別紙姫路工業倶楽部ＯＢ人材による産業活性化プラン（案） 2014年11月4日兵庫県立大学産学連携・研究推進機構長野寛之プラン要旨 • 姫路工業大学卒業生で企業を退職された方々に対して希望者を募り、兵庫県下の中小企業を中心に技術相談を行い、産業の活性化を図る • 技術相談の費用は、中小企業庁の支援事業である「ミラサポ」を活用し、技術相談3回までは国に費用を負担してもらう • 同時に、姫路工業倶楽部会員企業にも同様のサービスを行うことで、姫路工業倶楽部の活動活性化にも寄与する（ただし国からの補助は中小・小企業に限られる）背景と課題 • 兵庫県立大学産学連携・研究推進機構に寄せられる技術相談は中小企業が多い • しかし、中小企業のニーズは実務的課題が多く、大学教員では十分に対応できていないケースがある • 中小企業からは、大学は高度な学術研究でないと対応してくれない（敷居が高い）という評価を受けている • 一方で企業のＯＢが多いコーディネータで対応できる案件は多い（大阪府立大学の例） • 姫路工業大学は、兵庫県を中心とした産業界に多くの人材を輩出しており、上記ニーズに対応できる人が多い • 姫路工業大学ＯＢには、企業を定年退職し、企業で培われたスキルを活かして、社会貢献したいと考える人は多いと推測される課題解決の枠組み（案） • 兵庫県立大学産学連携・研究推進機構、姫路工業倶楽部が中心となって、姫路工業大学ＯＢと企業のマッチングを行う • 継続的なコンサル契約はＯＢ個人と企業にお願いする登録中小企業庁ミラサポ事務処理機関（パソナ）推薦登録ただし中小企業地域プラットホーム姫路商工会議所またはひょうご産業活性化センター登録技術相談料最大3回まで（5千円/Ｈ最大3万円/日）構成機関要請・派遣兵庫県立大学産学連携・研究推進機構専門家名簿共有姫路工業倶楽部登録依頼姫路工業大学ＯＢ支援機関・金融機関年3回まで利用可能兵庫県中小・小企業ミラサポ • 正式名称：中小企業・小規模事業者ビジネス創造支援事業 • 事業主体：中小企業庁 • 事業内容： ① 中小企業・小規模事業者向けポータルサイト運営・国や公的機関の支援情報・支援施策を提供・経営の悩みに対する先輩経営者や専門家との情報交換の場を提供 ② 中小企業・小規模事業者への専門家派遣 • 平成25年7月よりスタート • 予算：平成25年度４８億円平成26年度継続中