別紙 C.W.ニコル 作家・ナチュラリスト 1940 年英国ウェールズ生まれ。17 才でカナダへ渡り,その後,カナダ水産調査局北極生物研究所の 技官として,海洋哺乳類の調査研究にあたる。1967 年より 2 年間,エチオピア帝国政府野生動物保護 省の猟区主任管理官に就任。シミエン山岳国立公園を創設し公園長を務める。1972 年よりカナダ水産 調査局淡水研究所の主任技官,また環境保護局の環境問題緊急対策官として,石油,化学薬品の流出 事故などの処理にあたる。1980 年長野県黒姫に居を定める。1984 年自ら荒れた森を購入し,生態系の 復活を試みる作業を開始する。1995 年日本国籍を取得。2002 年財団法人 C・W・ニコル・アファンの 森財団を設立。2005 年英国エリザベス女王陛下より名誉大英勲章を賜る。2011 年より東日本大震災の 被災地である宮城県東松島市で復興支援事業「森の学校」に携わる。 主な著書,等 『15 歳の寺子屋・森をつくる』(講談社), 『ソリストの思考術』(六耀社), 『アファ ンの森の物語』(アートデイズ), 『マザーツリー・母なる樹の物語』(静山社), 『魂のレッスン』 (NH K出版) , 『裸のダルシン』(小学館), 『誇り高き日本人でいたい』(アートディズ), 『少年 グリフィ ン』(小学館) 杉本 節子(すぎもと せつこ) 料理研究家(食文化研究家),公益財団法人奈良屋記念杉本家保存会常務理事兼事務局長 京町家杉本家と京都の年中行事・歳時記に関する歴史・食文化と伝統食を継承。食育活動,テレビ 出演,著作執筆,食文化展示監修,国内外での講演,料理講師,大学非常勤・客員教授など。平成 21 年京都府『あけぼの賞』受賞。24 年京都府『きょうと食いく先生』認定。同年 12 月京の食文化ニュ ージアム『あじわい館』開館記念展示『京のおばんざい文化展』監修。(現在,同館季節展示監修。 ) 26 年京都市『和食―京の食文化』特別表彰。同年京都市『学校給食における和食の検討会議』委員, 京都市『京都をつなぐ無形文化遺産「京の食文化」 』アドバイザー。同年京都府・京都市『京都・和食 文化推進会議』企画運営会議委員。著書に『京町家・杉本家の味 京のおばんざいレシピ』(NHK 出版) , 『京町家・杉本家の献立帖』 (小学館)など。 山極 壽一(やまぎわ じゅいち) 京都大学総長 1952 年 2 月生。2014 年 10 月より京都大学総長就任。アフリカ各地でゴリラの行動や生態をもとに 初期人類の生活を復元し,人類に特有な社会特徴の由来を探っている。 主な著書に『家族進化論』 (東京大学出版会) , 『ゴリラ』 (東京大学出版会) , 『暴力はどこからきた か』 (NHKブックス), 『サル化する人間社会』(集英社), 『ゴリラは語る』 (講談社)などがある。 阿部 健一(あべ けんいち) 総合地球環境学研究所 教授 1958 年生まれ。総合地球環境学研究所教授。専門は環境人類学・相関地域研究。これまでアジアを 中心に,人と自然の関係性に関わる臨地研究を行ってきた。 主な共編著に『Extreme conflicts and tropical forests』(Springer,2007 年), 『GOOD EARTHS: Regional and Historical Insight into China's Environment』 (京都大学学術出版会,2009 年) , 『生 物多様性 子供たちにどう伝えるか』 (昭和堂,2012 年)など。
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