0 準備 1 地震の発生間隔の分布

2014 年 4 月 25 日 第 3 回
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統計科学同演習 第 3 回 演習問題
(東北地方太平洋沖地震の発生間隔の分布とマグニチュードの分布)
学籍番号:
氏名:
今回の演習レポートの提出期限は 4 月 30 日 (水) の 17:00 とする.
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準備
各自ダウンロードしてきたファイル e3.R に本演習で用いる関数定義が含まれている.まず
> source("e3.R")
でこの定義を読み込みなさい.
問題 1. 新たに定義された関数の名前を記しなさい.
本演習では,陸地部分でおきた余震の発生間隔とマグニチュードの分布を調べる.まず,前回作成した
tohoku.d を attach したうえで,陸地部分のデータを
> riku.d = tohoku.d[between(Longitude,c(140.4,140.9)) & between(Latitude,c(36.6,37.2)),]
で作り riku.d を attach しなさい(このとき,
「以下のオブジェクトはマスクされています」というメッ
セージが出ても問題はない).
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地震の発生間隔の分布
ここでは陸地部分で起きた地震の発生間隔を調べる.まず,
> day2=(((Second)/60+Minute)/60+Hour)/24+Day+(Month==4)*31
によって通算日を day2 として作り直しなさい.
問題 2. 前に作った通算日 Day2 とこの day2 が異なることを確かめ,どうしてこれらが異なるのか説明し
なさい.また,なぜ作り直す必要があったのか答えなさい.
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関数 plot.est を用いれば,特定の期間に注目し上段のグラフィクス・ウィンドウ上の 2 点をクリックす
ることで,下段にその間の発生間隔の指数 Q-Q プロットと,パラメータ λ の推定値を得ることができる.
> plot.est(day2, Magnitude)
として,さまざまな期間における地震の発生間隔の分布を眺めてみなさい.この関数では,異なる期間を何
度も繰り返し眺めてまわることができる(左クリックでリセット,右クリックで停止,また選択した期間内
に地震がなかった場合も停止).
問題 3. 全期間を,一つの指数分布に従っているとみなせるいくつかの期間に分割し,その期間と λ の推定
値を以下にリストアップしなさい.各期間での Q-Q プロットも印刷すること.
問題 4. (riku.d における)マグニチュード最大の地震の発生時刻の前後の変化を調べるため,
> b = between(day2, c(41,44))
> plot.est(day2[b], Magnitude[b])
としたうえで,全期間,発生時刻前,発生時刻後の Q-Q プロットをそれぞれ印刷しなさい.また,あては
まりや λ の推定値がどのように変化するか考察した結果を記しなさい.
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マグニチュードの分布
余震のマグニチュードだけに注目するため
> w=which(Magnitude == max(Magnitude))
> rikuyoshin.d = riku.d[(w+1):nrow(riku.d),]
によって,余震だけに限ったデータフレームをつくる.
問題 5. この式でなぜ,余震だけのデータフレームが作れたのか説明しなさい.
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rikuyoshin.d を attach したうえで,以下を続けなさい.
問題 6. qqexp(Magnitude) を実行し,結果を印刷せよ(qqexp は e2.R で定義されている関数である).
この図から,ある閾値以上のマグニチュードは指数分布に従うと考えられる.その閾値を記すとともに,オ
ブジェクト m0 にその閾値を付値せよ.
問題 7. m0 より大きなマグニチュードの分布の Q-Q プロットを作成し,結果を印刷せよ.その結果から,
マグニチュードの分布が指数分布にしたがっているかどうか判断せよ.
問題 8. m0 より大きなマグニチュードが従う指数分布のパラメータ λ を関数 mean を用いて推定し,それ
からフラクタル次元も求めよ.
今日の演習の感想:
この用紙と,問題 3, 4, 6, 7 の印刷出力を提出せよ.