平成 26 年 7 月 11 日(金) 男女共同参画センター あざれあ Value Engineering ∼品質とコストの最適化を目指して∼ 静岡県では、「利用者の視点から要求される機能を 資源の有効活用により効率的に調達し、利用者の満足 度を高めていく考え方」であるVEを、公共事業にお いて活用することに取り組んでいます。 発表会の様子(開会挨拶時) 平成 25 年度に静岡県で取り組んだVE活用事例の発表会を開催しました 各土木事務所や農林事務所、企業局で取り組んだ 10 事例の発表のほか、特別講 演として、広島県土木局の有井様から広島県でのVE取組事例についての御講演 をいただきました。 松本建設技術監理センター所長 挨拶 道路や河川、用水路などの公共施設の計画・設計のほか、地すべり観測システ ムの見直し、事務所での事業執行体制の改善など、様々な題材をテーマとした事 例が発表され、参加者からも多くの質問が寄せられるなど、活発な発表会となり ました。 参加者の方々には、顧客の満足が得られる 製品 や サービス を、資源を 有効活用することによって効率的に生み出し、社会に貢献するための手法である VEについての理解を深めていただけたと思います。 公共事業を取り巻く環境が大きく変化している中、構想段階から維持管理に至る公共事業の あらゆる執行過程において、効率化や改善を図っていくことが必要です。静岡県では、今後と も、あらゆる場面でVEを広く活用して、行政の生産性の向上を推進していきます。 【参加者】 計 258 人 静岡県 県内市町 コンサルタント 建設業関係 その他 71 人 23 人 74 人 68 人 22 人 参加者から多くの質問がありました 静岡県建設技術監理センター 〒421-0122 静岡市駿河区用宗 1 丁目 10-1 (TEL) 054-268-5004 (Email) [email protected] 講 師 : 広島県 土木局 技術企画課 有井 潤 氏 広島県におけるVEの取組状況のほか、同県でこれまでに行われたVE活動 事例の中から、県の道路改良に伴って発生する残地を地域の憩いの場として整 備していくために、県と市の職員が合同で設計VEを実施した事例を紹介して いただきました。 ◇土木事務所◇ 下田土木事務所 … 『VE 提案を受けた(都)下田港横枕線 ∼その後の道路修景整備∼』 熱海土木事務所 … 『国道 135 号(吉田∼川奈)四車線計画の一部見直しについて』 沼津土木事務所 … 『漁港海岸における津波被害軽減策』 静岡土木事務所 … 『継川をプロデュース! ∼河川改良計画∼』 島田土木事務所 … 『(主)細江金谷線 交差点改良事業 VE 報告について』 袋井土木事務所 … 『二級河川小藪川 住宅隣接区間の河川改修代替案の検討』 ◇農林事務所◇ 東部農林事務所 … 『中清水幹線における農業用水路改修ルート検討』 中部農林事務所 … 『由比地すべり監視業務の見直し』 西部農林事務所 … 『直営施工の実施に関する業務改善VE活動』 ◇企業局◇ 東部事務所 … 『駿豆水道 第 4 函南受水槽 無停電電源設備改築工事 ∼施設の更新計画づくり∼』
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