2014 年 12 月 22 日 報道関係者各位 エボラ出血熱対策に日本のNGOが自治体に緊急要請 横浜市・防護具3万提供に続く支援を リベリア・シエラレオネ救援に 1 億円 ネット募金開始 世界 33 国で人道支援を行う Church World Services の日本法人「CWS Japan」(東京都千代田 区)と、海外で活躍する日本の国際協力 NGO を支える「特定非営利活動法人国際協力 NGO センタ ー(JANIC)」(東京都新宿区)は、横浜市と米国の NGO と協力して、エボラ出血熱の感染が拡大する 西アフリカ諸国へ、医療従事者等を感染から守る個人防護具(PPE)3 万着の支援を行います。 シエラレオネ、リベリアやギニアで支援を行う米国 NGO Direct Relief からの防護具の要請に応え、 独立行政法人国際協力機構(JICA)の紹介で横浜市 より、新型インフルエンザ等対策用として備蓄している 個人用防護具(ガウン、キャップ、手袋 3 万着、ゴーグ ル 1 万 5 千セット等)の無償供与を受けて、リベリアとシ エラレオネ 2 カ国の診療所や保健センターに寄贈しま す。 今回の支援は、東日本大震災の被災地支援を契機 に関係ができた日米の官民の連携で実現しました。 CWS Japan では、西アフリカで猛威を奮うエボラ出血 写真:Direct Relief 提供 熱用の防護具をはじめとした医療機材の深刻な不足に対応し、今後も支援を継続します。 今回の横浜市からの無償譲渡を良き先例として、全国の自治体に防護具等の無償供与を呼びかけ ていくと共に、追加の防護具の購入や輸送を実現するため 12 月からオンライン上で募金の受付を開 始しました。さらに CWS Japan が加盟する ACT アライアンス(世界各国から 130 以上の団体が参画 するキリスト教系国際援助同盟)としての緊急要請に対し、更なる被害拡大を防ぐため、リベリア、シェ ラレオネで展開されているエボラ出血熱感染予防普及啓発活動や保健師トレーニングにかかる資金 不足分 約 1 億円への支援金も募ります。 募金サイト https://mp.canpan.info/cwsjapan/ 西アフリカ諸国での医療機材不足の背景 西アフリカ諸国ではエボラ出血熱の感染が拡大しており、救援活動に携わる医療従事者などを感 染から守る防護具が欠かせません。防護具は顔を保護するシールドやゴーグル、血液やウイルスを 通さない特殊な素材でできているガウン・手袋・マスク・靴のカバーなどで構成されています。こうした 防護具は使い捨てであるため大量に必要ですが、特に最も保護レベルの高い高性能の防護具は世 界的に製造が追いつかず、少なくとも 2~3 ヶ月先まで供給の目途が立っていない状況です。 シエラレオネ、リベリア、ギニアへエボラ熱対策用の医療資機材の支援をしている Direct Relief に よれば、現地における個人用防護具の不足は極めて深刻なものとなっています。1 日患者 1 人当た り 10~15 セットの手袋、5 着のシールドやガウンが消費されています。現在、世界保健機関(WHO) や NGO が協力して必要な防護具の確保に努力していますが、リベリアでは防護具が最大でも 80 日 で尽きてしまう見込みです(2014 年 11 月 7 日時点の試算)。 【CWS Japan について】 団 体 名 設 立 年 月 所 在 地 一 般 からのお問 い合 わせ先 代 表 者 事 業 活 動 収 入 理 念 目 的 事 業 内 容 特定非営利活動法人 CWS Japan 2011 年 3 月 法人格取得年月:2013 年 1 月(特定非営利活動法人、所轄庁:東京都) 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台 1-8-11 東京 YWCA 会館 213 号 TEL:03-5577-4538 HP:http://www.cwsjapan.org/ 事務局長 小美野剛 209,311,913 円(2013 年度実績) 宗教、人種、国籍などにかかわらず、全ての人の人権が尊重され、平和で安全に暮らすこと ができるアジア太平洋地域と、国際社会の実現をめざす アジア太平洋地域の人々に対して、緊急と開発に関する事業を行い宗教、人種、国籍などに かかわらず、全ての人が尊厳を持ち、平和で、安全で、人権が尊重されて生きることができる コミュニティの実現に寄与する ・緊急支援事業 ・開発支援事業 ・NPO の能力強化支援事業 その他 【国際協力 NGO センター(JANIC)について】 団 体 名 設 立 年 月 所 在 地 一般からのお問い合わせ先 代 表 者 事業活動収入 理 念 目 的 事 業 内 容 特定非営利活動法人 (JANIC) (英文名称)Japan NGO Center for International Cooperation 1987 年 10 月 法人格取得年月:2001 年 3 月(特定非営利活動法人、所轄庁:東京都) 認定 NPO 法人取得:2012 年 5 月 1 日 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田 2-3-18 アバコビル 5F TEL:03-5292-2911 HP:http://www.janic.org/ 理事長 大橋正明 185,694,889 円(2013 年度実績) 平和で公正な地球市民社会の実現に寄与する 人々の貧困からの脱却、自立的発展、基本的人権の擁護、対立・紛争の解決、地球環境の 保全等に向けて国際協力を行う日本の市民組織(NGO)の活動の促進および強化を図る ・NGO 間のネットワーク・共同事業の推進 ・NGO の人材育成・組織強化 ・知識・情報の普及 ・調査研究および提言活動 ・教育・学習活動の推進 ・関係機関との交流・協力 その他 本件に関する報道関係者からのお問合せ先 国際協力 NGO センター(JANIC) 特定非営利活動法人 CWS Japan 東京都新宿区西早稲田 2-3-18 アバコビル 5F 担当:山口、田島 電話:03-5292-2911 FAX:03-5292-2912 メールアドレス:[email protected] URL:http://www.janic.org/ 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台 1-8-11 東京 YWCA 会館 213 号 担当:牧 電話&FAX:03-5577-4538 メールアドレス:[email protected] URL: http://www.cwsjapan.org/
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