関心 が強く ,工 業の基 礎・ 基本を 学習 したい と
いう 強い 意思を 持つ 者。
②科学 技術 や工業 分野 への進 路の 明白性
高 校を 卒業し てす ぐに産 業現 場へ就 職を希 望す るため に, 就職に 有利 な技術 や
職業 資格 を身に つけ たい者 ,あ るいは 大学等 の工 学課程 進学 を希望 して おり, 工
業の 基礎 ・基本 ,実 技を学 習し たい者 。
③学校 の活 性化へ の参 加意欲
中 学校 で生徒 会活 動,部 活動 ,奉仕 活動等 を体 験し, 高校 でも人 間修 養の場 と
して 積極 的に自 己鍛 錬し, 学校 の活性 化のた めに 頑張る 意思 と意欲 を持 つ者。
2
試 験日程 等
( 1) 期
日
平成2 7年 3月1 1日 (水) (学力 検査 の翌日 )
( 2) 対象者
福岡県 立小 倉工業 高等 学校
受検生 全員
*推薦 入学 合格内 定者 を除き ます。
( 3) 試験場
福岡県 立小 倉工業 高等 学校
( 4) 実施方 法
ア
集合 時刻
8時 30 分
イ
集合 場所
福岡 県立 小倉工 業高 等学校 多目 的ホ ール
ウ
試験 方法
集団 面接
エ
会
場
各教 室( 面接該 当グ ループ 以外 は控室 で待 機)
オ
内
容
①入室 ,受 検番号 確認 ,面接 方法 の説明
②質問 (志 望の動 機, 高校生 活へ の抱負 等)
③終了 ,退 室
3
受 験上の 注意
( 1) 集合時 刻に 遅刻し た受 検生は ,正 当な理 由があ ると 本校校 長が 認めた 者に 限り面 接
を 受ける こと ができ ます 。
( 2) 欠席者 は, 面接を 受け ること がで きなか った事 情を 証明す るに 足る書 類を 出身中 学
校 長を通 じて ,速や かに 提出し てく ださい 。改め て追 面接を 実施 するこ とが ありま す。
な お,追 面接 を受検 しな い者に つい ては, 再度の 面接 は行い ませ ん。
( 3) 受検票 ,上 履きを 忘れ ないよ うに 注意し てくだ さい 。
( 4) 面接に つい ての具 体的 な指示 は, 当日, 本校で 行い ます。
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