太陽エネルギー熱輻射とLow-Eガラス Low

太陽エネルギー熱輻射とLow-Eガラス
Low-Eガラスが省エネガラスなのは、その高VT(visible light transmission)、低SC(shading coefficient)の特性によるものだ。高VTは高可視光通過量
で、照明設備の使用を減らし、低SCは低熱エネルギー通過量で、空調設備の使用を減らす。
太陽光は熱エネルギーの源で、三部分に分けられる:
Type 形態
Wavelength 波長範囲
Sunlight energy
Ultra violet 紫外線
300 380nm
5%
Visible Light 可視光
380 780nm
45%
Infrared 紫外線
780 2500nm
50%
そのうちVisible lightは私たち日常生活の重要な部分で、室内に良好な採光を取り入れるため、ガラスに高VTが必要だ。だからこの部分のsunlight
energy(45%)は室内に入ることが避けられず、Low-Eガラスの機能はVisible light以外のUltra violetとInfrared周波数を通過させないことだ。その運用メ
カニズムを以下の通り説明する。
Low-Eガラスは真空コーデイング方式で、ガラス表面に非常に薄い銀層(Ag)をコーデイングして、電解層を組み合わせて多層膜構造を形成し、多層干渉
の原理によって、可視光の透過性を強化し、赤外線反射を強化したスペクトル選択性が生まれる。
理想の状態で、55%のSunlight Energyが通過する。実際の状況を、下のスペクトル図の中で見られる。
Double Low-E膜をしたガラスと普通ガラスを比べると、Ultra violetとInfrared周波数通過量が明らかに下がり、Visible lightはまだ相当の通過量が
あり、つまりVTは高レベルを保っている。
SCが指すのは熱エネルギー通過の比率で、低いほど少ない。なぜならUltra violetとInfrared周波数が下がり、Sunlight energy進入も減少するので、SC
値が低くなる。