特別支援教育通信3(H26.12発行) 【PDF:335KB】

No.3
H26.12.22
発行/釧路市教育委員会 教育支援課
〒085-0016
釧路教育研究センター
釧路市錦町2丁目4番地
特別支援教育研究専門委員会
Tel (0154)23-5189 Fax (0154)25-5999
特別な教育的支援を必要とする児童・生徒への支援の仕組み
三
次
支
援
二
次
支
援
一
次
支
援
特別支援学級
児童・生徒に合わせたカリキ
就学指導委員会
ュラムを組んで支援します。
を受けて対応
個別対応(通級等)
通級指導教室等で、個別に支
保護者の了解
援します。
を受けて対応
TT等
校内の確認
を受けて対応
普段の授業の中で必要に
応じて支援します。
ユニバーサルデザインを意識した授業
先生方の意識
今すぐ対応可能
板書等、全ての児童・生徒にと
ってわかりやすい授業を行う
ことで支援します。
手立ての詳細は裏面で。
支援の具体的な手立て
特別支援学級
三
次
支
援
特別の教育課程を編成し、障がいによる学習上の学級。知的・情緒・肢体丌自由や病弱
学級などが置かれ特別支援教育を実施。
例)児童・生徒に応じて、特別なカリキュラムを組んで指導に当たります。独自領域「自
立活動」などがあります。
個別対応(通級指導教室)
自立活動・自立活動に相当する内容の指導、必要に
二
次
支
援
個別対応(別室指導)
担任外教員等、校内体制を
応じて各教科の内容補充のための特別の教育課程を週
工夫して対応。
1~8単位時間実施。年間35単位時間~年間280
例)クールダウンが必要な児
単位時間までを標準。
(学習障害者及び注意欠陥多動性
童・生徒が出た場合等。
障害者については年間10単位時間~年間280単位
突発的な動きのほかに保
時間までを標準)
健室対応や会議室等の別
例)児童・生徒の国語の指導を行い、その中で自立活
室で対応。
動を中心とした指導を行う。
一
次
支
援
TT等
担任外教員や特別支援教育指導員(通常学級担当)などで、支援の必要な児童・生徒を
サポート。
例)集中できずに離席しがちな児童のサポート等、TTでの支援を行う。
特別な教育的支援を必要とする児童・生徒に対して、上記のような支援
体制を各校で作り上げ、対応することが大切です。しかし…
本当に大切なことは各教室内でユニバーサルデザインを意識した授業
等、どの子にも対応できる学級経営をまず行うことです。
この他、以下のような手立てもあります。ご参考までに。
教育相談(検査等も)
ケース会議で検討を行ったり、専門機関に助言等を受けたりする。
例)特別な教育的支援を必要とする児童・生徒に対する支援の方策を検討するため、相談や検査
を受ける。
該当機関:校内での相談委員会等、市の巡回相談、特別支援学校パートナーティーチャー、特別支援教育セ
ンター巡回教育相談等