平成２6 年１２月発行 No.２６-１６埼玉県川越家畜保健衛生所家畜衛生だより電話：049-225-4141 F A X：049-226-9653 緊急時：09０-7191-3473 E ﾒｰﾙ：[email protected] U H U ！韓国で再び口蹄疫(豚)が発生しました！発生地域：忠清北道鎮川郡発生農場：一戸、一貫経営、飼養頭数 15,884 頭発生状況等：12 月 3 日、約 30 頭に水疱、起立不能等の症状が認められ、検査依頼確定日：１２月３日（血清型：O 型）防疫対応：豚の殺処分・埋却、畜舎内外の消毒、家畜･車両等の移動制限忠清北道鎮川（ジンチョン）郡（４）１２月３日豚（Ｏ型）韓国では、7 月 23 日に 3 年 3 ヶ月ぶりに確認され、7 月 27 日、8 月 6 日と続き、 3 農場で約 2,000 頭の豚を殺処分、埋却を行った。 ◆農家の皆様へのお願い飼養衛生管理基準の遵守の再徹底をお願いします。 ① 農場での人及び車両の出入りに当たり、消毒の徹底を行う。 ② 口蹄疫が発生している国への渡航自粛にご協力ください。 ③ 毎日、健康観察を実施し、飼育している牛及び豚に次の症状を確認した場合は、家畜保健衛生所に連絡してください。・３９℃以上の発熱・泡沫性流涎（よだれ）、跛行、起立不能、泌乳停止・口、鼻、蹄、乳頭、乳房のいずれかに水疱、びらん、潰瘍、瘢痕 ◆口蹄疫に有効な消毒薬 ※逆性石鹸（パコマ等）は口蹄疫には効果がありません。 ※酸性、アルカリ性の消毒液を混ぜると、効果が低下することに加え、有毒ガスが発生することがありますので注意してください。（例）消石灰（アルカリ性）が付着した長靴で、ビルコン（塩素系）の踏み込み消毒槽を使用する。 ※泥や糞便などの有機物は消毒液の効果を弱めてしまうので、消毒前には十分に洗い流したり、踏み込み消毒槽はこまめに交換しましょう。