平成27年 1月号

【第1号】
平成27年1月5日(月)
発
行
所
少年サポートセンター
長崎県警察本部生活安全部少年課内
〒 850-8548 長崎市万才町4-8
代表 (095)820-0110 内 線 3075~78
FAX (095)829-0473
県北少 年サポ ート センタ ー( 0956) 23-5660
(少年サポートセンターの所在地は長崎市上町1-19です)
あけましておめでとうございます。
昨年中は、関係機関・団体の皆様の御理解と御協力により、少年サ
ポートセンターで関わる少年たちの立ち直り支援活動を円滑に推進で
きましたことを心から感謝申し上げます。
本年もこれまで以上に皆様との連携に努めながら少年の健全育成と非行防止活動を積
極的に推進していく所存ですので、引き続き御理解と御協力をお願いいたします。
「リベンジポルノ」について
「リベンジポルノ」について
交際相手とのトラブルとして、DVやストーカー事案があげられますが、最近では、リ
ベンジポルノが大きな問題となっています。このようなトラブルが、少年間でも発生し
ています。
リベンジポルノとは、「振られた腹いせに元交際相手の性的な画像をインターネットに
流出させる行為」のことです。インターネット上に画像が流出してしまうと、それを全
て回収することは困難であり、画像の存在を心配する被害者が長期にわたり多大な精神
的苦痛を感じることとなります。
このような被害が拡大することを防ぐために、「私事性的画像記録の提供等による被害
の防止に関する法律」が施行(平成26年11月27日)されました。難しい名称ですが、内
容は、撮影対象者(年齢関係なく誰でも)の同意なく性的画像をインターネットを通じ
て多数の者に提供した者は罰せられるというものです。これまで被害者が18歳未満の児
童では、児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律に触
れましたが、本法律施行により両罪にも触れることになり、一つの行為が、二つの罪名
に触れることになります。
少年たちが法律を理解するためには、まずは周囲の大人が正しい知識を持ち、インタ
ーネットを介しての交際の弊害や、ましてや交際相手と性的な画像をやりとりすること
の危険性を教えていかなければなりません。しかし、それ以上に通信機器に頼らない健
全な男女交際の良さを伝えていくことも、大人にしかできない役割だと思います。そし
て、本当に信頼できる相手、本当に自分を大切に思ってくれる相手とはどのような人な
のか、様々な場面で伝えていく必要性を感じています。
1月10日は
110番の日
少年による「イタズラ110番」が後を絶ちません。
・いたずらであっても犯罪になる
・本当に110番がが必要な人につながらない
ことを、今一度少年たちへ指導をお願いします。
この資料はホームページにも掲載しています。