2014年9月18日~:尾瀬感想文(YH)

三県(群馬・福島・新潟)大移動の尾瀬登山
至仏山・燧ケ岳(9/18~22)
YH(記)
沈殿気味の家庭事情が急変(?)したことにより、今年は多くの遠くの山に行く
ことが出来ました。5月の屋久島・宮之浦岳、6月の久住、7月の白神山地・天狗
岳。そして今回の尾瀬登山。会報に公開募集せずに有志山行ばかりでちょっと申し
訳ないという気持ちを持ちながらも、良き仲間と共に無事に山行を終えることが出
来ました。パーティの皆さん楽しい山行をありがとうございました(^o^)丿
ご存知のとおり、尾瀬は群馬、福島、新潟の県境にある尾瀬沼、尾瀬ヶ原を中心
とした湿原です。その湿原を囲むように至仏山、燧ケ岳があり、湿原の木道を歩い
て行けば小屋泊で至仏から燧への移動も可能なのですが、今回の交通手段はマイカ
ーですからどうしても元の駐車場に戻る必要があります。したがって、5日間とい
うやや長期(のんびり)の山行となりました。
初日(18 日)は森ノ宮から群馬県戸倉温泉までの快適なドライブ。夕刻までに
は宿に到着しました。2日目(19 日)は至仏山へ・・・夜明け前に宿の直ぐ横の
バス亭から登山口の鳩待峠へ。大阪と違い寒い!寒い! バスを降りて直ぐに防寒
着着用。山の鼻経由で至仏山から鳩待峠へ。好天で何のトラブルもなく順調な山行
でした。山頂ではお湯を沸かしてコーヒも楽しみました。下山後は早めに宿に戻り、
夕食前に早くも反省会(反省点無)で盛り上がりました。初日と同じ宿に連泊後、
3日目(20 日)は福島県檜枝岐村までの大移動です。快適なドライブのはずが、
高速を降りてからしばらくすると長く暗い恐ろしいトンネルに入りました。トンネ
ルを抜け、さらに細い山道を通ってようやく檜枝岐村の御池ロッジに到着。怖かっ
たので「帰りは別のルートで行こう」と全員で確認しましたが、結果的にまた同じ
ルートを通る事になったのです。
御池ロッジにはちょうどお昼に到着しました。昼食後、裏燧林道の散策。軽い散
策のつもりが、これが結構キツイ散策となりました。翌日(21 日)も夜明けと共
に燧ケ岳への登山開始。いきなりガレ場の急登。しばらく行くと広沢田代湿原、熊
沢田代湿原。さらに急登後、ようやく燧ケ岳(俎ぐら)到着。腹ごしらえしてから
山頂(柴安ぐら)へのピストン。下りは熊沢田代でのんびりコーヒータイム。長く、
長く感じた登りでしたが、下りはそれほどでもなく午後 2 時前にはロッジに到着し
ました。最終宿の新潟県湯之谷温泉への移動ですが、別ルートを通ると倍以上の時
間がかかる事が判明し、やはり往路と同じルートでの移動となりました。最終の宿
(大湯温泉)での盛り上がりは言うまでもありません(@_@;)
今回は年齢、体力、山行中のトラブル等を考慮し、出来る限り早く行動を開始し
ました。その結果、至仏山、燧ケ岳共に 14:00 までに下山でき、後の予定も余裕
をもって行動することが出来ました。また、道路状況(通行規制)、バス停・時刻
表、駐車場、宿等の現地情報も事前に十分調査した事により、余計な行動・移動時
間も短縮できました。メンバーの日頃の良い行い(?)で全行程が好天で素晴らし
い山行、ドライブとなりました。皆さんお疲れ様でした。そしてありがとうござい
ました<m(__)m>
紅葉にはまだ早かったですが、10 月にはきっと素晴らしい紅葉が観られると思
います。ただし、その頃は冬山装備が必要ですね。
夏がくれば 思い出す はるかな 尾瀬 遠い空
霧の中に 浮かびくる やさしい影 野の小道
水芭蕉の 花が 咲いている 夢見て 咲いている 水のほとり
石楠花色に たそがれる はるかな 尾瀬 遠い空