(H26.7発行) 【PDF:414KB】

No.1
H26.7
発行/釧路市教育委員会 教育支援課
〒085-0016
釧路教育研究センター
釧路市錦町2丁目4番地
特別支援教育研究専門委員会
Tel (0154)23-5189 Fax (0154)25-5999
の形成に向けて
Q1 インクルーシブ教育システムとは?
自立と社会参加を見据えて・・・
障がいのある者と障がいのない者が共に学ぶ仕組み
①一般的な教育制度から排除されないこと
②自己の生活する地域で教育を受けること
③個人に必要な「合理的配慮」が提供されること
参考「障害者の権利に関する条約」(外務省HP)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/press4_000524.html
http://inclusive.nise.go.jp/(国立特別支援教育総合研究所HP)
Q2 共生社会とは?
Q3
合理的配慮とは?
「みんな違ってみんないい」と言ってみたけれど
子ども、障がい者、老人、病人、外国人・・・
ちょっとした配慮ができていますか?
様々な人が相互理解して
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chu
共に生きていく社会
kyo/chukyo3/044/attach/1297377.htm
(文部科学省HP)
Q4 連続性のある多様な学びの場
とは?
学びの場を柔軟に選択できる環境整備
特
別
支
援
学
校
特
別
支
援
学
級
通
級
に
よ
る
指
導
Q5 ユニバーサルデザインの視点
を生かした授業とは?
全ての子が「わかる」
「できる」授業
障がいのある子どもには「ないと困る支援」
通
常
どの子にも「あると便利」な指導方法
学
級
Q6ユニバーサルデザインの柱とは?
学級集団作り
教室・学習環境作り
授業づくり
ユニバーサルデザインの視点を生かした授業について
こんな子が学級にいませんか?
教科書がうまく読めない。
会話が一方的でかみ合わない。
漢字が覚えられない。
友達づきあいが苦手。
計算ミスが多い。
忘れ物やなくし物が多い。
そわそわして落ち着かない。
不注意なミスが多い。
集中力が続かない。
整理整頓が苦手。
おしゃべりが多い。
特別な教育的支援を必要としている児童生徒に
気付くことが大切です!
「注意集中」への支援
「聞く」ことへの支援
「人とのかかわり方」に
○教師の話し方の工夫。
○話し手への注意を喚起さ
関することへの支援
○提示の工夫。
せる工夫。
○集団での活動の時は、活
○教室環境を整える。
○大事な事は文字で示す。
動内容や手順が視覚的に
○学習の流れを示し見通し
○記憶できる量に配慮して
わかるようにする。
を持たせる工夫。
話す。
○提示の仕方の工夫。
ユニバーサルデザインの視点を生かした授業を意識してみましょう。
「具体的な支援例は、下記の資料をご覧ください。HP からダウンロードできます!」
参考資料:
「みんなに分かりやすい授業づくりのポイント!」(平成26年3月北海道教育委員会)
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/tkk/sugunidekiru.htm