福岡県と福岡県と海外福岡県人会との海外福岡県人会との交流との交流現在、福岡からの移住者やその子孫等で構成される海外福岡県人会（以下「県人会」といいます）は世界９カ国２１カ所にあります。福岡県からの最初の海外移住は、１８８５年に、ハワイへ１２９名が移住したことに始まります。その後の世界各国への移住者は戦前、戦後合わせて約５万６千人に達します。これは、広島、沖縄、熊本に次いで全国で４番目に多い数です。また、主に駐在員等が現地で親睦や交流を深めるために結成した福岡県人会が世界12カ国・地域16カ所にあります。福岡県では、このような県人会を本県と移民国の懸け橋となる貴重な財産であると捉え、県人会の皆さんと様々な交流を通じて絆を深めてます。番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 移住者による福岡県人会地域北米中南米県　人　会　名バンクーバー福岡県人会レスブリッジ福岡県人会トロント福岡県人会シアトル・タコマ福岡県人会湾東福岡県人会（オークランド）サンフランシスコ福岡県人会南加福岡県人会（ロサンゼルス）カウアイ福岡県人会ハワイ福岡県人会コナ福岡県人会ハワイ島福岡県人会メキシコ福岡県人会コロンビア福岡県人会ペルー福岡クラブブラジル福岡県人会マナウス福岡県人会（ブラジル）ベレン福岡県人会（ブラジル）トメアスー福岡県人会（ブラジル）在ボリビア福岡県人会パラグアイ福岡県人会アルゼンチン福岡県人会番号 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 駐在員等による福岡県人会国名アジア欧州県　人　会　名ソウル博多会大連福岡県人会在上海福岡県人会香港福岡県人会台湾福岡県人会「梅友会」ハノイばってん会在ホーチミン福岡県人会タイ国福岡県人会在マレーシア福岡県人会シンガポール福岡県企業会インドネシア福岡県人会「飛び梅会」テンパサール福岡会デリー福岡県人会英国福岡県人会オランダ福岡県人会フランス福岡県人会県人会の活性化と後継者の育成〇　海外県人会子弟の招へい次世代の県人会活動の「担い手」である子どもたち（小学校高学年）を本県へ招へいし、日本文化の体験や同世代の子どもたちとの交流を通して、福岡に対する興味・関心を育み、帰国後の県人会活動参加への動機づけを図る事業を行っています。平成２０年度の事業開始からこれまでに約２００名の参加がありました。引率者として参加した若者が県費留学生として福岡県に留学してきたり、福岡への留学に向けて日本語を勉強する子どもたちが増えたりといった好循環がおきています。大島山笠に参加〇　移住者子弟留学生（県費留学生）県人会会員の子弟を、留学生として１年間受入れ、県内の大学や専門学校等で専門知識や技能を修得すると同時に、福岡県の伝統、文化、産業、経済等の理解を深めてもらうための事業を1966年から実施しています。これまでに受け入れた留学生は403名に上り、200名以上の留学生を送り出してきたブラジルでは 2012年に県費留学生OB会が設立されました。着物体験ネットワーク強化〇　世界大会の開催、周年事業への参加３年に一度開催される海外福岡県人会世界大会や各海外福岡県人会の周年記念行事に参加・協力しています。昨年（２０１３年）には福岡において世界大会を開催し、世界各地から約３００名の海外県人会の方々が、参加されました。絆を強化する新たな取り組み〇　青年派遣事業福岡県内の青年を海外の県人会に派遣し、県人会員やその子弟などとの交流を行い、県人会の若者の日本への関心を高めるとともに、県内青年の国際化を図る派遣事業を平成２６年度から実施しています。〇　セミナー、学校訪問福岡県と県人会とのネットワークを活用して、海外で活躍する福岡県人を招へいし、県内企業向けのビジネスセミナーや青少年を対象にしたセミナー・学校訪問等を行い、県民・県内企業のグローバル化と海外移住への理解を深める取組みを平成２６年度から実施しています。