ノルウェー 政務月報(2014 年 12 月) 1. 外交 (1)主な出来事 2-3 日

ノルウェー
政務月報(2014 年 12 月)
1.外交
(1)主な出来事
2-3 日
北極評議会生物多様性会合がトロムソにて開催。
7日
外務省は、世界食糧計画(WFP)を通じたシリア難民への食糧支援
を 1000 万ドルに増加すると発表。
8-13 日
10 日
12 日
12 日
17 日
スントフト気候・環境大臣が、リマで開催された国連気候変動枠
組条約会合に参加。
ノーベル平和賞授与式。
外務省は、ノルウェーは、イランと P5+1(米、露、英、仏、独、
中)で結ばれた暫定合意に関する IAEA の履行管理活動を支持し、
2015 年には 100 万ユーロを拠出する旨発表。
国防省は、ノルウェーがロシアとの二国間軍事交流の凍結を2015
年末まで延長する旨発表。
外務省は、国連中央緊急対応基金(CERF)に対し4億1千万
クローネを拠出する旨発表。
(2)ノルウェー政府要人による主な外国訪問
ア ソールベルグ首相
18 日
ベルギー(ブリュッセル)
イ ブレンデ外相
15 日
トルコ(アンカラ)
ウ ブラットスカール副外相
15 日
フランス(パリ)
エ ホグルン副外相
1日
スイス(ジュネーヴ)
12-18 日
インドネシア、フィリピン
オ サンネル自治大臣
3日
イタリア(ローマ)
1
カ スントフト気候・環境大臣
8日
ペルー(リマ)
キ フォステルヴォル石油エネルギー副大臣
9日
ベルギー(ブリュッセル)
ク ハラルド国王陛下
12 日
ベルギー(ブリュッセル)
(2)主な外国要人のノルウェー訪問(括弧内は会談相手)
2日
ホルターEFTA 副事務総長(ヘルゲセン首相府国務大臣)
4日
スヴェンスゴー・バレンツ事務局長
10-11 日
マララ・ユスフザイ、カイラシュ・サティヤルティ(ノーベル平
和賞受賞者)
11 日
クラーク UNDP 総裁(ブレンデ外相)
2.内政
(1) 主な出来事
【10日】ノーベル平和委員会委員の交代
国会は2014年で任期満了するノーベル平和委員会委員の後任選出につき、ヤ
ーグラン委員長とフィーヴェ委員の再選およびヘンリック・シーセ新委員の承
認を行った。ただし、新委員長は委員の互選によって今後決定する。
【11日】政策金利引下げ
ノルウェー中央銀行は,政策金利を0.25%引下げ,1.25%とした。オルセン・
ノルウェー中央銀行頭取は本件につき、石油価格の大幅下落により、ノルウェ
ー経済の成長が弱まる見通しであるためとした。
【19日】ノルウェー・リサーチ・カウンシルの新理事長決定
教育研究省は、ノルウェー・リサーチ・カウンシルの新理事長として、ヘン
リック・マッドセンDNV GL社CEOが就任する旨発表した。任期は2015年1月1日か
ら2018年12月31日まで。マッドセン新理事長は工学博士の学位を有しており、
ビジネス界でも国際的に豊かな経験を有している点が人選で評価された。また
副理事長にはトロムソ大学のエルヴェヴォル教授(海洋研究)が就任した。
【19日】新補助金枠組み「アークティス2030」の発表
2
外務省は、ハイノースにおける優先的取組の実現に向けた新しい補助金「ア
ークティス2030」を発表。2015年には1億5000万NOKが割り当てられる。北極地
域の国境を越えた連携、積極的な産業活動、広い知識活動、インフラ促進、環
境保護、救難・危機対応などに貢献できる戦略的プロジェクトが対象。また、
北極評議会の具体的活動や南極の国際的連携活動に貢献する極地気候変動研究
も対象となっている。
3.各政党支持率
2014 年 12 月における各政党支持率
(9 社の世論調査平均。出典:www.aardal.info)
政党支持率
2014 年 12 月
前回総選挙(2013 年 9 月)
得票率
保守党(H)
22.5%
26.8%
進歩党(FrP)
11.3%
16.3%
自由党(V)
4.7%
5.2%
キリスト教民主
5.4%
5.6%
41.4%
30.8%
左派社会党(SV)
3.8%
4.1%
中央党(Sp)
5.2%
5.5%
環境党緑(MDG)
3.5%
2.8%
党(KrF)
労働党(Ap)
(了)
3