GIN - アエロタクト

carrera
クロスライン取り付けのインストラクション
v1.0, April 2014
GIN カレラ: クロスライン
もしあなたがマニューバーセミナーなどに参加し、EN または LTF 規格に準じた(スパン方
向 75%を 45 度の角度に)サイドコラップスの実技を行う場合、我々はクロスラインを使用する
ことを奨励します。
クロスラインは一本の補助ラインで、翼の潰れの大きさを制御する役割を果たします。
NOTE: クロスラインは翼を規定通りの大きさ
に潰すための補助ラインであり、あなたが自分
の翼を潰してみる際に必要不可欠なものではあ
りません。
クロスラインを使用しないサイドコラップスの実技では、容易に翼がスパン方向に大きく潰
れすぎたり、潰れの角度が 90 度にまで大きくなったりします。このような大きすぎる潰れ
は EN/LTF でのテスト内容の範囲外となり、その結果急激なローテーションや、大きすぎる
ダイブが生じ回復させるのが厳しい状況となり得ます。
クロスラインを使用した時の潰れ
直線飛行時のクロスラインの位置
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クロスライン取り付けの手引き
クロスラインをグライダーのどの部分に装着するかはサイズによって異なります。M、L
サイズへの取り付け位置は同様ですが、XS,S,XL サイズへの取り付け位置は M,L サイズと
は異なります。ライザーへのクロスライン取り付け方法はサイズによる違いはありません。
クロスラインの長さは各サイズによって異なりラインの長さは下記の表に記載しました。
クロスラインは結び目の分多少長めに切り取り、フェルトペンなどで正確な長さに目印を
つけます。
Glider size
Length of cross line (mm)
XS
7030
S
7385
M
7250
L
7580
XL
8395
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M と L サイズ
クロスラインは翼中心部から 2 本のアッパーライン(A1 と A2 アッパーライン)が交わ
る箇所へ取り付けます。あなたが右手で翼を潰す場合は、左翼の A1,A2 アッパーラインが
交わる箇所へ、右の図の中の赤線のように取り付けます。
取り付けは下の写真のように行います。写真 1 は A1.A2 アッパーラインのループにクロ
スラインのループを通したところで、A1ミドルラインを連結した上部に取り付けることに
なります。
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XS, S,とXL サイズ
これらのサイズでは上記の方法とは異なり、写真のように A2 アッパーラインの吊り下
げポイントに直接クロスラインを取り付けます。クロスラインの取り付け位置は右の図に
記載された赤線のキャノピー側末端となります。
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クロスラインのライザーへの取り付け方
キャノピー側に取り付けられたクロスラインは反対側のライザーに装備された A ラ
ピッドリングへ連結します。クロスラインを左翼に取り付けた場合は、右ライザーの
A ラピッドリングにクロスラインの反対側を結びつけます。クロスラインはラピッド
リングに装備された 2 本の A メインラインの翼中心側(内側)へ取り付けます。結び
目はプルージックで正確な長さに調整し解けないように末端を処理します。
ご不明な点はアエロタクトへ
(有)アエロタクト
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