イ ンバ ー タの構 成 と特 徴 インパー タ(1相 分 ) 交流 フ ィル タ (a)電 l■ 指令lLと 搬送波 (b) sw-P oti& sw-N arl E (d)出 力電 l■ と 負荷電圧 図 74 イ ンパ ー タの 動作 原理 令値 である正弦波 の振幅 を変 えるこ とで出力電圧 の +Ed/2と ―Ed/2の 幅 の比率 も変化 し,平 均的な電圧 を変 えることがで きる.す なわち,直 流電圧 は一定 で も 交流 tF■ を任意 に制御す るこ とがで きる なお,イ ンパー タが三相になった場合 には,お のおの 120度 の位相差 をもつ 3本 の正 弦波 を電圧 指令 f■ Lと して与 えれば よい 2 各相 の動作は図 74と 同様 である パ ワー デバ イ ス° イ ンパー タに使 用す るパ ワー デ バ イ スは種 々の ものが 開 発 され実 用化 され て い る。 通 電電流 ,許 容 電圧 ,オ ンオ フ動 作 周波数 な どの観 点 か ら,適 切 なデバ イ ス を選 択 す る必 要 が あ る 表 73に お もな デバ イ スの構 造 ,特 徴 と外観 を示 す。 サ イ リスタは オ ン制御デバ イス で,表 に示す ように 4層 の pnpn構 造 をもち,各 層 にはア ノー ド (A), カソー ド (K), ゲー ト (G)端 子が取 り付け られ る.ゲ ー 電 カ ネ ッ トワー ク とつ な ぐ 表 73 バ イポ ー ラ パ ワー トラ ンシ ス タ C ︲ っ y一 ﹁ ︲ E ス > , 夕 一 タ 一 ク ベ ツ Щ ル ︵ ギ∴ II タ ド C( ■﹁ サ イ リス タ C パ ワー デ バ イ スの 構 造 と , │:髭 │ │ ス 倉 需 │ │ _ ト rl、 一 口 コ レク タ 電F クタ 平 off 一 波形 oft on ノ 圧 ノ 流 一流 ア電 ア電 グ 電 電l■ 電流 ア ノー ド 電圧 ア ノー ド 電流 グー ト 電流 on/orと もに制御可 on/orと もに制御 ・I ∼ 15011V ∼ 数百A ″ 卜電 7Tuを 供 給 してサ イ リス タが い ったん ター ンオ ン状 態 に な った後 は,ゲ ー ト電 流 を供 給 しな くて もオ ン状 態 を維持 で きる。 オ フ状 態 に移行 す るため には ア ノー ド電 流 を保 持 電 流 以下 にす るか,逆 電圧 を印加 して主電 流 を転流 させ る 外部 電 源 な どに よ って ター ン オ フが 制御 され るこ とか ら,他 励 式 イ ンバ ー タに使 用 され る.低 損失 でか つ 素 子 の 高耐 圧 大 電 流化 が比 較 的容 3/」 であ る こ とか ら,大 容 量の 電 力変換 に利 用 され る 実用 化 され て い る最大容 最 のサ イ リス タ として は 8kV 3 5kAの もの まであ り, 1直 流送 電 な どで使 用 され て い る。 ゲー ト電 流 に よ って ター ン オ フが 可能 な素 子が GTO(gatc turn off thyrlstor) イ ンパ ー タの構 成 と特 徴 特徴 パ ヮー MOSFET イン │ 奮偽 On′ orと │ _1尋 クタ On′ Orと もに制御可 数 十kHzヽ │ 籠 lMHz │ もに制御 可 ≦数十kHz ∼ 1000V ∼4 5kV IA ∼ 1200V ―数 ― 甲11熙 ■ ■ であ る_サ イ リス タ と同 様 の pnpn 4 jM構 造 で あ るが,通 常 のサ イ リス タ と異 な る の は,負 の ゲー ト電流 で ター ン オ フ させ る こ とが で きる点 で あ る ただ し, この ター ン オ フ電 流 は,主 ti流 の 1/3梓 度 の 大電 流 を必要 とす るため ,ゲ ー ト駆 動 卜1 路 は比 較的 大 型 とな る が大 きい ため 高周 l 大容 量 の 自励 式 インパ ー タに llt用 され るが ,素 子 の 損 火 lt動 41ま むず か し く,現 状 で は l kIIz程 度 が 限度 で あ る パ ワー トラ ンジ スタは エ ミッタ らな る (E),ベ ー ス (B), コレ クタ (C)の 3領 域 か トラ ン ジ スタは線 形増幅 素 子であ るが, これ を遮 断領 域 と飽 和 領域 で川 い る こ とで ス イ ンチ ン グ動 作 を実現 して い る 電 流増申 品率 を高 くす るため に,2個 トワー クとつな ぐ の トラ ン ジス タ を用 い,自 i段 の トラ ン ジス タで後段 の トラ ン ジス タのベ ー ス電 流 を増 幅 す る,い わゆ るダー リン トン構 造 とす る場合 が 多い。 反面 , コ レ クタ・ エ ミッタ間 の飽 和 aFtが 高 くな り,蓄 積 時 間 も増加 す るな ど損 失 が増 え るため,動 kHz程 度 が限度 で あ る.最 近 では,パ ワー MOSFET(metal semicOndtlctor ield effect transistor)や IGBTの 性 能 向上 な どに よ り 作 周 波数 と しては数 oxide , その 適 用分 野 は減 少 しつ つ あ る (後 述 ). パ ワー MOSFETは ソー ス (s), ドレ イ ン (D),ゲ ー ト (G)の 3端 子 か らな る。 ソー ス は荷 電池 子 の 供 給源 , ドレ イ ンは そ の 取 出 口 を意味 す る.ゲ ー トに正 の 電圧 を加 え る とゲー ト直下 に チ ャネ ルが形 成 され る さ らに ドレ イ ン・ ソー ス 間 に電 Ftを 加 え る とチ ャ ネ ル 内 の電 子 は ドレ イ ンに移 動 して電 流 が 流れ る.こ の 素 子 は 多数 キ ャ リア デバ イ スで あ るため ,少 数 キャ リア デ バ イ スで あ るパ ワー ト ラ ンジス タな ど と くらべ て 高速 な動 作 が 可能 であ る.動 作 周 波数 と して は低 耐圧 素 子 で は数 十 MHzの 動作 が 可能 であ る 耐圧 が 高 くな る とオ ン電圧 も高 くな る。 ゲー ト駆 動 回路 は,EF■ 駆 動 形 であ るため 簡 素 で駆 動 電 力 も少 な い. ICBTは パ ワー MoSFETの 電圧 駆 動 形 の特 長 であ る,高 速 ス イ ッチ ン グ とパ ワー トラ ン シス タの 高耐 l■ ,lltオ ン電圧 を兼 ね備 えた複 舎 デ バ イスで あ る.動 作 周 波数 と しては数 十 kHzと 比較 的 高 い 一 方 で は,ゲ ー ト駆 動 回 路 や 保 護 回路 を一 つ の パ ッケー ジに 内蔵 した IPM 6ntenigent power module)も 開 発が進 ん で い る 特 に IGBTの IPM化 に よ り 実 装 が しや す く, しか も回路 の小 型軽 量 ,高 信頼化 も容 易 に実 現 で きるよ うに な って きて い る. 3 イ ンパ ー タの 回路方式 GTO,パ ワー トラ ン シス タ,パ ワー MOSFET,ICBTな どの デ バ イ スは,す べ て ゲ ー ト操作 のみ で オ ン オ フが 可能 であ る こ とか ら, これ らの デ バ イ ス を使 用 した回路 を 自励 式 イ ンパ ー タ と呼 ぶ .こ れ に 対 して,サ イ リスタ を使 用 した回路 では電 源 電 圧 や 負荷 電圧 に よ って ター ンオ フが 制御 され るこ とか ら,他 励 式 イ ン パ ー タ と呼 ぶ_ 表 74に イ ンパ ー タの接 続 方式 を示 す。 自励 式 イ ンパ ー タでは転 流電 源 が 不要 で あ るこ とか ら,電 I■ 源 と して独 立 負荷 へ の電 力供 給 ,す なわ ち 自立運 転 も可能 とな る。 これ に 対 して他励 式 イ ンパ ー タでは,独 立 負荷 へ の 電 力供 給 につ い ては インバ ー タの構 成 と特徴 表 74 イ ンバ ー タの接 続 方 式 回路イ 系統連系 自動式 インパー タ 自こ運転 系統連系 他励式 ―タ インフ` 白 t運 転 バ 転 流 電源 とな りうる電動機 負荷 の場合 の み に限 定 され る.他励 式 イ ン ー タでは 電 源 の 力率 が低 く高調 波 も多 く発 生す るため ,調 相 設備 や 高調 波 フ ィル タな ど付 , 帯 設備 を必要 とす る. バ 最 近 では直流 送 電 な どの 超 大容 量 の 電 力変 換以 外 は 自励 式 イ ン ー タが主 と し て用 い られ,燃 料 電 池 で も同様 で あ る . 電 カ ネ ッ トワ ー ク とつ な ぐ 摯 系統連 系 イ ンパ ー タの特 質 と適用例 :具 備 す べ き基 本要 件 , 燃料 電 池は太 陽光 発 電,風 力発電 な ど とと もに,新 エ ネ ル ギー 発電 システム と して位 置づ け られ,こ の ク リー ンなエ ネル ギー 源 と電 カネ ッ トワー ク との イ ン タ フェー ス機 器 と して ェ ネ ル ギー 変換 を行 う系統 連 系 イ ンバ ー タが 用 い られ る 。そ の構 成例 を図 75に 示 す。 一 般 に エ ネ ル ギー 源 が 直流 電 力 であ るこ とか ら これ , を連 系系統 の 周波数 と同 じ交 流 電 力 に 電力 変換 す る この とき,図 示 す る よ うに , 連 系用遮 断器 を含 む保 護装 置,蓄 電 池,計 〕1装 置 な ど も組 み 込 まれ る こ と もあ る. 代表的 な新 エ ネル ギー発電装 置や電力貯蔵の特性 と系統 連系 インパ ー タの主要 な特徴 を表 75に 示す5"ヽ エ ネ ル ギー源によ って運転 特性や特徴が それぞれ異な つていて も,系 統連系 イ ンパ ー タとしては共通 して備 えるべ き,次 の よ うな要 件 が 必要 となる 図 表 75 適 用分 野 4Nr 性 容量籠閉 インバ ー タの特 徴 75 系統連系 インバ ー タの構成例 新 エ ネル ギー発電 と系統連系 イ ンバ ー タの特徴 燃料電池発電 │1負 f・ fln詢 I 太陽光発電 l射 による変動 電圧 It F特 性 電圧エ ド特性 小 規模 か ら大規 模 比較 的小 規模 kW∼ 数 I Mw jW∼ 数 ′ tlt形 ,IGBT(GTO), MW tF形 ,К :BT,PWM. 電圧華下適応Ill御 多パ ルス,多 重,最 大電 力迫従m御 拉 電 カ ネ ット ワー ク 用器 系断 連遭 新エ ネルギー源 PWM,多 パ ルス,多 重 電 池電 力貯 蔵 コ ll■ 下特 性 小 規模 か ら大 規:栗 数 lkW∼ 数 IMw 電圧 形 ,ICBT(GTO). PWM,多 パ ル ス,多 重 電 垂 ド適 IL制 御 '正 イ ンバ ー タの構 成 と特 徴 系 統連 系技 術要 件 を備 え る 系統 連 系 技術 要 件 は,系 統 連 系 に必要 な保 護 機能 や 電 力 品質 を有 す る こ とが 必 の 要 で,「 系 統 連系 技術 要件 ガ イ ドラ イ ン」 に そ の 基 準 が 示 され て い る.主 要 項 目は 適 用 範 囲,系 統 連 系 区分 ,保 護機 能 ・ 性 能 な どの技術 要 件 で あ る = エ ネ ル ギ ー 源 に応 した出 力制 御 ・ 口整 機 能 を有 す る それ ぞれ の新 エ ネ ル ギー発 電装 置 に応 した イ ンパ ー タの 出力性 能 を発揮 すべ き で あ り,燃 料 電 池 の イ ンパ ー タでは,負 荷 変化 時や 燃料 系 変動 時 な どの セル電圧 の 変動 が発 生 して も安 定 した 出 力制御 が求 め られ る 電 力貯 蔵 用 イ ンパ ー タ も同 40%以 上 とな るの で 直流電 圧 が低 下 して も一 定 の 出力 とな る制御 が必要 とな る。 また,風 力発 電 で は 様 ,場 合 に よ って は放 電状 態 の初期 と末期 では直流 電 Itが , 発 電機 出力 が風速 の 変化 に応 して大 き く変化 す るの で, イ ンパ ー タ と して の追従 ヘ 性 ,出 力制御 性 以外 に大 電 力が 変 化 す るこ とに よる電 カ ネ ッ トワー ク の 影響 を 抑 制 す る制御 が 必要 とな る。 。 なお,小 型風 力発 電 は蓄 電 池 を併 置す る方 式 が普 及 して きて お り ,こ の 方式 に よ る と直流 EFIの 変動 幅 を比較 的小 さ く抑 え る こ とが 可能 とな る. 表 76 イ ンバ ー タの 具備 す べ きお もな要 件 tr象 イ ン タフェー ス 機 能 お もな設計 ポイン ト セル ス 電カ ネ ッ タ ック トワー ク Uモ 迫 従 性 ‖:力 増加,燃 ■l変 化.反 嗜温度な どによる 出力電圧 i下 特性 に対す る適応制御 ○ 負荷 変 化 対 応 A荷 変化, リブル, 長時 n無 負荷 などに対 する性能低下防止 0 人電 流 るインパー タ電 大容 itttr■ ,大 電流に '1す パ適用 l■ ,電 流 バ ラ ンス,チ ■ ′ 低 ,■ F・ 0 逆 光電 防 止 インパー タ側か らの逆流鋼 こよる電解 rr 劣化の防 ‖■ 逆F■ 上 ダ イオー“ド 系統 矧 三変動 系統瞬断 瞬低 などに対するインパー タの 運転継続,待 機 イ 制御 出 力高 調波 電カネ ットワー クヘの高調波流‖i抑 制, ″ イドラインナ 寸:し C) 安 定運 転 転叶 運転llの イj効 無効電 力制御, 山 '運 の定電圧 定周波数制御 モー ド切林え () '止 O トワー ク とつ な ぐ ・ エ ネル ギ ー源 の特性 と整合が とれ能 力を最大限引 き出せ る 太陽光発電 の最大出力追従制御が代表的 な例 であるが,燃 料電池にお いては , 負荷急変時 の発電電力の安定制御,セ ルス タックや燃料処理装 置か らなる燃料プ ロセ ス系安定化制御 などの構築があげ られ る また,大 型風力発電 で誘導発電機 とイ ンパ ー タを組み合わせ る方式では,発 電機 出力電圧 (り と出 力周波数 (F) (=風 速 に比例 )の 比率 を一 定に保 ちつつ効 率 良 く発電電力を取 り出すための,滑 り周波数 一 定制御がある。 これは イ ンバ ー タに よるモー タ可変速制御に よる回生 制l動 と同一原理 を応用 した もの である。 一 般 に燃 料電池の系統連系 イ ンパ ー タが具備 す べ きお もな要件 を表 76に 示 す 1各 種新 エ ネル ギー発電設備 への適用例 ‖ 各種新 エ ネ ル ギー発電装置 と燃料 電池で採用 されるインパ ー タの類似点,相 違 点 を比較す る . 燃料 電池の イ ンバー タの基本口I路 構成 を図 76に 示す助.セ ル スタッタの日 ■― 電流特性 に対す る制御には電力制御や電圧制御 (AVR)が 採用 されて い る。 また , 燃料電池 の燃料改質系 を含む システム全体 のプ ラ ン ト制御 が電力制御や 電圧制御 の上位制御 として行われて い る 燃料 電池発電設備 の大容量化の対応策 として イ ンパ ー タを並列接続 し, 多重変几:器 に よって電 カネ ッ トワー クヘ 系統 連系す る例 (図 77)も あ る . 太陽光発電 の イ ンパ ー タのシステム (F/」 78)で は,太 陽電池出力特性 (図 7 9)に 基づ き, 日射量 に よ り発電電力が変化 して も最大電 力追従制御が適 用lさ れ 女 タ ツ ク 〔 卜 ― 十 1匿コ 司 軒 │―T匝 TJ´ギ獣鷲 「 │ 二 二 二 二 ニ コ │ インパー タ 制御 │ │ プ ラ ン トオペ レー シ ョン =― 」 図 76 プラン ト制御 イ ンパ ー タの 基本 回 路構 成 コ │ イ ンバ ー タの構 成 と特徴 多重変圧 EL Trl 二相ブ ,ッ ジ 1説 (屁 トヮ ︲ク コ﹁ッ 器 三相 プリ -1)理 れ 二相 プリッジ 変機器No“ 晩 い―。 進み 図 77 多重変圧器 に よ って系統連系す る例 電カネ ット ワーク ︱︱ I F VOLT PWM 最大電力追従制御部 電流 波 形制 御 部 gate 直流電圧制御部 無効電力指令 グー トロ ジ ツク部 基準 正弦波 ― 部 図 る 78 太陽 光発電 用 イ ンパ ー タシ ス テムの例 1° ' 永 久磁 石 式 の 同期 発 電機 と系統 連 系 イ ンパ ー タを組 み合 わせ た大 型風車用 イ ン パ ー タシス テ ム 710)で は,風 速 に応 したプ レー ドの ピ ッチ角 制御 とイ ンバ (図 Hヽ ー タ制l御 に よ り,よ り安 定 な発 電 電 力 が得 られ る 小 型風 力発 電機 と太 陽光 とで 711)で は,直 流 回路 に蓄 電 池が付 加 され,風 速 で風庫 回転数 が 変 わ って 直 流IF■ に変動 が生 して も,ほ ぼ 発 電電 力 ハ イプ リッ ドシ ステ ムl14成 され て い る例 (図 電 カネ ッ トワー ク とつな ぐ 一 定 の状 態 で イ ンバ ー タが 運 転 され ―― :出 力電流 出力電圧 ―¨― l出 力電力 出力電圧 る 1° ). ナ トリウムーIIL黄 貯 蔵 シス テムの例 (NAS)電 池電 力 (図 712)で は 25 , イ ンパ ー タ を用 い て 充 放 電 を行 う が,充 放 電時 の 直流電圧 変動 が,お よそ70∼ HO%の 広い範囲であり, g = 幅 45さ 至 30電 R この変動 を考慮 した制l御 が必要 とな るηヽまた,相 間 リア ク トル を用 い て イ ンパー タを並列接続 して大容量化 出力電Ft〔 V〕 を実現 して い る . 燃料 電池に用 い られ るイ ンパー タ 図 79 太 陽電 池 出力特性 の 適 用 に あた って の主要 技術 課題 は,高 効 率 ,コ ンパ ク ト化 ,低 コ ス ト化 で あ り さ らに容 量 に応 した方式選 定 や プ ラ ン ト全体 との協 調 設計 が必要 とな る。 小 中 , 容 量 の イ ンバ ー タでは イ ンパ ー タス イ ッチ ン グ周波数 の 高周波化 に よ る効 率 ,性 能 向上 が 課題 であ り,大 容 量 イ ンパ ー タでは 多重化 ,マ ル チ レベ ル化 な どの イ ン パ ー タ l路 方 式 とセ ル ス タ ッ クの 電圧 ― 電 流特性 に 合 った最適 設 計 が 課題 とな る. 「 ブ レー ド 電カネ ット ワーク 図 7 0 永 久磁石 式風 力発電 シス テムの 例 イ ンバ ー タの構 成 と特 徴 /1 太陽電池 PVコ ン トローラ 図 71 風力 太 陽 光 ハ イプ リッ ドシ ステ ムの 例 り 既 に生 タ ICBT 3 000 V 1 21111 A l直 ケ11並 列 2ア ーム 61111kVA 三相プリ ッジ VCB 72kV 601A 12 5kA ■動はね操作 低サージ形 2 x m 卿 T C 2 41X l17A 66kV′ 580V 耶 NAS電 池 ==21X llkW 枷 螂 岬 T m 叫 C Z N路 ず J:鵠 2m kVA 6 6kV210V o― Pcs織 翻 3PMCCB “ │ I NAS電 池ヒータ電源 図 7 2 ナ トリウムー硫 責 2 411tlkW PCS (NAS)電 池電 力貯 ltシ ス テ ムの 例 ク とつ な ぐ 電 カ ネ ントワ 73 燃料電池用インパータ技術 F PAFCの インパータ技術 わが 国 の 燃料 電 池実用 化例 の 豊 富 な PAFCの 代 表 的 な 110件 (合 計 容 量 32680 kW相 当分 )の イ ンバ ー タ仕 様 につ い て,特徴 的 な傾 向 を紹 介 す る イ ンパ ー タの 設備 容 量分 布 を図 713に 示 す 大半 が 50∼ 200 kWで ,PAFCで は,大 容 量燃料 電 池 よ りもオ ンサ イ ト用燃料 電 池 の 中小 容 量 が キ 及 して い る. 使 用 され て い るパ ワー デ バ イ ス別 の 台数 お よび容 量 の 比率 を図 714に 示 す .台 ︹ 〓〓︺]て ヽ1く ヽ ヽ lC ll lXlll 10000 10∞ 100 10 1 設備No 図 7 3 イ ンバ ー タの設 備 容 量分 布 数ベ ー スでは IGBTが 45%,パ ワー トラ ン ジスタが 49%,ほ かに GTOお よび MOS 系デ バ イスが わずか では あ るが実績 が あ る 容量ベ ー スでは,ICBTで は 29%,パ ワー トラ ン ジスタは 20%で あ るの に対 し て,GTOが 50%で ある GTOが 台数 の割 に容量 の 比率 が 大 きいの は,GTOが 大容 量 向け の パ ワー デ バ イスだか らで あ る . GTOと しては 6kV 6kAと い う大容 量 トラ ンシス タ の デバ イス も電力用や産業用で実用化 され て い るBヽ ただ し,GTOの 場合 には損失や 冷却 の点か ら動作周波数 を高 くできないの で,イ ンバ ー タを多重化 した り出力 高調波 円グラフ外側 :台 数 図 7 4 円グラフ内側 1容 量 パ ワー デバ イ ス別 合計 台数 お よび容 量 の 比率
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