資料 - 笹川スポーツ財団

日本を繋ぐマラソンサーキット
HITOTSUBASHI
UNIVERSITY
∼地方が元気になる走です∼
そう
廣田祥平
岡本ゼミナール・チームA 花岡勇佑
植野翔太
中村紗希
細田恵梨
はじめに
Pg.1
1. Introduction : 国内観光の現状
2. Situation :
注目を浴びる地域活性化
3. Problem :
地方格差の現状
4. Solution :
連動したシステム作り
5. Suggestion : マラソンのサーキット化
HITOTSUBASHI
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Introduction ~緒言~
Pg.2
S
P
S
S
GDPに基づいた
世界からの注目度
国内観光に基づいた
自国への関心度
出典:worldmapper.org
HITOTSUBASHI
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Pg.3
Introduction ~緒言~
S
P
想定される観光の現状
S
S
再生期
・海外から日本への観光☞成長期
・日本から海外への観光☞成熟期
成熟期
成長期
・日本における国内観光☞再生期
海外への観光者数
海外からの観光者数
国内の観光者数
18
13.5
成
長
9
率4.5
0
1960
1965
1970
1975
1980
1985
1990
1995
2000
2005
2010
(出典:観光白書2013)
HITOTSUBASHI
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I
Pg.4
Situation ~現状~
P
S
S
再生期を迎えた国内観光市場に対して国は…
メディアでも
地方
や
名産品
ラ
ャ
キ
る
ゆ
ご当地
を紹介する機会が多くなった
アンバサダ
ー
地方創生
地域活性化に向けたプロモーション例
相
HITOTSUBASHI
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I
S
東京
北海道
大阪
静岡
長野
神奈川
千葉
沖縄
京都
福岡
愛知
兵庫
福島
新潟
宮城
群馬
栃木
三重
広島
熊本
石川
山梨
岩手
鹿児島
長崎
大分
山形
岐阜
城
岡山
滋賀
愛媛
青森
山口
和歌山
埼玉
福井
富山
秋田
香川
宮崎
鳥取
佐賀
高知
島根
徳島
奈良
Pg.5
Problem ~問題~
S
S
「都道府県別宿泊者数」
歴史的所以のある土地
RICH source
格差が存在する
地方にも
POOR source
観光資源に乏しい地域
0
1000
2000
3000
出典:観光庁(宿泊旅行統計調査)
4000
(万人泊)
HITOTSUBASHI
UNIVERSITY
I
Pg.6
S
Problem ~問題~
S
事例と傾向:ゆるキャラ
独立性
成功可能性
持続性
参加数
投票数
優勝
2010
170体
24万票
ひこにゃん
2011
349体
333万票
くまもん
2012
865体
659万票
バリィさん
2013
1580体
1743万票
コーすけ
出典:http://www.yurugp.jp
S
HITOTSUBASHI
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I
S
Pg.7
P
それぞれが独立している
Solution ~解決法~
S
HITOTSUBASHI
UNIVERSITY
I
S
Pg.7
P
Solution ~解決法~
それぞれを連動させる
そんなシステムの提案
S
HITOTSUBASHI
UNIVERSITY
I
S
Pg.8
P
S
Suggestion ~提言~
日本各地を走って繋げる
マラソンのサーキット化
を提言します
HITOTSUBASHI
UNIVERSITY
I
S
Pg.9
P
S
Suggestion ~提言~
日本を走ることで
北海道
地域を活性化させる
新潟
岩手
大阪
宮崎
東京
マラソンのサーキット化
スポーツ 地域活性
HITOTSUBASHI
UNIVERSITY
I
S
Pg.9
P
S
Suggestion ~提言~
「サーキットとは何か」
北海道
全国に存在する様々なマラソン大会をエリ
アやテーマごとに分類し、似通った、ある
いは関係性のあるいくつかのマラソン大会
を一つのリーグとして繋げたシステム
新潟
岩手
大阪
宮崎
東京
マラソンのサーキット化
スポーツ 地域活性
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Pg.10
What WhomHow How
W
Why
hy~なぜマラソンなのか~
~なぜ~
Why?
どうしてマラソンなの??
Who
HITOTSUBASHI
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Pg.11
What WhomHow How
W
Why
hy~なぜマラソンなのか~
~なぜ~
W
Who
ho
なぜマラソンに注目したのか?
最近走る人が増えているから!
全体
男性
女性
2450万人?
14(%)
14
12
12
10
10
88
66
44
675万人
22
00
1009万人
13
20
12
20
(出典:笹川スポーツ財団)
10
20
08
20
06
20
04
20
02
20
00
20
98
19
マラソン人口推移グラフ
3倍
10.7倍
東京マラソンに見る
ランニングブーム
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What WhomHow How
W
Why
hy~なぜマラソンなのか~
~なぜ~
流行っている理由
低い参入障壁
・いつでも始められる
・必要な装備が少ない
・お金がかからない
・何歳からでも始められる
・練習場所が多い
Pg.12
W
Who
ho
HITOTSUBASHI
UNIVERSITY
Pg.13
What WhomHow How
W
Why
hy~なぜマラソンなのか~
~なぜ~
新規
マラソン人口増加
マラソン大会の多様化
W
Who
ho
「体を動かす
楽しみ」
従来
「娯楽」
「結果を出すもの」
家族参加/若者の増加
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Why
How ~どうマラソンを繋げるか~
Pg.14
Who
How?
どうやってマラソンを繋げるの??
HITOTSUBASHI
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Why
Pg.15
How ~どうマラソンを繋げるか~
マラソンの要素抽出
Who
ターゲット層
既存のランナー層
・フルマラソン経験のある人
タイ
・大会参加経験のある人
・普段から走っている人
・ライト層ランナー
・競技性
・走ることの爽快感
・エンターテインメント性
NOTランナー層
・観光好きな人
・イベント好きな人
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Why
Pg.16
How ~どうマラソンを繋げるか~
都道府県マラソンなどの
Who
アドバンスリーグ
有名マラソンから
Advance League
内容:
都市マラソンなどの有名な大きな大会から、
全国にある中規模のフル/ハーフマラソン
大会に人を流す。
ターゲット:
普段から走っている人や、マラソン大会に
参加した経験がある人。「競う」マラソン
と「楽しむ」マラソンを提供する。
モチベーション:
各地に存在するまだあまり知ら
れていないマラソンへの移行
完走賞のメダル授与で、コレクター欲を刺
激する。様々な大会に参加することによる
達成感と充実感。
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Why
Pg.17
How ~どうマラソンを繋げるか~
Who
チャレンジリーグ
1回目
2回目
3回目
5km
10km
12km
G
徐々に距離が長くなっていく
O
A
L
Challenge League
4回目
21.1km
5回目
42.195km
内容:
距離の異なる大会に継続的に参加すること
で、自信と体力を身につけ最終的にはフル
マラソンにチャレンジしてもらう。
ターゲット:
普段からジョギングなどはしているけれど、
大会に参加したことがない人。走りたいと
は思うけれどなかなか勇気が湧かない人な
ど。
S
TA
R
T
距離が短くエンターテイメント
性の高い大会から始め、最終的
にはフルマラソンを完走する
モチベーション:
徐々に走ることの出来る距離が伸びていく
達成感。自分に合った大会を選ぶことが出
来る。
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Why
Pg.18
How ~どうマラソンを繋げるか~
Who
ファンリーグ
Fun League
内容:
「競う」ことよりも「楽しむ」ことに特化
した各地の大会を繋げ、走りながら景色や
グルメを堪能してもらう。
ターゲット:
イベントや、観光が好きな人。ジョギング
は好きだが、フルマラソンのような競技性
は求めていない人。
モチベーション:
景色や食べ物を楽しみ
人とのふれあいを楽しむ
大会に参加することでもらえる参加賞や、
楽しみながら走れるというイベント要素。
走った後に観光することができ、家族でも
気軽に参加できる。
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Why
Pg.19
How ~どうマラソンを繋げるか~
Who
予定表 2014 ver.
① 3月30日 湯河原オレンジマラソン 3 10km
② 5月4日 日本一山香エビネマラソン 2 ハーフ
③ 7月26日 わかさぎマラソン 2 ハーフ
④ 9月19日 大阪城公園ナイトラン 5 10km
⑤ 11月1日 南魚沼コシヒカリRUN
6km x 4
3
・それぞれのサーキットは複
数個の異なる大会で構成され、
参加者は一つのサーキットを
数ヶ月から数年かけて周る。
5
2
4
1
ファンリーグ
Fun League
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Why
How ~どう地域活性化に繋がるか~
Pg.20
Who
How?
どう地域活性化に繋げるの??
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Why
Pg.21
How ~どう地域活性化に繋がるか~
Who
地域活性化を促すために…
マラソン大会
となるのは交流人口
人を地方に呼び込む
宿泊、観光、レジャー
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Pg.22
How ~どう地域活性化に繋がるか~
Why
Who
マラソン大会による経済波及効果
いぶすき菜の花マラソン
大会参加者:県内5,600人
県外7,600人
大会参加者の宿泊日数
県外
2泊
3,700
県内
1泊
7,500
1泊
5,100
地域経済効果 8億円
消費支出額
5億5600万円
一人当たりの観光消費額
県外宿泊観光客
27,000円
県内宿泊観光客
12,500円
県内日帰り観光客
2,700円
日帰り
10,100
出典:マラソン大会の経済効果 日本銀行鹿児島支店
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Why
Pg.23
How ~どう地域活性化に繋がるか~
Who
サーキット同士の繋がり
チャレンジリーグ
ファンリーグ
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Why
How
Pg.24
Who ~どの団体が管理するのか~
Who?
どう地域活性化に繋げるの??
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Why
How
Pg.25
Who ~どの団体が管理するのか~
参加者誘致
情報発信
機関誌発行
提言先必要事項
サーキット施行
各地大会との連携
リーグ管理・運営
パスポートの
発行や完走賞
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Why
How
Pg.26
Who ~どの団体が管理するのか~
提言先:株式会社アールビーズ
情報サービス
出版
大会・イベント
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Pg.27
全体のまとめ ~マラソンのサーキット化~
まとめ
私たちの提言をおさらい
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Pg.28
全体のまとめ ~マラソンのサーキット化~
国内には大小様々なマラソン大会が存在している
マラソン大会をそれぞれの要素
に分類しサーキットを組む
マラソン大会が繋がることでシス
テムとして日本各地を連動させる
多様なマラソン大会から自分の
趣向にあった大会を見つけやす
くなる
趣味・好みによってランナーが
サーキットと大会を選んで走り
出す
サーキットによってできた人の流れが地域活性化に貢献する
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Pg.29
Future Plans ~将来への展望~
夢は大きく!!
マラソンが作る人の輪を世界に広げたい!
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Pg.30
Future Plans ~将来への展望~
想定される観光の現状
再生期
・海外から日本への観光☞成長期
・日本から海外への観光☞成熟期
成熟期
成長期
・日本における国内観光☞再生期
海外への観光者数
海外からの観光者数
国内の観光者数
18
13.5
成
長
9
率4.5
0
1960
1965
1970
1975
1980
1985
1990
1995
2000
2005
2010
(出典:観光白書2013)
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Future Plans ~将来への展望~
海外のランナーたちを日本に呼び込む..
メリット
・国内に比べ、海外からの観光
客の方が観光消費額が大きい
・新たなマラソン人口が流入す
ることにより、サーキット全体
のスケールアップが望める
Pg.31
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Pg.32
Future Plans ~将来への展望~
足がかりとなるのは
日本に次ぐマラソン大国
台湾
・台湾のマラソン人口密度は世界一
・すでにNAHAマラソンとの交流がある
・親日家が多く、日本へのリピート観光客が多い
ご清聴ありがとうございました
一橋大学
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http://www.worldmapper.org 世界地図
http://www.mlit.go.jp/kankocho/ 観光庁
http://www.jata-net.or.jp 日本旅行業協会
http://www.yurugp.jp ゆるキャラグランプリ
観光白書
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I
S
Pg.7
P
Solution ~解決法~
を連動
独立させる
している
それぞれが
そんなシステムの提案
S
HITOTSUBASHI
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I
S
Pg.9
P
S
Suggestion ~提言~
「サーキットとは何か」
日本を走ることで
北海道
全国に存在する様々なマラソン大会をエリ
アやテーマごとに分類し、似通った、ある
いは関係性のあるいくつかのマラソン大会
を活性化させる
を一つのリーグとして繋げたシステム
地域
新潟
岩手
大阪
宮崎
東京
マラソンのサーキット化
スポーツ 地域活性
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Future Plans ~将来への展望~
海外のランナーたちを日本に呼び込む..
メリット
・国内に比べ、海外からの観光
客の方が観光消費額が大きい
・新たなマラソン人口が流入す
ることにより、サーキット全体
のスケールアップが望める
Pg.31