HW(1:DA)

2014 年 9 月 9 日
ID
氏名
Excel を利用した分析（宿題）HW(1:DA)
（提出：9 月 16 日）
講義用ホームページデータ分析の素材 http://www.yoshizoe-stat.jp/icu/data-analysis.html
に掲載しているデータを用いて，以下の分析を行え．
1. 雇用者報酬のデータ (statdata/yw.csv) を用いて，時系列グラフを作成する．なお，原系列，季節
変動という用語と意味については講義用 Web にある「経済の時系列データと季節調整」(pdf) を
参照すること．
1-1. 時系列グラフでは横軸は時点を等間隔に取る．Excel を用いて作成した例 (yw sol.pdf) を参
考として示しているので，同じような図を作成すること．
1-2. 毎年，似たような季節的変動を示すことを観測し，その理由を記せ．
1-3. 上記の解説を参考にして，5 項移動平均の手法を適用して季節変動を除去し，その時系列グラ
フを作成せよ. t 期における観測値 yt がなめらかな傾向成分 TC，季節成分 S，不規則成分 I
によって構成されているとき, yt = T Ct + St + It という関係を想定して S 成分を除去するこ
とができる．四半期データに関しては，次の 5 項移動平均
ybt = (yt+2 + 2yt+1 + 2yt + 2yt−1 + yt−2 )/8
が最も簡単な方法である．
2. 内閣府「国民経済計算年報」
（平成 20 年度）の，民間最終消費支出および国民総所得の四半期デー
タを用いた分析．
2-1. 二つの変数を同時に表現する時系列グラフを作成せよ．参考例は ts c y sol.pdf にある．
2-2. 横軸に所得，縦軸に消費支出を取って「散布図」を作成せよ．参考例は c y sol.pdf にある．
2-3. データの期間を 1994 年から 1997 年まで（16 期）として，時系列グラフおよび散布図を作成
せよ．
2-4. （余裕があれば）二つの変数のそれぞれに移動平均を適用して季節変動を除去した変数を作成
せよ．それらを cˆ, yˆ と表したとき，2 変数の時系列グラフおよび散布図を作成して，原系列と
の違いを観察すること．
提出方法：グラフ出力には必ずコメントをつけること．この問題文を表紙につけることが望ましい．

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