2014.5.29 Vol.10 懇談会取りまとめの具体化に向けて Graphic Recording 本データは懇談会における議論の可視化を目的として、富田 誠(東海大学 専任講師)の指導のもと、早稲田大学大学院ジャーナリズムコースの学生 と東海大学デザイン学課程の学生が制作しました。 制作 ○ 永井結子 (東海大学) ( 東海大学 芸術学科 デザイン学課程) 小澤 拓弥、 角野 雅美、宮本 裕人(早稲田大学院 ジャーナリズムコース ) 技術協力 株式会社 MetaMoJi (使用ソフト Share Anytime ) 公式ウェブサイトに掲載されています。 政府 ? 家族 市場 株式会社 studio-L 代表 NO Com mu nity, NO Life 地縁型とテーマ型コミュニティを混同しないことが大事 シェアハウスのよう に 家 族じ ゃ な い が 、家 族より助 け 合える関 係も生ま れている 「参加型」「共助」を盛り込んだ新しい地域のカタチ 日本では連帯と いうと拘 束 力 が 強 いイメージ が ある 行政がやってほしいことに参加するプロセスを どう楽しくするか、両者のずれをどう調整するか、 どう重ね合わせをつくるか、こういうことのため 国のサポートはどうあるべきかを考える 共 同 体・コミュ ニティはネットワ ーク化されたテ クノロジーを 使 えば、世界中の 人を巻き込むこ とができる 国境を越えて 公共的な事業の住民参加を通じて地域間での ゆるい繋がりを作る 今後の行政を考えた とき、楽しさややりが いをどう作り出 す か が、永続性ある行政 や地域を作るうえで のカギ 「誰がどういう形で 支えるか」という仕 組みは、完全な色分 けではなくグラデー ションがあり、これ からは支えられる側 の人々が増えていく ということを理解す る必要がある 一人一人が「自分ご と」としてとらえるこ とが大事 ITで個がゆるく繋 がるといわれる時 に、誰がリーダーシ ップを発揮して、誰 がデザインしていく かというノウハウも 必要 ﹁自分ごと﹂とリーダーシップ 労働 住民が できること 国じゃなく、人々が 社会を大きくする。 人々がコミュニティ に参加しやすくなる ためには、政府が直 接何かするのではな く、社会やコミュニ ティを良くすることが 必要 参 加 型 社 会の 持 続 可 能 性 企画 行政が 求めている こと 連帯? 趣味 夢 自治会や町内 会等の地縁型コ ミ ュ ニ テ ィと SNSなどに見ら れるテーマ型の コミュニティー がある コミュニティー? 住民が やりたいこと アメリカではアソシ エーション。自由な 連 帯 があり、場 合 によっては解散し たり仲違いすること もある これをなんと呼べばいいのだろう? 小規模自治体が大都市化してもその先に未来はない アソシエーション? 「行政が住民にやってほしいこと」と 「住民が街のためにやりたいこと」にずれがある 営利・非営利は重 要な違いじゃな い。やりたいこと をガバナンスでき ていればよい ﹁大きな政府﹂より ﹁大きな社会﹂ 山崎亮さん 1 Issue Mapping 当日のプレゼンデータは 政府 家族 市場という三つの枠組みはもう古い? 共同体 ? 間の 隙 新しい参加型社会とは 話題提供 の発言 Keypoint 方もできる 大きい政府と受身的と 他人事がひとつのよう に思う。大きい政府が 限界にある中、小さい 政府だけでは解決しな いから、主体的で自分 コミュニティの在り方と個人の在り方は連 動しない。自助の軸と共助の軸の組み合 ころではないか ということ . そう考える と、それを独立で考え 会像を描けたが、社 会は多様化し成長し、 何が本当に人々の幸福 なのかはわからない時 代になった 公助の軸と自助の軸は相関ある。 ただ共助の軸が隠れているのがポイント。 自由な個人を前提とするリバタリアンモデル ることには無理がある。 というポジティブな側面 もある。主体的と受身 的とあるが、リスクも引 き受けるが自由か、リス クは国が引き受けるが選 自助の軸 を認める社会を目指そう ﹁主体的﹂と﹁受身的﹂ 主体性というのは、それ 無理に分けられないのでは? とコミュニティを軸にしたコミュニタリアンモ ラジオ体操には受身的だが、 デルがある ヨガには積極的とか。これを 分類することよりも、どうやっ てワクワクするコミュニティに するかが大事ではないか 個々人の活動の話とい うよりも、全部まとめ たところでどうかとい う話。言い換えれば、 家族が希薄化した結果 生まれる空白部分につ 択する自由がないか、と いてどう考えるのか、 いった言い方もできる パブリックにどう関与 するかという話 税金を払って国にお願い するのか、何らかのコ ミュニティで支え合うの かなど、社会のあり方と して、全体の集合として 考えないといけない時に どこを目指すべきか 分類する意味は わせをどうするかを詰めないといけないと 事な社会が求められる 確にあれば、国が社 Issue Mapping 勝手できる)かという言い い。社会の目標が明 今までの議論を 自由(抑制することで好き ネガティブな話でもな 三軸で三次元に表現すると 活動するか)か、消極的 自助を考えようという 公助の軸 積極的自由(ポジティブに 政府に金がないから、 ﹁小さな政府﹂と﹁大きな政府﹂ するのか、チョイスの問題。 3つの軸は独立しているのか、繋がっているのか? とで自分だけの幸福を追及 共助の軸 皆で楽しむか、遠ざかるこ ﹁自分ごと﹂と﹁他人ごと﹂ コミュニティに近づくことで 2
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