Cupcade: the Raspberry Pi Micro Arcade Cabinet Created by Phillip BurgesT Last updated on 2014-08-26 02:30:18 PM EDg 日本語翻訳 キットにはRaspberry Pi Model B computerは含まれておりませんので、別途お買い求めください。 (Model A もご利用いただけま すがRAMが半分となりパフォーマンス性に欠けるかも知れません)。また2014年9月現在ではModel B+はご利用いただけません (将来はアップデート予定)。またModel Bの初期の‘V1’タイプ(マウントホールの無いモデル)も使用できません。 以下が別途必要ですのでご用意ください 半田ごてと半田 マスキングテープ USBキーボード ゲームROMは含まれませんので他のPCでインターネット経由でダウンロードしたファイルをSDカードにコピーできる環境が必 要です。 まずはじめに遊びたいゲームに応じてディスプレイを縦型にするか、横型にするかを決定します。これは後からは変更できません のでご注意ください。 また、ジョイスティックとボタンの位置もお好きな位置を選択しなくてはなりません。上図のパターンから選択しておいてください。 次はいよいよ半田付けに入ります。PiTFTディスプレイを組み立てます メスのソケットとオスのソケットを上図のようにセットします。この時に上図を参考に向きに注意してください。向きが確認できたら半田 付けを行います。細かい半田作業になりますので注意深く行ってください。 テープを剥がして基盤に固定します。このテープははがれやすいので、もう少し強力な両面テープを使っても良いと思います。曲が らないように枠に対してまっすぐ固定します。スクリーンのプロテクトフィルムも剥がしましょう。 次にディスプレイのテストをします。PiTFTディスプレイを上図のように直接Raspberry Piに差し込んで、別途USBキーボードを Raspberry Piに接続、付属のSDカードをセットした上で、最後に付属のパワーサプライを接続すると起動します。約10秒ほどでデ ィスプレイも起動し、OS(Linux)のブートメッセージが表示されます。 もし約30秒程度経っても黒、または白のスクリーンのままの場合には、一度電源を抜いてからPiTFTボードを外し、Raspberry Pi直接 他の一般的なPCのモニターディスプレイに接続してください。その時おそらくいくつかのテキストラインが表示され止ると思います。こ れはPiがPiTFTにスイッチしようとしています。ここでUSBで接続したキーボードからALT+F2を押すと、デスクトップモニターにスイッチし てログインしようとすると思います。この動作になるのであればPiとSDカードは正常だと考えられますので、PiTFTに問題があります。 まずは半田を再確認してください。隣のピンも一緒に接続してしまったり、半田が悪い箇所はないでしょうか?またソケットの向きは正 しいですか?またLCDのエッジがヘッダーピンに接触してしまっていないでしょうか? もしPiTFT でも外部モニターでも表示がされない場合は、SDカードが何かおかしいのかも知れません。オペレートシステムが正しく印 すとるで来きていない、またはPiTFTの組みたてに間違いがある、または接続ミス、ピンが折れてしまっているなどを確認します。 PiTFTi がきちんと動作するまでは次のプロセスには進まないでください。 もし上手く起動できた場合には、USBキーボードからESCキーを押すと自動でシャットダウンを始めます。“Will now halt”というメッ セージが表示されたら電源を抜いて終了して大丈夫です。 もしスクリーンの縦横を変更したい場合にはゲームメニューの画面でUSBキーボードからSHIFT+R を押してください。リブートして新し いレイアウトが適応されます。まだゲームがインストールーされていない場合にはESCキーを押してシャットダウンします。 次に 2番目のディスプレイテストを行います 電源オフの後に、PiTFTとRaspberry Piを今度はリボンケーブルで接続します。 上図を良く見てケーブルの白いラインがpin1になるよう向きを注意してください。向きは必ず上図のように合わせてください。出来 ましたらUSBキーボードを接続して電源を入れます。先のテストと同じくブートが始まります。もし先のテストでは起動したのに、リボン ケーブル接続だと起動しない場合には以下を確認します ケーブルの向きを確認 システムをESCでシャットダウンして再度直接(リボンケーブルを使用せず)接続してみます もし全てチェックしても表示されない場合がケーブルが断線しているのかもしれません。 上手くいきましたら、ESCでシャットダウンしてください。Haltメッセージがでたら電源を抜いてください。 Interface Board ケーブルの長さをリボンケーブルの長さくらい揃えて、上図の通りに半田付けを行ってください ジャックの方のケーブルも長さを揃えて、こちらは以下の図のように予備半田を行い、更にケーブルのむき出し部分を以下の図のよう に処理しておきます。 上図のように基盤に半田付けしていきます。上図のワイヤーの色別を良く見て行ってください。 次にジョイスティックとピンを基盤に半田付けします。以下図のようにセットアップして半田付けを行います 半田が綺麗に行われていることを確認し、ダマなども無いよう良くチェックしてください。 これで半田付けの作業はおしまいです。. 次にROM(ゲーム)について説明します。 Cupcadeにはゲームはインストール、または用意されていません。インターネット上のMAME ROMソフトをSDカードのフォルダーにイン ストールすると、ゲームメニューにそのゲームが現れます。様々なROMが存在しますので、中には動かないものもあります。気長に色 んなROMを探してみると良いでしょう。ここではwww.MAME.orgにあるノンコマーシャルのROMを使ってインストール方法を説明します。 もし他のROMをプレイしたい場合には"MAME roms"を探してください("NES roms"や "Sega roms"ではなく)。Googleで"mame rom" と検索してみることをお勧めします。 42GBの膨大なMAMEコレクションのリンクがAdafruitから紹介されています。以下URLを参照 https://archive.org/details/MAME_0.151_ROMs http://mamedev.org/roms/ にアクセスして横型ディスプレイにはRobby Rotoを、縦型にはSuper Tankをダウンロードしてみましょう。スクリーンの解像度は異なる かもしれませんがテストには最適です。ここではサウンドやボタン、ジョイスティックの動きのみを確認していきます。 これらのファイルはZIPファイルのままで解凍しなくて大丈夫です。そのまま保存してください。 ROMをインストールするにはCupcadeのSDカードをROMをダウンロードしたPCに読みこませます。 SDカードのBOOTパーテーションの advmame/rom というフォルダーにアクセスして、そのフォルダの中にダウンロードした supertank.zip またはrobby.zipを入れてください。 できましたらSDカードを安全な方法でイジェクトして、SDカードをcupcadeのPiにセットしてください。 . DRY RUN まずは組み立てる前に試しにゲームをプレイしてみて、動くことを確認してから組み立てていきましょう。 Raspberry Pi d PiTFTを再度接続します(白いラインの向きに気をつけてください) 以下のようにピン配列をよく見てインターフェースボードを接続します。確実に両端のピンが収まり、更にピンの折れもないよう細心の 注意を払ってください。 以下のようにジャンパワイヤーでジョイスティックボードと接続します。GNDはGNDに表示を良く見て、同じ表記の場所同士を接続して ください。差し込んで固定するだけです。 SELピンは使用しませんのでケーブルが4本しかない場合には接続しないで大丈夫です。 次に4つのボタンを接続してみます。 付属のクイックコネクターで接続していきます。差し込むだけでOKです。極性はないのでどちらのワイヤーをどちらに接続しても結構 です。 2つの赤いボタンはAまたはBボタンです。黒いボタンは“insert coin” と“1 player start”です。Cupcadeのインターフェースボードにボタ ンを接続してください(差込式)。スピーカーのジャックを以下のように接続してほぼ準備完了です。以下のようになります まだ電源は接続しないでください。 電源を接続する前に金属のパーツが他のパーツに接触していないかを十分に確認してください。パーツ同士が接続しているとショート してしまい基盤やパーツににダメージを与える場合があります。金属片や他が基盤などにも接触していないか十分に注意深く確認し てください。マスキングテープなどで固定しても良いと思います。 安全を確認したら電源を入れて、ブートさせゲームメニューを表示させてください。 もしPi が10秒程度待ってもブートしないようでしたら(ボードのLEDを確認)パワーを直ちに切ってください。その場合にはCupcadeイン ターフェースボードを外してからもう一度ブートしてみてください、もしこれでブートするようでしたら以下を確認します。 1、PiTF にヘッダーが正しく接続されていますか? 2、ボタンのクイックコネクターの金属部分がお互いに接触していませんか? 3、ジョイスティックがコネクトされていないとcupcadeは起動しません 4、 4つのワイヤーは正しくジョイスティックに正しい順番で接続されていますか?間違えているとPiが起動しません。 もし起動に成功したらゲームを起動してジョイスティックやボタンの動作を確認してみましょう。 もしテストが終了したら、2つの黒いボタンを同時に数秒間長押ししてみてください(だめなら数度試します)。Continue/Exit表示がでる のでジョイスティックとAボタンでEXITを選んで決定してください。 これでゲームの画面からゲームメニューの画面に戻るはずです。この画面で再び2つの黒いボタンを長押しするとシャットダウンが始 まり、“halted”メッセージが出たら電源を抜いて大丈夫です。またはUSBキーボードを接続してESCキーを押しても結構です。 Cabinet 次にキャビネットの組み立てに入ります。キャビネットの組み立ては落ち着いて、無理な力を加えないよう行います。はめ込み が難しいので、無理に力を入れるとパーツはプラスチックなので折れてしまいます(パーツだけの販売はできないのでご注意く ださい)。パーツ同士はうまくフィットすれば力を入れなくてもスポッと入ります。 1、無理な力を入れて組み立てないでください。キャビネットパーツが折れたりした場合にはそのパーツだけを購入する事はできません ので慎重に行いましょう 2、一時的にジョイスティックのようなパーツを取り外しながら行う方が良い場合もあります。 3、ナットなどはとても小さなパーツです。無くしてしまったパーツだけの販売はしていませんので注意深く行ってください。 4、インストラクションには一時的にマスキングテープなどでナットなどを仮止めする方法が紹介されています。間違いなくそれに従った 方が時間を短縮できると思います。 5、イライラしてしまうとつい力が入ってパーツを破損したり、なくしてしまいます。休憩しながらゆっくりのんびり楽しみながら、落ち着い て組み立てましょう。全部が組み上げられるととてもスムースで隠れたネジの意味も分かると思います。チャレンジしてみてください。 まずは全部のキャビネットパーツのプロテクトシートをはがしましょう。たくさんあるので頑張ってください。 Pi の電源はもちろんオフに、上図のような状態でパーツを一度外します。外さないで良いパーツもあるので上図で確認ください。 小さなドライバーがあるとパーツを外す場合に便利です。 ボタンのパーツからはナットとワッシャーだけを外しておきましょう。 黒いボタンを上から穴に通して、 裏側からワッシャー、ナットの順番でナットを締めます。強く締めすぎるとプラスチックが割れてしまいますので絶対に強く締めないでく ださい。手でほどほどに締めるだけで大丈夫です。パーツが割れるとそのパーツだけは購入できないので慎重に行ってください。 ジョイスティックとボタンの配置によって使用するパネルの部品が異なります。上図を参考にどちらの配置かを決めた上でパーツを選 択してください。もしジョイスティックを右側に配置させたい場合にはパネルの裏表を逆にしてください。 2つ赤いボタンを取りつけます。ナットは手で軽く締め付ける程度にしてください!強く締め付けるとプラスチックが割れてしまいま す!! このように完成するはずです。 一般的なマスキングテープです。これがあるとこの後のプロセスが格段に効率よくなると思います。 底面のキャビネットパーツに上の図を良く見て、2つの#4-40 1/2"スクリューを差し込みます。ねじをテープで固定しておきます。 ナイロンのスペーサーがある場合には、上図のようにセットします。 Piを固定します。SDカード側の向きに注意してください。 ナットを止めます。締めすぎないよう細心の注意を払ってください ジョイスティックをネジでパネルに止めましょう。2つのネジで対角に止めておくようにしてください。上図を参考に向きに注意して取り付 けてください。もしジョイスティックが使用していくうちに緩むようであればホットメルトなどでネジを固定すると良いでしょう。 PiTFTを小さな#2-56 スクリューとナットでパネルに固定します。小さいので無くさないように注意してください。部品だけの販売はでき ないのでくれぐれも無くさないように・・・。 スピーカーを固定します。今はボトムのネジは固定しないようにします。穴の位置だけ合わせて上のネジを止めておきます。 スピーカーが固定されました ディスプレイとスピーカーのパネルを上図のように合わせます。 ナットを図のように固定します。指で押さえて・・・ ドライバーで緩めに止めておきます。片側だけを止めます。 ジャンパーケーブルでジョイスティックとCupcadeボードを接続します。必ずGNDはGNDに、基盤上の表示を良く見て各々同じ色のケー ブルで接続してください。間違えるとPiが起動しませんので注意しましょう。Selは接続しないで大丈夫なので付属のワイヤーが3本し か無くても問題ありません。 ¢コインボタン (左) と 1P (右) ボタンのケーブルを対応するCupcadeのボードに差し込みます。 A/Bボタン(赤)のケーブルを上図のように先にパネルに通しておきます。 同じようにCupcadeボードのAとBと印字の場所にケーブルコネクターを差し込みます。 オーディオケーブルをヘッドホンジャックに差し込みます。ディスプレイをリボンケーブルで接続します。白いラインの向きに注意してく ださい。 Cupcadeボードをセットします。ヘッダーの向きに注意してください! “T-slot” と呼ばれる横に#4-40ナットを挿入して#4-40ネジを止めるのにはテクニックが必要です。以下の写真のようにマスキングテ ープでナットを固定すると効率が良くなりますので、是非行ってください。私は横着して手で抑えながら行ったのでナットは無くすわ、時 間はかかるわと痛い目に合いました。効率よく固定しながら行いましょう。以下の写真を観ながら確実に行いましょう。 8つのナットをテープで仕込みます。 部品を無くさないように注意しましょう! さてここからはパズルのようです。繰り返しですが力を入れ過ぎたり、無理に押しこむとプラスチックが割れてしまいますので、注意を して行ってください。慎重に休憩しながら、楽しんで組み立てましょう! 上のように各パーツを配置します。 ジョイスティックパネルとディスプレイのパネルを連結して、マスキングテープで仮止めしましょう サイドから2つのスクリューを止めていきます。ナットがずれないようにネジをあてていきます。ネジは強く締めないでください!遊びが ないとこの後の作業がしにくくなります。軽く止めておきます。 ネジがうまく止まったらマスキングテープを外しておきましょう。 更に写真のようにネジとナットを軽く固定していきます。 逆サイドのサイドパネルをはめ込みます。全ての凹凸をうまくはめ込むのは難しいのですが、力を入れ過ぎないようにしてください。全 てが合えばスポッと収まります。 ネジを止めていきます。 マスキングテープが残っていたら外しておきましょう。 もしUSBをWifiで飛ばすような場合にはここでセットしておきましょう。黒いボタンのパネルをセットします。左右パネルのネジがきついよ うでしたら調整しながら、くれぐれも無理に引っ張らないようセットします。 いよいよフィニッシュです。ナットやネジがキャビネットの中に落ちてしまうととても面倒ですので気をつけていきましょう!もし落ちてし まったらケーブルや基盤を傷つけないように注意して取り出しましょう。ネジなどをどうぞ無くさないようご注意ください。 ベースを止めているネジを緩めておきましょう。 端を少し持ち上げて・・・強く引っ張ると割れてしまいますので注意を! はめ込みます。無理せずに必要なら他の箇所のネジも緩めながら行ってください。 黒ボタンパネルの上のパネルもセットします。 トップ/サイドのネジを緩めます。 屋根のパーツをセットします。 写真のパーツをセットします。 ワイヤーを注意深く、綺麗に収まるように調整します。ワイヤーを抜いてしまわないように注意しましょう。 背面のキャビネットパーツをセットするために、ネジを緩めて遊びを作りましょう。 背面のパーツがセットできたら、SDカードをセットしましょう。 USBキーボードを接続したい場合には前面から接続できます。 2つの黒いボタンを長押しすればゲーム選択画面に、終了したい場合にはゲーム選択画面で再度長押しをして、haltメッセージが確認 できたら電源を抜くことができます。 これで完成です。 お疲れさまでした! もしCupcadeが起動しない場合には・・・? このインストラクションに沿って組み立てた場合には、これより以前にDRY RUNとして軌道を確認しているはずです。 まず以下を再確認してみましょう ・Cupcadeボードの下側などに金属片などがありショートさせていませんか? ・CupcadeボードのヘッダーはPiTFTディスプレイと正しい向きで接続されていますか?向きを確認してください。ピンが折れたりしてい ないかも確認します ・ケーブルのいずれかが抜けていませんか?ジョイスティック周りはどうですか?ケーブルの接続箇所は正しいですか? ・SDカードは正しい向きで、正しく刺さっていますか? NES Emulation ボーナスでNES エミュレーションが用意されているようです。 これは横型のディスプレイ設定のみで使用できます。(縦設定では使用できません) NESサポートのSDイメージは、すでにお手持ちのSDカードに入っているか、または以下のアドレスでAdafruitが配布しているようです。 http://adafruit-download.s3.amazonaws.com/cupcade-5-13-2014.img.zip *弊社ではNES Emulationに関しては動作未確認、ノーサポートです。
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