さぎり雪組早霧せいなさん１月1日、新たなトップコンビが宝塚大劇場でのお披露目を果たした。演目は『ルパン三世』と『ファンシー・ガイ！』。漫画やアニメで高い人気を誇る作品の上演に、宝塚歌劇101年目のスタート、そして自身のお披露目と、話題満載の公演について、稽古中だった昨年末、雪組新トップスター・早霧せいなさんに話を伺いました。けいこ『ファンシー・ガイ!』はどんなショーになりそうですか？今回のショーはストーリー仕立てのシーンも多いので、お客様によって受け取り方が違う作品になるかもしれませんね。一度見ただけでは「コレは何？」と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、逆に何度見ても楽しんでいただけるのではないかと（笑）。今から幕が開いた時のお客様の反応が楽しみですあなた早霧ルパンが貴女のハートを盗む！宝塚歌劇でルパン三世がどう演じられるのか注目が集まりますが、役づくりのポイントは？し、その反応をいかに吸収してステージを作り上げていけるかを大切にしたいと考えています。トップスターとして、どのような組を目指していますか？相手役である咲妃みゆとは、甘えすぎず、お互いに自立しながらも信頼で結ルパン三世は泥棒としては一流なのに、情にもろく女性には弱い、そのギャップばれている関係でいたいです。私たちの間に流れる雰囲気というのは、やはが愛されるキャラクターであるゆえんではないかと思います。ついつい３枚目にり周りに伝わるものですし、それが作品づくりにも影響してくるものだと思いなりがちなのですが、宝塚歌劇らしさも残しつつ、お客様に「ルパンだったね」とますので。また、私が悩んだり苦しんだりしている姿もさらけ出していこうと思っ言っていただけるように演じたいです。王妃の首飾りを盗む場面ではレーザーています。それは組の皆を信頼しているからこそできること。常に隣に仲間を光線をくぐってお宝に近づいていく動きが毎回全てアドリブなんですよ！すでに感じられる、だから頑張れる、そんな組にしたいと思っています。 20くらいのバリエーションは考えているんですが、峰不二子の大湖せしる、石川五エ門の彩凪翔、次元大介の彩風咲奈のルパン一味の３人は、私の動きをマネしないといけないので今から怖いと言っています（笑）。アクションも思った以上にあり、銀橋を使った追いかけっこはスピード感満点なので、お楽しみに。早霧せいなさん長崎県出身。2001年『ベルサイユのばら2001』で初舞台。2014年9月、雪組トップスターに就任。同年10月の日生劇場公演でトップお披露目を果たした。愛称は “ちぎ ” 。