㸱㸫㸱 ⌧⾜බ❧Ꮫᰯᘓ≀ࡢ⪏ຊᗘ⡆␎ㄪᰝㄝ᫂᭩ - 277 - 公立学校建物の耐力度簡略調査説明書 耐力度簡略調査は,別表第1,別表第2及び別表第3の「耐力度簡略調査票」によ ることとし,その実施に当たっては下記の事項に留意する。また,下記以外について は,原則として「耐力度調査説明書」によるものとする。 1 鉄筋コンクリート造 (1 ) 構 造 耐 力 ア 水平耐力 原則として張間,桁行きとも計算するが,張間方向で教室間に耐震壁が 規 則 的 に 配 置 さ れ て い て , 明 ら か に q = 1 .0 以 上 と な る 場 合 は , 張 間 方 向 の計算を行わず桁行きの値を採用することができる。 イ 剛性率及び偏心率 剛性率及び偏心率は,耐震診断基準における形状指標SDにより評価す る。原則として平面形状及び断面形状について評価するが,耐震診断を行 った建物については平面剛性及び断面剛性も評価してよい。形状指標SD の算出方法は耐震診断基準に沿って算出する。 S D ≧ 1 .0 1. 0 1. 0> S D > 0 .4 5 直線補間 S D ≦ 0. 45 0.7 ウ コンクリート圧縮強度 設計図書の値を採用して評価する。設計図書が無い場合は,表-1に示 す建設年代によることができる。 表 - 1 : 建 築 年 に よ る 設 計 基 準 強 度 ( FC) の 推 定 値 建物建築年 ~ 昭 和 26年 昭 和 27~ 29 年 昭 和 3 0~ 39 年 FCの 推 定 値 ( N/m m 2 ) 14 15 18 昭 和 4 0年 ~ 21 エ 基礎構造 地業種別により評価する。 木杭 0 .8 RC杭・ペデスタル杭 0. 9 直 接 基 礎 ・ そ の 他 杭 ・ 不 明 1. 0 (2 ) 保 存 度 ア コンクリート中性化深さ及び鉄筋かぶり厚さ 浜 田 式 (a=0.37 t ) を 採 用 し , コ ン ク リ ー ト 中 性 化 深 さ の み の 評 価 と す る。 a ≦ 1. 5 1. 0 1.5 < a < 3 直線補間 a≧3 0.5 イ 鉄筋腐食度 コンクリート表面の状況により評価する。 ラ ン ク 1 :特 に 問 題 な い 。 1 .0 ラ ン ク 2 :錆 び 汁 が 見 ら れ る 。 0 .75 ラ ン ク 3 :鉄 筋 が 露 出 し て い る か 膨 張 性 発 錆 し て い る 。 0 .50 測定箇所:柱・梁,壁,床 ウ 不同沈下 内外壁等のひび割れ状況により評価する。 ラ ン ク 1 :不 同 沈 下 に よ る ひ び 割 れ が ほ と ん ど 認 め ら れ な い 1. 0 - 279 - ラ ン ク 2 :不 同 沈 下 に よ る ヘ ヤ ー ク ラ ッ ク が か な り あ る か , 1㎜未満のクラックが認められる。 0 .7 5 ラ ン ク 3 :1 ㎜ 以 上 の ク ラ ッ ク が 認 め ら れ る 。 0. 50 測定箇所:内・外壁,基礎梁・基礎立上がり エ 2 ひび割れ ひび割れのランクを簡略化する。 ラ ン ク 1 :ひ び 割 れ が ほ と ん ど 認 め ら れ な い 。 ラ ン ク 2 :ヘ ヤ ー ク ラ ッ ク が あ る か , 1㎜未満のクラックが認められる。 ラ ン ク 3 :1 ㎜ 以 上 の ク ラ ッ ク が 認 め ら れ る 。 測定箇所:柱・梁,壁,床 1. 0 0. 75 0. 5 0 鉄骨造屋内運動場 (1 ) 構 造 耐 力 ア 架構耐力性能 塑性解析に基づき,荷重評価と主要部の耐力評価のみで架構耐力性能 が評価できる公式を用いる。 下 記 の α 雪, α 風, α 震張, α 震桁の 最 小 値 を 架 構 耐 力 性 能 α と す る 。 張間方向ラーメン構造 α 雪 = 4 ( M 端負× (棟 高 / 軒 高 )+ M 中 正) / P 鉛雪L α 風 = 4 ( M 端正+ M 中負) / ( P 鉛風L + 2 P 水風H ) α 震張 = 4 ( M 端負+ M 中正) / ( P 鉛震L + 2 P 水震H ) 桁行き方向筋かい構造 α 震 桁 = n B( P BY+ P BU) c o s θ B/ P 水 震 M端 M中 P 鉛雪 L H P 鉛風 P 水風 :柱 - 梁 節 点 ま わ り 曲 げ 耐 力 ( k N ・ m ) , た だ し 添 え 字 負 は 梁 の 負曲げ,正は梁の正曲げ。柱と梁の全塑性モーメントのうちの小さ い方をとる。なお,梁に関しては横座屈を考慮した低減を行っても よい。またトラス梁の場合には,弦材の圧縮耐力に弦材図芯間距離 を乗じたものをトラス梁の全塑性モーメントとみなしてよい。また, 柱-梁接合部まわりで保有耐力接合を満足していない場合には,接 合 部 の 最 大 耐 力 に よ る 節 点 ま わ り の 曲 げ 耐 力 を 1. 3で 除 し て 用 い る 。 :梁 中 間 部 曲 げ 耐 力 ( k N ・ m ) , た だ し 添 え 字 負 は 梁 の 負 曲 げ , 正は梁の正曲げ。 梁の全塑性モーメントとするが,横座屈を考慮した低減を行って もよい。また,トラス梁の場合には,弦材の圧縮耐力に弦材図芯 間距離を乗じたものをトラス梁の全塑性モーメントとみなしてよ い。 : 梁 に 分 布 す る 積 雪 時 鉛 直 荷 重 の 総 量 の 1 /2 × 荷 重 係 数 ( k N ) 基準法施行令によって算定した積雪時鉛直荷重に以下の荷重係数 を乗じる。 一 般 地 で 短 期 荷 重 扱 い (S )の 場 合 は , 1. 1 多 雪 地 で 長 期 荷 重 扱 い (0 . 7S ) の 場 合 は , 1 .6 5 : 梁 間 方 向 ス パ ン長 ( m ) :鉄 骨 部 軒 高 ( m ) : 梁 に 分 布 す る 暴 風 時 鉛 直 荷 重 の 総 量 の 1/ 2× 荷 重 係 数 (k N ) 基準法施行令によって算定した短期の暴風時鉛直荷重に荷重係数 1 .1 を 乗 じ て 用 い る 。 た だ し , P 鉛 風 の 値 は 上 向 き ( 屋 根 の 吹 き 上 げ)を正とする。 : 暴 風 時 水 平 荷 重 × 荷 重 係 数 (k N ) 基準法施行令によって算定した短期の暴風時水平鉛直荷重に荷重 係 数 1. 1を 乗 じ て 用 い る 。 - 280 - P 鉛震 : 梁 に 分 布 す る 地 震 時 鉛 直 荷 重 の 総 量 の 1 /2 × 荷 重 係 数 ( k N ) 基準法施行令によって算定した短期の地震時鉛直荷重に荷重係数 1 .1 を 乗 じ て 用 い る 。 P 水 震 :地 震 時 水 平 荷 重 (k N ) 標 準 せ ん 断 力 係 数 C o= 0 . 35と し て 算 定 す る 。 現 行 ど お り ル ー ト 3の取り扱いはしないが,接合部が保有耐力接合を満足しない場 合には,2倍以下の範囲で水平荷重の割り増しを行うことができ る。 nB :対 に な っ た 筋 か い の 数 P BY :筋 か い の 降 伏 軸 力 (k N ) 筋かい接合部で保有耐力接合を満足していない場合には,接合部 の 最 大 引 張 耐 力 を 1 .2 で 除 し て 用 い る 。 P BU :筋 か い の 座 屈 後 安 定 耐 力 ( k N ) なお細長比が大きくいわゆる引張筋かいとみなせるものは,座屈 後安定耐力を0としてよい。 θB :筋 か い の 水 平 と な す 角 度 α ≦ 0. 3 0 .3 0.3 ≦ α < 1. 0 直線補間 1 .0 ≦ α 1.0 イ 架構剛性係数 変形が問題となる張間方向純ラーメン構面の鉄骨部分のみ評価する。 θ = P 水 震 0 . 2 H 2/ 3 E ∑ I c P 水震0.2 H E Ic : 標 準 せ ん 断 力 係 数 0 .2に 基 づ く 鉄 骨 部 分 の 地 震 時 水 平 荷 重 (k N ) : 鉄 骨 部 分 軒 高 ( mm ) : 鋼 の ヤ ン グ 係 数 = 2 05 ( k N / mm 2 ) : 鉄 骨 柱 の 断 面 2 次 モ ー メ ン ト ( mm 4 ) なお,地中梁が存在し柱脚が十分埋め込まれて柱脚固定とみ なせる場合は,上式によるθの評価値を半減することとする。 θ ≦ 1/ 12 0 1. 0 1 / 120 < θ < 1/ 60 直線補間 1 / 60 ≦ θ 0.5 (2 ) 保 存 度 ア 鉄骨腐食度 評価箇所を代表的軸組材(柱,大梁,壁筋違,軒桁)及び露出柱脚に 限り,評点の区分を簡略化する。 なし 1 .0 仕 上 げ さ び 0 .8 部分さび 0 .6 欠損さび 0 .3 イ 座屈状況 評価箇所を代表的軸組材(柱,大梁,壁筋違,軒桁)に限り,全体座 屈と局部座屈にわけて評価し,それぞれを相乗する。 なし 1 .0 軽微 0 .8 明確 0 .6 た だ し , 相 乗 し た 結 果 が 0 .5 以 下 の 場 合 は 0. 5と す る 。 ウ 不同沈下 内外壁等のひび割れ状況により評価する。 ラ ン ク 1 :不 同 沈 下 に よ る ひ び 割 れ が ほ と ん ど 認 め ら れ な い 1. 0 ラ ン ク 2 :不 同 沈 下 に よ る ヘ ヤ ー ク ラ ッ ク が か な り あ る か , 1㎜未満のクラックが認められる。 0 .7 5 ラ ン ク 3 :1 ㎜ 以 上 の ク ラ ッ ク が 認 め ら れ る 。 0. 50 測定箇所:内・外壁,基礎梁・基礎立上り - 281 - エ 3 接合方式 評価箇所を代表的軸組接合部(柱,大梁,壁筋違,軒桁)及び露出柱 脚に限る。但し柱脚はアンカーボルトのみを対象とする。 接合法 HTB又は溶接 普 通 ボ ル ト (ア ンカ ーホ ゙ル ト) 良好 1.0 0. 6 変形 0.7 0. 3 亀 裂 ・破 断 0 .4 0 .2 補強コンクリートブロック造 (1 ) 構 造 耐 力 ア コンクリートブロック強度 設計図書の値を採用して評価する。ただし,不明の場合は満点とする。 イ 偏心率 計算を行わない場合は満点とする。 ウ コンクリート圧縮強度 設計図書の値を採用して評価する。設計図書が無い場合は,表-1に示 す建設年代によることができる。 エ 基礎構造 鉛直荷重に対する支持力の割合により評価していたものを地業種別に より評価する。 木杭 0 .8 RC杭・ペデスタル杭 0. 9 直 接 基 礎 ・ そ の 他 杭 ・ 不 明 1. 0 (2 ) 保 存 度 ア コンクリート中性化深さ及び鉄筋かぶり厚さ 浜 田 式 (a=0.37 t ) を 採 用 し , コ ン ク リ ー ト 中 性 化 深 さ の み の 評 価 と す る。 a ≦ 1. 5 1. 0 1.5 < a < 3 直線補間 a≧3 0.5 イ 鉄筋腐食度 コンクリート表面の状況により評価する。 ラ ン ク 1 :特 に 問 題 な い 。 1 .0 ラ ン ク 2 :錆 び 汁 が 見 ら れ る 。 0 .75 ラ ン ク 3 :鉄 筋 が 露 出 し て い る か 膨 張 性 発 錆 し て い る 。 0 .50 測定箇所:柱・梁,壁,床 ウ 不同沈下 内外壁等のひび割れ状況により評価する。 ラ ン ク 1 :不 同 沈 下 に よ る ひ び 割 れ が ほ と ん ど 認 め ら れ な い 1. 0 ラ ン ク 2 :不 同 沈 下 に よ る ヘ ヤ ー ク ラ ッ ク が か な り あ る か , 1㎜未満のクラックが認められる。 0 .7 5 ラ ン ク 3 :1 ㎜ 以 上 の ク ラ ッ ク が 認 め ら れ る 。 0. 50 測定箇所:内・外壁,基礎梁・基礎立上り エ ひび割れ ひび割れのランクを簡略化する。 ラ ン ク 1 :ひ び 割 れ が ほ と ん ど 認 め ら れ な い 。 ラ ン ク 2 :ヘ ヤ ー ク ラ ッ ク が あ る か , 1㎜未満のクラックが認められる。 - 282 - 1. 0 0. 75 ラ ン ク 3 :1 ㎜ 以 上 の ク ラ ッ ク が 認 め ら れ る 。 測定箇所:柱・梁,壁,床 オ 床のたわみ量 床の揺れ方により評価する。 ラ ン ク 1 :特 に 揺 れ は 感 じ ら れ な い 。 ラ ン ク 2 :大 人 が 3 0㎝ 程 度 跳 び 上 が る と 揺 れ を 感 じ る 。 ラ ン ク 3 :普 通 に 歩 行 し て い て 揺 れ を 感 じ る 。 測定箇所:2階以上の鉄筋コンクリート造床 - 283 - 0. 5 0 1. 0 0. 75 0. 50 - 284 - 別表第1 Ⅳ学 校 種 別 Ⅴ整 理 日 Ⅲ結 名 A構 造 果 耐 点 力 耐 力 A×B×C 点 度 番 号 鉄筋コンクリート造の建物の耐力度簡略調査票 (表面) Ⅰ 都 道 府 県 名 設 置 者 名 学 校 名 学校調査番号 調 査 期 間 平成 年 月 調 調 職 名 建築士登録番号 査 査 学 者 校 Ⅱ 建物区分 棟 番 号 階 数 面 積 建物の経過年数 被 災 歴 調 一階面積 延べ面積 建 築 年 経過年数 状 況 被 災 年 査 明治 明治 建 大正 大正 物 + 昭和 昭和 ㎡ ㎡ 平成 年 年 平成 年 ① a 階 A q b 月 印 B保 修 歴 容 補 修 年 明治 C外 大正 昭和 平成 年 補 内 方向別水Qo q=qx・qy 判 別 平耐力 WAi q≧0.75 qx 0.75>q>0.3 存 力 式 評 1.0 断面剛性 (SR) SD= P・S・PR・SR ア 別 式 イ 設計図書有り 判 設計図書無し N/mm 2 Fc= ( オ + キ + ケ + 1 0 ) 別 式 ウ 1.0 1.0> K>0.5 点 点 0.3 以 下 は 0.3 と す る 0.7 K≧1.0 N/mm2 計 ( コンクリート 圧縮強度 K=Fc/20 (エ×50) 合 A 1.0 SD≦0.45 設計基準強度 オ ア × イ × ウ 1.0>SD>0.45 直線補間 c エ 点 直線補間 0.3 SD≧1.0 SD 点 件 点 評 = 建物形状 判 数 度 点 qy q≦0.3 条 = 水平耐力 保 構 有 造 耐 耐 力 力 方 垂直部材 建物重量 層せん断力 向 耐力 Qo W 分布係数Ai け た 行 X 張 り 間 Y 平面形状 断面形状 平面剛性 (P) (S) (PR) 日~ 平成 年 氏 直線補間 ) k K≦0.5 ② 木 杭 RC杭・ペデスタル杭 独立基礎・その他杭・不明 0.9 1.0 0.5 評 価 評 基礎構造 点 カ 0.8 キ 該当値の最小値 (カ×20) β ③ 構造使用 材料 B ① 経過年数 保 (残存率T) 存 ② 度 コンクリート 中性化深さ α ③ 鉄筋腐食度 F 粗 骨 材 ( 砂 利 ) 細 骨 川(山)砂利 塩分を含ん 軽 石 川(山)砂 だ砂利 1.0 0.9 0.8 1.0 経過年数t 判別式 年 T= 材 ( 塩分を含ん だ砂 0.9 ラ 位 柱 ン ) 評 価 評 軽 砂 粗骨材 細骨材 ク ( )+( ) 0.8 2 部 ・ ⑤ ひび割れ C 部 判 別 式 α≦1.5㎝ 1.0 1.5㎝<α<3㎝ 直線補間 α>3㎝ 0.5 平 均 値 F 評 価 1 2以下 3以下 梁 壁 床 ン ・ 外 壁 基礎梁及び 平 基礎立上り 均 φ 値 評 位 柱 1 ・ 梁 壁 床 平 均 値 C 評 1 ン C 外 力 条 件 点 合 計 シ=(イ+エ+カ+ク+コ) エ(ウx25) 点 シ( 評点 オ ) 点 カ(オx15) 0.5 価 2以下 3以下 点 評点 キ ク(キx20) 0.75 0.5 価 2以下 3以下 点 評点 ケ B=(シ×サ) B コ(ケx10) ク 点 程 度 構造体 非構造材 非構造 煙害程度 当該階の 被災率s 変質 全焼 材半焼 床面積so 被 災 床 面 積 s1 s2 s3 s4 S=st/so 評価後被災 面積 st st=s1+s2×0.75+s3×0.5+s4×0.25 ①地震地域係数 四種地域 三種地域 二種地域 一種地域 評点 ウ 0.75 1.0 ⑥ 火災による 疲弊度 S 評 イ(アx30) 点 ク 1.0 ラ 点 ク 位 内 ラ (ク×20) ア 1.0 ④ 不同沈下 φ ケ 評点 47-t 47 α=0.37√ t 部 点 点 砂 1.0 0.9 0.85 0.8 判 0.75 別 0.5 点 式 s=0 1.0 0<s<1 直線補間 s=1 0.5 評点 サ ②地盤種別 一種地盤 1.0 ③積雪寒冷地域 その他地域 1.0 ④海岸からの距離 海岸から8kmを超える 1.0 二種地盤 三種地盤 0.9 0.8 二級積雪寒冷地域 一級積雪寒冷地域 0.9 0.8 海岸から8km以内 海岸から5km以内 0.9 0.8 - 285 - 評価 評点 c=(1+2+3+4) 4 C c=( + + + ) 4 ( 裏面 ) 学校名 1.調査建物の各階の平面図,断面図を単線で図示し,耐力壁は他と区別 できるような太線とする。 調 査 者 の 意 見 2.寸法線と寸法(単位メートル)を記入する。 3.平面図に鉄筋腐食度及び不同沈下の測定位置を記入する。 4.余白に縮尺,建築年,延べ面積を記入する。 方位 - 286 - 別表第2 鉄骨造屋内運動場耐力度簡略調査票 (表面) Ⅰ 都 道 府 県 名 設 置 者 名 学 校 名 学校調査番号 調 査 期 間 平成 年 月 調 調 職 名 建築士登録番号 査 査 学 者 校 Ⅱ 建物区分 棟番号 構造 階数 面 積 建物の経過年数 被 災 歴 調 屋内 一階面積 延べ面積 建 築 年 経過年数 状 況 被 災 年 査 運動場 明治 明治 建 S + 大正 大正 物 昭和 昭和 ㎡ ㎡ 平成 年 年 平成 年 ① A がある場合ハ その耐力分差 し引く ② 架構剛性 性能 θ ー 構 造 耐 力 架構耐力 性能 α ・半スパン分 *妻面ブレース 方 階 外力項 部材耐力 向 節点 梁中央 張 積雪時鉛直 ・ 負曲げ 正曲げ り P 鉛雪 間 暴風時鉛直 暴風時水平 正曲げ 負曲げ 方 純 P 鉛風 ・ P 水風 * 向 ラ 地震時鉛直 地震時水平 メ ン P 鉛震 P 水震 * ・ 負曲げ 正曲げ αの算定 月 校 種 別 Ⅴ整 日 Ⅲ結 名 A構 造 果 耐 点 力 耐 力 A×B×C 点 度 印 B保 修 歴 容 補 修 年 明治 C外 大正 昭和 平成 年 補 内 α 判別式 最小値 =( 存 力 α≧1.0 番 号 数 度 点 点 評 ア ) 理 点 件 条 評 α雪=4(M端負×(棟高/軒高)+M中正)/P鉛雪L 点 合 計 イ (ア×60) 1.0 α風=4(M端正+M中負)/(P鉛風L+2P水風H) =( ) 点 1.0>α>0.3 直線補間 α震張=4(M端負+M中正)/(P鉛震L+2P水震H) =( け 地震時水平 nB PBY PBU θB た P 水震 行 張り間方向純ラーメン 階 軒高 地震力 柱の断面 H P 水震0.2 ΣIc 日~ 平成 年 氏 Ⅳ学 ) α震桁=nB(PBY+PBU)cosθB/P水震 =( ) θ=P水震0.2H2/3E α≦0.3 0.3 判別式 ΣIc ( イ + エ + カ + ク ) 評 点 A θ≦1/120 1/120<θ <1/60 1.0 ウ エ (ウ×20) 直線補間 点 点 θ≧1/60 ③ 種別指数u 基礎構造 β 木くい :0.8 RCくい,1本打:0.9 その他 :1.0 B ① ○ 鉛直荷重P 支持力Ra ④ 柱の傾斜量 R ⑤ 不同沈下 φ ⑥ 接合方式 M ⑦ 火災による 疲弊度 S 耐力指数β β=Ra・u/P 経過年数t 判別式 年 普通型鋼T= 34-t 経過年数 保 (残存率T) 存 ② 度 鉄骨腐食度 F 含アンカーボルト ③ 座屈状況 N C 外 力 条 件 形状寸法 0.5 判別式 * 評 点 β≧1.5(1.0) 1.0 オ (1.0)1.5>β>1.0(0.5) 直線補間 β≦1.0(0.5) 0.5 * 両方向基礎梁付の場合は( 軽量型鋼T= 27-t 34 27 鉄骨のさびの状況 評価 なし 仕上げさび 部分さび 欠損さび F=(f1+f2)/2 軸組 f1 1.0 0.8 0.6 0.3 =( )+( )/2 露出柱脚 f2 1.0 0.8 0.6 0.3 部材区分 全体座屈 局部座屈 評価 区分 無 軽微 明確 区分 無 軽微 明確 N=n1×n2 軸組材 n1 n2 =( )×( ) 1 0.8 0.6 1 0.8 0.6 階 数 けた行方向 張り間方向 R=S/200 判別式 柱傾斜量S 柱傾斜量S ㎝ ㎝ R=(左の最大値)/200 R≦1/500 1.0 =( )/200=1/( ) 1/500<R<1/120 0.75 R≧1/120 0.5 部 位 内 ・ 外 壁 基礎梁及び 平 均 値 評価 基礎立上り φ 1 2以下 3以下 ラ ン ク 1.0 0.75 0.5 部 位 リベット又は高力ボルト 溶接 普通ボルト(アンカーボルト) 評価 良 変形 破損 良 変形 亀裂 良 変形 亀裂 M=(m1)+(m2)/2 軸組 m1 1.0 0.7 0.4 1.0 0.7 0.4 0.6 0.3 0.2 =( )+( )/2 露出柱脚 m2 0.6 0.3 0.2 カ(オ×20) )とする。 評点 評 ア イ(アx30) 度 構造体 非構造材 非構造 煙害程度 当該階の 変質 全焼 材半焼 床面積So 被 災 床 面 積 s1 s2 s3 s4 評価後被災 面積 st st=s1+s2×0.75+s3×0.5+s4×0.25 ①地震地域係数 四種地域 三種地域 二種地域 一種地域 1.0 0.9 0.85 0.8 被災率s 判別式 S=St/So s=0 0<s<1 s=1 計 評点 ウ エ(ウx20) (0.5以下は 0.5とする) セ( ) 点 セ=(イ+エ+カ+ク+コ+シ) 評点 オ カ(オx15) (0.5以下は 0.5とする) 点 評点 キ ク(キx 5) (0.5以下は 0.5とする) 点 評点 ケ コ(ケx 5) (0.5以下は 0.5とする) 点 評点 サ B=(セ×ス) B シ(サx25) (0.5以下は 0.5とする) 点 評点 1.0 直線補間 0.5 ②地盤種別 一種地盤 1.0 ③積雪寒冷地域 その他地域 1.0 ④海岸からの距離 海岸から8kmを超える 1.0 二種地盤 三種地盤 0.9 0.8 二級積雪寒冷地域 一級積雪寒冷地域 0.9 0.8 海岸から8km以内 海岸から5km以内 0.9 0.8 - 287 - 合 点 部材区分 程 点 ス 評価 評点 c=(1+2+3+4) 4 C c=( + + + ) 4 点 ( 裏面 ) 学校名 1.調査建物の各階の平面図,断面図を単線で図示し,筋かいの位置は, 他の壁と区別できるような太線とする。 調 査 者 の 意 見 2.寸法線と寸法(単位メートル)を記入する。 3.著しいさび,座屈については,平面図,断面図に図示する。 4.余白に縮尺,建築年,延べ面積を記入する。 方位 - 288 - 別表第3 Ⅳ学 校 種 別 Ⅴ整 理 日 Ⅲ結 名 A構 造 果 耐 点 力 耐 力 A×B×C 点 度 番 号 補強コンクリートブロック造の建物の耐力度簡略調査票 (表面) Ⅰ 都 道 府 県 名 設 置 者 名 学 校 名 学校調査番号 調 査 期 間 平成 年 月 調 調 職 名 建築士登録番号 査 査 学 者 校 Ⅱ 建物区分 棟 番 号 階 数 面 積 建物の経過年数 被 災 歴 調 一階面積 延べ面積 建 築 年 経過年数 状 況 被 災 年 査 明治 明治 建 + 大正 大正 物 昭和 昭和 ㎡ ㎡ 平成 年 年 平成 年 ① a 階 A 建物重量 圧縮強度 方向別水Qo qx又はqy 判 別 平耐力 WAi の最小値 q≧0.75 qx 0.75>q>0.3 qy q≦0.3 fB α=fB/fN 判 別 α≧1.0 直線補間 1.0>α>0.5 直線補間 α≦0.5 判 別 0.5 Re=e/re Reの けた行 張り間 最大値 方向 x 方向 y 存 力 式 評 1.0 点 評 ア オ 式 イ 1.0 k 1.0 設計基準強度 設計図書有り 1.0 0.9 設計図書無し kg/㎝ 2 Fc= kg/㎝ 2 木 杭 RC杭・ペデスタル杭 独立基礎・その他杭・不明 0.9 1.0 0.8 Re≧0.3 評 m=1.0 m=0.9 m=0.81 判 別 K≧1.0 0.7 1.0> K>0.5 直線補間 価 エ 1.0 0.9 0.8 式 評 1.0 キ B ① 経過年数 保 (残存率T) 存 ② 度 コンクリート 中性化深さ α ③ 鉄筋腐食度 F 旧A種 A種 0.8 B種 0.9 経過年数t 判別式 年 T= ラ 位 柱 点 0.5 価 評 ケ 点 点 コ (ケ×20) 評 価 評 該当値の最小値 サ 点 点 (サ×20) 評 ン 評 ア 判 別 式 評 α≦1.5㎝ 1.0 ウ 1.5㎝<α<3㎝ 直線補間 α>3㎝ 0.5 平 均 値 F 評 価 評 1 2以下 3以下 オ 梁 壁 床 部 ⑤ ひび割れ C 部 位 内 ラ ラ ⑥ 床の たわみ量 ラ ⑥ 火災による 疲弊度 S 程 ン ・ 外 壁 基礎梁及び 平 基礎立上り 均 φ ・ 梁 壁 床 1 2以下 1.0 0.75 平 均 値 C 評 セ( 0.5 価 評 3以下 キ ) 点 点 点 ク(キx10) 0.5 価 評 3以下 ケ 1 2以下 1.0 0.75 0.5 1 2 3 1.0 0.75 別 0.5 点 点 コ(ケx10) B=(セ×ス) B ク 点 ン ク 評 2 3 度 構造体 非構造材 非構造 煙害程度 当該階の 変質 全焼 材半焼 床面積so 被 災 床 面 積 s1 s2 s3 s4 評価後被災 面積 st st=s1+s2×0.75+s3×0.5+s4×0.25 ①地震地域係数 四種地域 三種地域 二種地域 一種地域 0.75 値 評 1 C 外 力 条 件 点 点 カ(オx10) ク 位 柱 ン 点 評 点 合 計 イ(アx30) 点 点 セ=(イ+エ+カ+ク+コ+シ) エ(ウx30) ク 1.0 ④ 不同沈下 φ シ 38-t 38 ・ 点 1.0 α=0.37√ t 部 A 点 該当値の最小値 C種 1.0 ( カ + ク + コ + シ ) ク(キ×10) β ④ ブロック 種別 (オ×50) 0.3 以 下 × は 0.3 と す る 1.0 K≦0.5 ③ 基礎構造 計 ) m ② コ ン ク リ ー ト 圧 縮 強 度 基準値を 満足しない 0.9 m=m1xm2 1.0 0.9 0.81 K=Fc/150 合 式 ウ 0.15<Re<0.3 直線補間 スラブ(屋根)m2 鉄筋コンクリート その他 点 カ ア × イ × ウ × エ 0.3 Re≦0.15 臥梁寸法 m1 基準値を満足 点 件 点 Re d 臥梁 スラブ 構造 条 ( 偏心距離e 弾力半径re けた行 張り間 けた行 張り間 方向 x 方向 y 方向 x 方向 y 偏心率 B保 修 歴 容 補 修 年 明治 C外 大正 昭和 平成 年 補 内 数 度 = c 印 層せん断力 分布係数Ai W 張間 りY 種別標準強度 fN 旧A種 30kg/㎝ 2 A種 50kg/㎝ 2 B種 70kg/㎝ 2 C種 90kg/㎝ 2 コンクリート ブロック 強度 α 月 = 水平耐力 保 構 有 q 造 耐 耐 力 力 b 方 垂直部材 向 耐力 Qo け行 たX 日~ 平成 年 氏 1.0 0.9 0.85 0.8 被災率s 判 S=st/so s=0 0<s<1 s=1 価 評 サ 式 点 点 1.0 ス 直線補間 0.5 ②地盤種別 一種地盤 1.0 ③積雪寒冷地域 その他地域 1.0 ④海岸からの距離 海岸から8kmを超える 1.0 二種地盤 三種地盤 0.9 0.8 二級積雪寒冷地域 一級積雪寒冷地域 0.9 0.8 海岸から8km以内 海岸から5km以内 0.9 0.8 - 289 - 評 点 点 シ(サx10) 評 価 評 c=(1+2+3+4) 4 C c=( + + + ) 4 点 ( 裏面 ) 学校名 1.調査建物の各階の平面図,断面図を単線で図示し,耐力壁は他と区別 できるような太線とする。 調 査 者 の 意 見 2.寸法線と寸法(単位メートル)を記入する。 3.平面図に鉄筋腐食度及び不同沈下の測定位置を記入する。 4.余白に縮尺,建築年,延べ面積を記入する。 方位 - 290 -
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