(第1回スポーツ推進審議会)【 PDFファイル:122.7 KB 】

「審 議 会 等 の会 議 結 果 のお 知 ら せ 」
第1 回 ス ポ ーツ 推 進 審 議会 の 会 議 結果 に つ い て
平 成 2 8 年3 月 3 0 日に 開 催 し まし た 審 議 会の 概 要 は 下記 の と お りで す 。
記
1
開催日時
平 成 2 8年 3 月 3 0日 ( 水 )
1 4 時 0 0分
から
1 5 時 1 5分
2
開催場所
佐 賀 市 役所 大 財 別 館4 階
3
出 席 し た者 の 氏 名
<委 員> 稲 田繁 生 ( 会 長) 、 坂 元 康成 ( 副 会 長) 、 本 告 ミヨ 子 、 渡 瀬浩 介
第 2会 議 室
江﨑 公 子 、 渕上 威 人 、 山田 力 也 、 西村 文 子 、 田中 夏 美 、 原恒 久 、
嘉村 英 哲 、 川副 哲 也
<事 務局 > 江副 元 喜 ( 社会 教 育 部 長)
社会 教 育 部 スポ ー ツ 振 興課
山口 裕 ( 課 長) 、 江 頭 和恵 ( 副 課 長) 、 野 田 新二 郎 ( 係 長) 、
吉谷 隆 幸 ( 主査 ) 、 堤 紗智 子 ( 主 任) 、 口 石 圭介 ( 主 事 )
4
欠 席 し た者 の 氏 名
<委 員>
5
徳 光清 孝 、 鷲 﨑秀 行 、 福 田京 子
議題
① 今 年 度事 業 の 進 捗に つ い て
・佐 賀 市 ス ポー ツ 推 進 計画 の 事 業 実績 ( 資 料 1)
② 「 少 年ス ポ ー ツ のあ り 方 に つい て の 取 組方 針 」 に つい て
・少 年 ス ポ ーツ の あ り 方に つ い て の経 過 ( 資 料2 )
・ 少 年ス ポ ー ツ のあ り 方 に つい て の 取 組方 針
・ こ れか ら の 少 年ス ポ ー ツ のあ り 方 に つい て ( 提 言)
6
会 議 の 公開 又 は 非 公開 の 別
公開
7
非 公 開 の理 由 ( 会 議を 非 公 開 とし た 場 合 に限 る 。 )
8
傍 聴 者 数( 会 議 を 公開 し た 場 合に 限 る 。 )
9
発 言 の 内容
1人
■今 年 度 事 業の 進 捗 に つい て
委
員:市 民体 育 大 会 の競 技 種 目 及び 参 加 者 の減 少 と あ るが 、どの 競技 で 参 加 が減 っ
てい る か 。
事務 局 : 色 々な 種 目 に 全て の 校 区 から 参 加 し ても ら う の がベ ス ト だ が、 例 え ば 柔道な
ど種目によっては校区単位でチームが組めない状況である。校区体協、種目
協会に参加を促してもらいたいところだが、経験者でないと出場しにくい競
技も あ り 、 一朝 一 夕 に 参加 者 を 増 やせ る も の では な い 。
委
員 : 富 士し ゃ く な げ湖 ハ ー フ マラ ソ ン で のボ ラ ン テ ィア 不 足 に つい て 、 そ の数と
募集 は ど の よう に 行 っ たか 。
事務 局 : 富 士町 健 康 マ ラソ ン と し て3 0 回 実 施し て い た が、 今 年 度 リニ ュ ー ア ルし、
さが桜マラソンの前哨戦との位置づけで佐賀市として積極的に関わって開催
した。しかし、桜マラソンに比べると認知度が低く富士地区以外の方のボラ
ンティアをそれほど開拓できていない。大学や市民に大会自体を知ってもら
い、積極的に参加してもらいたいと考えている。具体的に何人ということで
はなく、できるだけ多くの方に携わってもらえると大会自体の満足度が高い
大会になると思う。ランナー向けサイトのランネットを使っての参加申込み
にし た こ と で、 ラ ン ナ ー自 体 は 遠 方の 方 も 増 えて い る と 状況 で あ る 。
委
員 : 佐 賀県 で は 、 地域 ご と に 行わ れ て い る大 会 、 ス ポー ツ イ ベ ント の 広 報 に協力
できる点はある。このほかにも国体の施設整備、桜マラソン、キャンプ誘致
など 佐 賀 県 と佐 賀 市 と で連 携 し て いき た い 。
委
員 : 昨 年、 富 士 町 の町 民 体 育 大会 に 参 加 した が 、 老 若男 女 た く さん 参 加 さ れてい
て大変盛り上がっていた。こうしたことがハーフマラソンにもつながってい
るの で は な いか 。
事務 局 : し ゃく な げ 湖 は、 ア ウ ト ドア ス ポ ー ツの 色 々 な 可能 性 が あ る。 マ ラ ソ ンだけ
でなく、ボートも含めて地域活性化のための様々なアイデアが出てくればと
考え て い る 。
委
員 : 富 士し ゃ く な げ湖 ハ ー フ マラ ソ ン に ボラ ン テ ィ アで 参 加 し たが 、 全 国 からラ
ンナーが参加しており、その規模、盛り上がりに驚いた。地元の方のアット
ホームな歓迎ぶりを見ていい大会だと感じた。来年もまたボランティアで参
加し た い し 、周 り の 方 にも 呼 び か けた い と 思 う。
事務 局 : 地 元の 中 学 生 がボ ラ ン テ ィア 参 加 し てお り 、 ラ ンナ ー の 評 判が よ か っ た。
■「 少 年 ス ポー ツ の 取 組方 針 」 に つい て
委
員 : 提 言に 書 か れ てい る こ と は、 何 十 年 も前 か ら 全 国的 な 課 題 とし て 挙 げ られて
いた。出している数字は色々なデータに基づく数値で、各都道府県でも出さ
れて い る が 、実 行に 移 すの は 佐 賀 市が 初 め て の取 組 で 全 国か ら 注 目 を浴 び た。
取組方針は、若干の柔軟性を持たせ時間をかけていくことになったが、こう
した議論になることで少年スポーツの考え方について一石を投じたというと
ころ に 意 義 があ っ た と 考え る 。
委
員 : 個 人的 に は 実 に勇 気 あ る 提言 を し て いた だ い た と感 じ て い る。 週 3 日 以内、
1日2時間以内の練習は昔は守られていたと思うが、今はなぜできないのか
を考えるべきである。取組方針の意義に書かれているスポーツを「楽しみな
がら継続的に行う」「自発的に・主体的に行う」、「多様なスポーツ活動や
いろいろな運動を経験する」のは当たり前のことだが、今は全然できていな
い。現在 、こう し た こ とを や っ て いる 少 年 ス ポー ツ ク ラ ブは あ る の だろ うか。
施設の開放が週3日、1日2時間以内ではなく、少年スポーツクラブの活動
そのものが週3日、1日2時間以内とならなければならないと思う。それが
できないというのは、少年スポーツは「競技スポーツ」としか考えられない
日本人の体質だと思う。資料1の「競技スポーツの推進」に「少年スポーツ
のあり方検討委員会の開催」とあるが、本来「生涯スポーツの推進」に位置
づけるべきではなかったかと思う。こどものスポーツは遊びでいいと思う。
私が関わった総合型地域スポーツクラブにも少年スポーツがあったが、遊び
ではやっていられないとの理由で脱退してしまい、残ったのはスポーツ少年
団の 4 ク ラ ブだ け に な り、うち 2 クラ ブ は な くな っ た。小学 生 の ス ポー ツ が、
社会体育になり、以前にもまして過熱し競技志向が高まっている気がする。
少年スポーツの時期は遊びでいいとの意識を植え付けていくにはどうすべき
かを 考 え て いく 必 要 が ある 。
委
員 : 提 言が 新 聞 に 掲載 さ れ て 以降 反 響 が 大き い と 思 うが 、 反 対 意見 は あ る のか。
事務 局 : 趣 旨は だ い た い理 解 さ れ てい る と 思 うが 、 実 際 問題 と し て 現在 の 練 習 量を変
えて い か な けれ ば な ら ない こ と に つい て の デ メリ ッ ト が 強調 さ れ て おり、少
し時 間 を か けて い か な けれ ば な ら ない と 判 断 して 方 針 を 決定 し た 。 具体的に
は、 週 3 日 、1 回 2 時 間以 上 練 習 して い る ク ラブ の 指 導 者は 、 練 習 が減ると
子ど も た ち の勝 ち た い とい う 気 持 ちに 応 え ら れな い と い う意 見 と 練 習不足が
逆に 怪 我 を 招く と い う 意見 が あ る 。ま た 、 特 に共 働 き の 保護 者 か ら は、少年
スポ ー ツ ク ラブ に 参 加 する こ と で 子ど も を 預 かっ て く れ る場 所 が あ るが、そ
れが な く な るの が 心 配 とい う 意 見 もあ る 。
事務 局 : 少 年ス ポ ー ツ のあ り 方 検 討委 員 会 に は、 本 当 に 大事 な 部 分 を指 摘 し て いただ
いた と 認 識 して い る 。 今回 の 件 に つい て は 、 市議 会 で も 相当 数 の 質 問を受け
た。 子 ど も のス ポ ー ツ のあ り 方 の 意義 は わ か って い る が 、佐 賀 市 だ けがこの
こと に 取 り 組め ば 練 習 量が 不 足 す る、 競 技 力 の向 上 が 図 られ な い の ではない
かと の 意 見 が多 か っ た 。こ の 提 言 につ い て 新 聞に 掲 載 さ れた と こ ろ 地域のス
ポー ツ ク ラ ブか ら は 学 校体 育 施 設 の利 用 制 限 ばか り を 捉 えら れ 、 そ こへの反
響が 多 か っ た。 取 組 方 針に 示 し た 4つ の 方 針 につ い て も 利用 制 限 だ けが捉え
られ た 。 ス ポー ツ ク ラ ブ全 体 の 取 組と し な け れば 練 習 量 の問 題 を 始 め解決で
きな い 問 題 とい う か 壁 があ る 。 週 3日 、 1 回 2時 間 の 練 習量 は 少 年 スポーツ
につ い て の 共通 事 項 で あり 、 学 校 体育 施 設 の 利用 だ け を 制限 し て も それが浸
透す る も の では な い 。 スポ ー ツ 振 興課 で 競 技 団体 に 少 年 スポ ー ツ の あり方、
意義 が ど う なの か を 改 めて 説 明 し てい く こ と にし て お り 、理 解 を 得 るには時
間が か か る と考 え て い る。 熱 心 な 指導 者 で 週 4、 5 日 と 土日 も な く 練習して
いる の が 競 技に よ っ て はあ る も の 事実 で あ り 、そ う し た クラ ブ に 対 応してい
くつ も り で ある 。 市 教 育委 員 会 、 市だ け で 進 めら れ る こ とで は な い ため、ク
ラブ 、 競 技 団体 が 加 盟 して い る 市 体育 協 会 や 県体 育 協 会 と連 携 し て 取り組ま
なけ れ ば な らな い と 認 識し て い る 。競 技 ス ポ ーツ の 推 進 とし て は 指 導者の育
成が 一 番 重 要で あ り 、 少年 ス ポ ー ツの あ り 方 につ い て は 、資 料 1 の 生涯スポ
ーツ の 推 進 にあ る 子 ど もに 関 す る 施策 と し て 考え る 必 要 があ る た め 、修正し
たい と 思 う 。時 間 は か かる と 思 う が、 子 ど も の運 動 量 に つい て は 、 きちんと
周知 徹 底 を 図り た い と 考え て い る 。
委
員 : 取 組方 針 の 趣 旨に 書 か れ てい る 「 学 童期 に お い て、 楽 し い スポ ー ツ 活 動を行
うた め の 理 想的 な ス ポ ーツ 指 導 は 、目 先 の 試 合の 成 績 や 結果 の み に とらわれ
ず、 子 ど も の長 い 人 生 の中 で 「 今 、子 ど も の 将来 の た め に何 を し て おかなけ
れば な ら な いか 」 と い う視 点 に 立 つ」 と い う 部分 が 重 要 であ る 。 し かし、中
には 目 先 の 勝敗 に と ら われ て 勝 っ た、 負 け た ばか り し か 考え な い 指 導者がい
る。 少 年 期 は、 心 も 身 体も で き あ がっ て い な いの に 大 人 並み に 鍛 え ていけば
いい と 考 え てい る こ と が間 違 っ て いる の で 考 えを 改 め て いか な け れ ばならな
い。 子 ど も の1 週 間 の 時間 で は 、 学校 に 行 く 以外 に 生 活 時間 が 4 0 、50時
間あ る 。 そ の生 活 時 間 をど の よ う に過 ご さ せ るか が 大 事 だが 、 そ れ が全てス
ポー ツ で い いわ け で は ない 。 そ の 生活 時 間 の 中に は 、 家 で手 伝 い を するとか
地域 で 社 会 活動 を す る とか が な い とい け な い のだ が 、 地 域も 家 庭 も 壊れてし
まっ て い る 状況 だ か ら 全部 を 学 校 教育 に 任 せ なけ れ ば な らな い 。 逆 に、少年
スポ ー ツ に 行か せ て い るよ う な 状 況に な っ て いる 。 そ う した 状 況 を 見て直し
てい か な い と週 3 日 、 1日 2 時 間 以内 と い う 練習 量 の 実 現は 難 し い 。大きな
問題 で あ り 時間 が か か るの だ ろ う が、 な ぜ 地 域が 壊 れ て きた か 、 家 庭が壊れ
てき た か と いう こ と は 政策 的 に 検 討さ れ な け れば 、 こ の 少年 ス ポ ー ツの問題
は究 明 で き ない 。
■そ の 他
さ が 桜 マ ラソ ン 2 0 16 に つ い て
沿 道 応 援協 力 を 依 頼
佐 賀 市 小 中学 生 各 種 スポ ー ツ 大 会出 場 補 助 金に つ い て
10
問 い 合 わせ 先
佐賀 市
社会 教 育 部
ス ポ ー ツ 振興 課
担当 者
江頭 、 吉 谷
電話 番 号
09 5 2 - 40 - 7 3 60
概要を説明